中島高校は、能登鉄道の能登中島駅で下車、徒歩3分の高台にあります。
 岬山台と名付けられた高台に建つ校舎からの眺めは絶景で、七尾西湾が眼前に広がり、能登島大橋の向こうには、雄大な立山連峰を望み見ることができます。まさに風光明媚な環境の中で、青雲の志をはぐくんで学んだ幾多の俊才たちは、卒業後、各方面で活躍しています。

 校歌は、昭和44年に地元の歌人金崎権理氏が作詞されました。歌詞には、風光明媚な高台からの眺めが詠み込まれ、そんな環境の中で若い情熱を燃やし励む若人のようすを七五調のしらべに乗せて歌われています。


中島高校は、昭和44年に設立されたました。石川県内では、伝統の浅い学校の中に入ります。しかしながら、創立当時の教職員や生徒たちの意気は高く、七尾鹿島地区の中堅校として、その存在を県下に知らしめる活躍や業績を残しました。
 教育目標は、創立当時ののままですが、今見ても、古くさい感じはしません。教育の本質は不変です。
教 育 目 標
努力  (一)自ら学ぶ意欲を養い、不断の努力によって知性を磨く。
誠実 (二)豊かな心を育て、誠実・清純な気風を養う。
鍛練 
(三)部活動に励み、健全な心身の鍛錬を図る。

中島高校は、昭和44年に七尾高校から独立して単独校となりました。中島高校独立は、地元の熱い高校誘致運動によるものです。以来、本校は、地域の高等教育機関として、町民の熱い声援を受けながら、教育的な付託に応えてきました。
  そして、新学習指導要領が平成15年度から本格実施される現在、新しい教育方法を求めて、日本では数少ない「演劇コース」を立ち上げました。
  中島高校の新しい試みにご注目ください。
昭和38年 4月 1日 石川県立七尾高等学校中島分校として開校
昭和43年 3月12日 校舎を現在地に移築
昭和44年 3月31日 体育館(830.97u)落成
昭和44年 4月 1日 校名を石川県立中島高等学校と改め、独立高校となる
昭和45年 4月 1日 全日制普通科1学年約180名となる
昭和47年 2月22日 特別教室棟落成
昭和48年 6月 1日 管理棟落成
昭和53年11月11日 創立15周年(独立10周年)記念式典を挙行
昭和54年 1月23日 第2体育館落成
平成 5年11月 6日 創立30周年記念式典を挙行
平成12年 4月 1日
  演劇コース新設
平成13年10月    無名塾ロングラン公演「ウィンザーの陽気な女房たち」に出演
平成14年 6月      第1回卒業公演「夏の夜の夢」上演
平成15年 6月29日   創立40周年記念式典挙行
        同 日    第2回卒業公演「センポ・スギハァラ」上演
平成16年 6月13,14日 第3回卒業公演「十一ぴきのネコ」上演
平成17年 6月24,25日 第4回卒業公演「銭湯は踊る」上演
平成18年 7月14,15日 第5回卒業公演「天空の彼方へ」上演 本校酒井藤雄教諭 作