芭蕉堂(黒谷橋たもと)

 「奥の細道」の旅の疲れをとった芭蕉は、黒谷橋付近を散策し、「この川の黒谷橋は絶景の地なり。行脚の楽しみここにあり。」と絶賛した。
 明治43年(1910)芭蕉をしたう全国の俳人たちによって芭蕉堂が建てられ、芭蕉像が安置された。
 付近には、芭蕉堂碑文(芭蕉堂建立の理由を記す)、酔月(大辻恒雄。山中の俳人。現在の芭蕉堂は昭和29年に移築されその記念に句碑を建立した。)の句碑、桃妖(とうよう:芭蕉逗留の宿、和泉屋の若主人久米之助。)の句碑、渡辺萎文(金沢の俳人。蕉風俳譜の最後の人。芭蕉堂建立の発起人。)の句碑がある。

人 聲 は 橋 の ほ と り や 夏 の 月 酔月
 た こ                    ゆくへ
紙 鳶 き れ て 白 根 ヶ 嶽 を 行 方 か な 桃妖
 
ほ と と ぎ す 川 音 高 う な り に け り 渡辺萎文

芭蕉堂 芭蕉堂碑文
酔月の句碑 桃妖の句碑 渡辺萎文の句碑

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