よしのや依緑園向(山中町南町)

湯 の 名 残 今 宵 は 肌 の 寒 か ら む

 奥の細道の途次、芭蕉は山中温泉で八泊し、その滞在中温泉に浴し、
    このところは扶桑三の名湯のその一なりと
    まことに浴する事しばしばなれば 皮
    肉うるほひ筋骨に通りて 心神ゆるく
    偏に顔色をとどむるここちす

と称讃している。この句は山中を去るに当たって宿の主に書き残したもので、柞原集にも載せられている。

よしのや依緑園向 芭蕉句碑

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