芭蕉はいつ旅をしたのでしょうか


1689年の5月に江戸(東京)を出発し、約150日間(5ヶ月)かけて、東北地方や北陸地方をまわる2400Kmの旅をしました。芭蕉46歳のときです。


芭蕉の住んでいた家は「芭蕉庵」(ばしょうあん)とよばれ、江戸(東京)の深川(江東区深川)にありました。
写真は、その芭蕉庵があったといわれるところで、「芭蕉庵跡」の石碑と、これから旅に出る芭蕉像があります。
芭蕉は、出発の日、「行く春や鳥啼き魚の目は涙」という句をよんでいます。
過ぎゆく春をおしんで、人間だけでなく鳥までも鳴き、魚の目も涙でうるんでいる。今、旅に出る私どもを囲み、みんなで別れをおしんでくれた。
という意味です。
芭蕉は、深川から墨田川を舟でのぼって千住(足立区)という宿場でおりて、そこから旅に出ました。
芭蕉の弟子が別れをおしんで、最後まで見送ってくれたことが、上の句から想像されます。

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