あえのこと
   






もてなす


 12月に家にむかえた田の神を送り出す2月9日の様子です。
 主人は正装(せいそう)し、田の神夫婦を山海の幸やお酒でもてなします。
 最近、このような田の神様に対する毎日のもてなしの大変さから、「あえのこと」を受けつぐ人が少なくなり、以前は奥能登全域で多く見られましたが、今では数軒(すうけん)が行うだけになっています。





田に送り出す

 2月9日に田の神に食事をしてもらった後、神様の手をひいて田へとみちびきます。
 神様は目が不自由で、主人は気をつけながらゆっくりと進みます。田につくと、主人は田にクワを入れ、今年の豊作をお願いします。
 この行事は天気に関係なく行い、雪が積もっているときは雪よけをしてから行います。





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