ユニバーサルデザインをかんがえた
くるま




乗り降(お)りしやすいオープンドア

この車は、助手席側のドアと後のドアの間の仕切り板がありません。
実は、ドアの中に組み込まれているのです。
そのため、前のドアと後のドアを一緒に開けると幅(はば)が大きく広がり、乗り降りが楽です。







欲しいところにお助けグリップ

乗る時、乗っている時、降りる時、手をのばせば、いろいろなところに体の動きを支(ささ)えてくれるグリップがあります。
天井(てんじょう)も高めになっており、どんな人も乗り降りが楽です。








車の中はいつも気持ちいいシート

車のシートはアトピーの人や肌(はだ)の弱い赤ちゃんでも、安心な素材で作られています。
エアコンもセンサーで感知(かんち)し、乗っている人がいつも気持ちいい温度にしてくれます。








ワンタッチレバーでさらに広い空間作り

助手席や、後ろの座席(ざせき)は、それぞれ、たたんだり広げたりすることができます。
これによって、使う目的に合わせて車の中を自由に使うことができます。








だれでも運転しやすいハンドル

ハンドルが丸ではなく、だ円になっています。
この工夫で、ひざとハンドルの間によりすき間ができ、乗り降りも楽になります。









使いやすい場所と分かりやすい表示

シフトノブは、運転中にしぜんと手がいくところにあり、操作(そうさ)がしやすくなっています。
パネルの表示も、英語や記号でなく、だれにでも分かる日本語とイラストで表されているので、安心です。








運転者の視線(しせん)に合わせた見やすいメーター

ハンドルの奥で見にくかったメーターを前方のななめ上に取り付けることで、運転するときの視線の移動を少なくし、安全性を高めています。
だれもが見やすさを感じる、すっきりしたメーターのデザインです。








人と地球にやさしいクルマづくり

歩行者をはねてしまう事故。
そんな万一の事故の場合、少しでも歩行者の衝撃(しょうげき)を軽くするため、ボンネットがへこむ構造(こうぞう)になっています。
車のプラスチック部品にも、とうもろこしなどから作る再生可能なプラスチックを使っています。