たいこづくり




丸太を切る

チェンソーで大きな木を切ります。
できるだけ無駄(むだ)がないように考えて切ります。










胴(どう)の内側を削(けず)る

大太鼓(おおだいこ)を作るときは、人が中に入って削ったり、磨(みが)いたりすることもあります。
くりぬいた部分で小さな太鼓を作ることもあります。










表面を磨(みが)く

表面をていねいに磨きます。
木の根元のほうが木目の柄(がら)が複雑(ふくざつ)で、美しい太鼓ができます。









胴を乾燥(かんそう)させる

3〜5年もの間、温度や湿度が一定に保たれた倉庫に保管されます。










皮を張り、音を確認(かくにん)する

カンナをかけて厚さをそろえた牛の皮を仮に張り、引っ張りながら音を確認します。
たたきながら手のひらで振動(しんどう)も確認します。








鋲(びょう)を打つ

鋲を手で打っていきます。
1本1本の間隔(かんかく)が等しくなるように気をつけます。









太鼓の完成

太鼓が完成しました。
太鼓には長胴(ながどう)太鼓、桶胴(おけどう)太鼓、つけしめ太鼓など、さまざまなものがあります。