ひゃくまんがんのいわ




河原に見られる大きな岩

 白峰村(しらみねむら)から白山へ向かう途中の河原に、とても大きな岩があります。









百万貫(ひゃくまんがん)の岩

 百万貫の岩と呼ばれ、高さ約15メートル、幅23メートルあり、重さは約百万貫(約3750トン)以上と推定(すいてい)されています。
石川県の天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定されています。









土石流で流されたきた百万貫の岩

 手取川の最上部(さいじょうぶ)では、白山の火山活動の影響(えいきょう)で大規模(だいきぼ)な崩壊(ほうかい)や地すべりが進んでいます。
このため、大雨や雪どけ水が大量に流れ込むと、土石流の発生する危険(きけん)があるのです。
百万貫の岩は、昭和9年の災害(さいがい)のときに上流から流されてきたものです。