かんたくちでみられるとり




トビ

ピーヒョロヒョロピョロと鳴き、飛びながら鳴くことが多いです。
地上や水面にえさを見つけると、急降下(きゅうこうか)して足でさらいます。
主に死んだ動物の肉を食べますが、ネズミ、ヘビ、カエル、ミミズ、鳥などの生きている小動物も食べます。
 





ムクドリ

 体長24センチメートルの大きさの鳥で、全体に黒褐色(こっかっしょく)です。
地上を歩きながら、草の根のあたりやかれ草の間から昆虫(こんちゅう)を探(さが)してえさにしたり、木の実も好んで食べます。
ジャージャー、ギュルギュルなど色々な声を出し、春先には複雑(ふくざつ)な声でさえずります。
 





ツバメ 

チュビ、ツピィと鳴きます。種子島(たねがしま)以北(いほく)の日本全土に夏鳥として渡(わた)ってきます。
一時期、農薬(のうやく)使用の影響(えいきょう)で数が少なくなりましたが、だんだん回復(かいふく)しています。
夏の日がくれる時刻(じこく)には、干拓地(かんたくち)のアシ原のねぐらには3万羽を越えるツバメが集まってきて空をおおいつくします。
冬はフィリピンで越冬(えっとう)することが確認されています。
 




コチドリ

 全長16センチ。スズメより少し大きく、目の周りの黄色い太い輪が目立ちます。
ピオ ピオ、ピューピィーと鳴きます。砂地を走って急停止(きゅうていし)し、思いがけない方向にくちばしをつき出して虫をとり、走る方向を急に変えて進むので、ジグザグに進むように見えます。
ぬれたどろの表面を片足でたたいて虫を追い出して食べることもあります。
 


  



スズメ

 チュッ チュッ、チュンチュンと鳴きます。チリッチョン チリッチョンなどとさえずったりします。
巣づくりは人家(じんか)の屋根(やね)やかべのすき間、木の穴などでわらくずを使って直径10センチメートルほどのものをつくります。卵の数は4〜8個で1日に1個ずつ産みます。卵はメスとオスが交互(こうご)にあたため、約13日で巣立ちます。






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