かたのかもいけ




自然が残された片野(かたの)の鴨池(かもいけ)

 手つかずのままの自然が残されている鴨池(かもいけ)には、毎年たくさんの野鳥がやってきます。
遠くでは水鳥たちがえさを食べたり、休んでいる姿が見られます。








まわりのようす

 鴨池のまわりの田んぼには、トンボやチョウが楽しそうに飛びまわっています。












池のほうから見た観察館(かんさつかん)

 山や植物に囲(かこ)まれた観察館です。
水草の上にはトンボがたわむれています。












国際的(こくさいてき)に重要(じゅうよう)な場所

 ラムサール条約って知っていますか? 
鴨池は1993年6月10日に日本では他の4ヶ所とともに、ラムサール条約に登録されました。


※ラムサール条約・・・特に水鳥の生息地(せいそくち)として国際的に重要な湿地(しっち)に関する条約のこと。





レンジャーの方からのお願い

 鴨池にはいないはずのアライグマの出現(しゅつげん)により、鴨池にすむ生き物が変化しています。
アライグマはペットとして飼(か)われていたものが放(はな)されたと考えられます。
アライグマによって、野鳥のえさとなる小動物が減(へ)ってきています。






観察館(かんさつかん)から望む鴨池

 野鳥がえさを取りやすいように、一部の水草が刈(か)り取られています。