かしまのふうりょくはつでんしょ




鹿島少年自然の家・風力発電所

 標高428.7メートルの位置に設置されています。
風車の高さは38メートルで、羽根の直径は42メートルです。
風力発電施設がある山頂は、年間に1秒間平均で4.8メートルの風が吹き、1年間で一般家庭230戸分の電力を発電しています。
火力発電所による排出量(はいしゅつりょう)で換算(かんざん)すると、年間145トンの二酸化炭素の排出が削減(さくげん)されていることになります。




鹿島少年自然の家にある発電パネル

現在の風速と発電量を表示するパネルが、鹿島少年自然の家の玄関ホールに設置(せっち)されています。
羽根が回転していても、風力が弱いためか、発電量がゼロになっています。









落雷によって脱落(だつらく)した羽根

 平成14年1月、落雷のために羽根が破壊(はかい)されてしまいました。
最も傷(いた)みが少なかった羽根を鹿島少年自然の家の前に展示(てんじ)してあります。
風力発電には、年間を通して強い風が吹いていることが必要です。
しかし、冬に雷が多い北陸では、落雷による被害(ひがい)も多いのです。