なみのようす




広がって進む松任(まっとう)海岸の波

 防波堤(ぼうはてい)のすき間から打ち寄せる波が円形に広がっています。
実は光も電波(でんぱ)も、せまいすき間を通ると、このように広がって進ます。
じっくりと自然を観察すると、このような法則(ほうそく)が見えてきます。






まっすぐに打ち寄せる千里浜(ちりはま)海岸の波

 海岸と平行(へいこう)に波が打ち寄せています。
今打ち寄せている波の波面(はめん)の無数の点から円形に広がる波が、次に打ち寄せる波をつくっているのです。
自然はこうやって人間に法則(ほうそく)を教えてきたのです。







海浜有料道路に打ち寄せる白尾(しろお)海岸の波

 白尾海岸では海浜有料道路(かいひんゆうりょうどうろ)に平行に波が打ち寄せています。
これを景色(けしき)として見すごさず、自然の法則を読み取ってください。
高校では「ホイヘンスの原理」として習います。