指導する先生方へ


 このホームページは、環境教育に関する学校教育の成果をもとに製作した。以下に研究概要を示す。

1 研究課題  『環境に対する道徳性の育成』〜ボランティア精神の高揚〜

2 主題設定の理由
 本校の全教育活動の基盤には、常に、人間の生き方に関わって生徒の本質を高めていこうとするねらいがある。「人間としての生き方の指導」つまり「道徳教育」が、そこにはある。さらに、道徳教育を狭義に捉えるのではなく、全教育活動・生徒の活動全体として捉え、生徒の心の成長を見出すことができるあらゆる活動(教科・特別活動・PTA活動・地域活動・環境教育・人権教育・エイズ教育・ボランティア活動等)に目を向け、道徳的心情と道徳的実践の関わり(相乗効果)を、より高めようとしている。道徳教育を軸とした、クロスカリキュラム的(横断的・総合的)取り組みのなかで、認識と実践の結合をめざしているのである。
 「環境教育」への取り組みも、こうした道徳教育の基盤がその背景にある。環境に関わる活動に取り組む場合でも、道徳的視点から、生徒個々の心に訴え、生徒自らが、自発的に、問題意識を持ち、取り組んでいく姿勢を形作っていこうとしているのである。自然環境のみならず、社会環境の整備・向上へ目を向け、身近な学校や地域の問題から地球規模へと内面的成長ができることをねらいとしているのである。それが取りも直さず、今日的な課題に迫るものと考えられるのである。
 このように、「環境」という問題を捉えるにしても、自己のあり方を見つめ、周囲との関わりを考え、自然や美しいものや人間の力を超えたものに畏敬の念を持ち、社会の一員としての自覚を高めていく必要がある。人間としての生きる自覚、すなわち、豊かな心を育む必要性がある。価値観の多様化、複雑化した現代の社会において、道徳的な視点をもって、「環境」を捉えていかなければならないのである。それゆえ、本研究主題を『環境に対する道徳性の育成〜ボランティア精神の高揚』とした。

3 目的
 道徳的観点のもと、「環境」(自然環境・社会環境)に対して、生徒個々が、自己と周囲との関わりに目を向け、自ら進んで、より良い学校環境の創造に寄与し、さらに、自己の所属する地域や社会の一員として、豊かな自然や郷土の伝統や文化を守り育てようとする意志と態度を養うことを目的とする。


ホームページ作成にあたり参考・引用した文献

研究紀要第104集「環境教育指導資料」(1997)小松市教育研究所

「石川県の海辺におけるごみのメッシュ調査報告書」(1996)石川県理科研究協議会、石川県教育センター、クリーン・ビーチいしかわ実行委員会


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