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指導する先生方へ(児童用ページの関係資料)
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上町小学校の環境教育〜いのちの大切さを学ぶ環境教育〜
1 学校研究の主題
豊かな心で、自ら考え、行動する子の育成
〜環境教育を通して学ぶいのちの大切さ〜
2 環境教育で育てたい力
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3 環境教育の全体構想
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学校の近くにある環境を生かして
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◎ 学校周辺の環境を生かして
私たちの学校は「星空とブルーベリーの里」柳田村の中央部に位置しています。
金沢から珠洲へ向かう幹線道(能登有料・珠洲道路)沿いの上町交差点脇にあります。
能登空港が建設中で団地造成計画もあって、躍動感にあふれています。
校区内には四季の植物あふれる植物公園や、一晩中星の観察ができる施設「満天星」。
ヤマメも住んでいるきれいな「上町川」そして、柳田村特産品のブルーベリー栽培が
盛んな地区です。
このような、豊かな自然の中にある環境を生かして、子どもと先生のみならず、
家族や校区の皆さんの協力を得ながら環境教育に取り組んでいます。
◎ 児童会活動などでの取り組み
本校児童は、図書、保健、放送、体育の4委員会のいずれかに所属し、毎日の清掃を
はじめとして、一人一鉢の菊作り、バードハウスの世話、学校花壇の移植から水やりなど、
日常的活動を含め、様々な体験活動を縦割りグループの利点をいかしつつ活動している。
これらの活動を通して、児童自身の環境に対する意識やアプローチも徐々に変化しつつある。
ここでは、その中でも児童に好評であったエコマーク集会の様子を掲載した。
本文中にもあるように、昨年度から、この集会をきっかけにして玄関でのトレー回収が行われる
ようになった。
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豊かな体験(春)
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◎春の自然探検遠足
ねらい
春の自然を感じる、集団行動を学ぶ。
取り組みの様子
6年生が修学旅行のため、1〜5年生で行っている。
例年、中心となる行事を一つと、縦割りによるバーベキューをしている。
今年は「ネイチャーゲーム」をして、春の自然を感じてきた。
昨年は、ALTのアンガスさんを招待して、スコットランドのゲームを楽しみながら国際交流をした。5年生が最上級生として下級生の世話をする場面がみられた。
ネイチャーゲームとはどんなことをするのですか?
・野外で風の音を気持よく感じたことがありますか。
・木の中を流れる水の音を聞いたことがありますか。
ネイチャーゲームとは
野外的なプログラムとして、1979年にアメリカのジョセフコーネルさんが初めて紹介したのです。簡単なゲームとして、五感を使い自然とふれあい、自然と一体感を得ることができます。子どもはもちろん大人や家族連れで楽しめるゲームもたくさんあります。
◎「EMぼかし」を使った肥料づくり
ねらい
・給食の野菜ゴミが土(肥料)になるんだ。
・身の回りのゴミを少なくしよう。
取り組みの様子
家から出た生ゴミを集め、EMぼかしをかけて、自分達で土を作る。その土を学級農園の土や肥料として使った。トマトやキュウリが豊作であった。
(写真はEMぼかしを花だんに運んでいるところ。)
この土は、菊づくりの用土に使って、きれいな花も咲かせた。
(豊かな体験[秋]のページを参照)
授業での取り組みとしては、
第2学年の主として生活科「土からの贈り物」という単元で実施した。
EMぼかし
琉球大学農学部教授の比嘉照夫(ひがてるお)氏が提唱した「EM技術」によって全国に普及してきた。
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生ゴミ処理
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家庭から出た生ゴミを、このEMの技術を活用することによって生ゴミ特有の悪臭が抑さえられたり、有機肥料として使用することができるようになる。
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「EMぼかし」
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液状のEMを糖蜜と混和し、米ぬかなどに入れて、EM菌を増やした粉状のもの。
特徴として、EM
ぼかしは発酵堆肥促進資材とも呼ばれていて、これを生ゴミにかけると、普通は腐敗し悪臭等で悩ませられる生ゴミが、発酵して悪臭を放たない。同じ発酵作用を利用したものに酒、醤油、味噌などがあり、味噌や醤油ができるのと同じ過程を生ゴミで行う。
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生ゴミをEMで処理する方法
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よく水切りした生ゴミを容器に入れる。容器内の生ゴミにEMぼかしをふりかけ蓋をしっかりしめる。この作業を容器がいっぱいになるまで繰り返す。
容器がいっぱいになったら夏場は1週間、冬場は2週間冷暗所において生ゴミを熟成させる。
1〜2週間後、蓋を開けたときに、ぬか漬けのような甘酸っぱいにおいがしていれば成功。
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利用法
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この生ゴミは堆肥として、畑、庭、プランターなどで有効利用することができる。
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豊かな体験(夏)
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◎川とふれあう 親子遠足
ねらい
・川に親しみながら、川の中にいるいのちを見つける。
・上流、中流、下流で水の汚れ具合がどうか調べる。
・親子で活動することで、川についての関心を地域の方にも持ってもらう。
取り組みの様子
平成7年度から9年度までは上町川の水生生物調査を実施。平成10年度は「上町川の源流を探る」をテーマに親子で水生生物調査を実施。
低学年は、石を手に取ったり、川の中のようすや水のよごれのちがいを見つけたりして、川に親しみをもった。とても楽しい一日でした。
高学年は「上町川の源流を探る」をテーマに親子で水生生物を調査。
ヤマメを放流した源流と学校の近くを流れる上町川で、水生生物調査の結果やCODパックテストも交えて比較調査を行った。
「川に住む小さな生物を初めて見た、つかまえた。」という児童もたくさんいた。保護者の中にも「久しぶりに川の中に入って感激した。楽しかった。」という声が聞かれた。
子供たちは、川に住む小さな生き物を見つけたり、その生き物のえらが動くのを見つけて感激していた。また、きれいな川に住む生き物だけでなく、汚れた川に住む生き物も見つかり自分たちの川について考えるきっかけになった。
水生生物の観察や水質調査をして、わかったことを発見カードに書いて掲示。
一方、保護者の書いた発見カードは、まとめた後、冊子にして配付した。
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豊かな体験(秋)
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◎一人一鉢 菊づくり
ねらい
・美しいものに感動する心を育てる。
・いのちを尊重する心を育てる。
・親子で活動することで、川についての関心を地域の方にも持ってもらう。
取り組みの様子
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6年前から、当時の用務員さんに習いながら、全校の児童と先生方全員が、一人一鉢の菊づくりを続けている。
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高学年は自分の体験を生かして低学年に教えながら、世話をした。
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6月から11月にかけて、挿し芽・鉢上げ・芽摘み・輪台付けと自分の菊を大切に育てていく中で、命の尊さを知り、育てる喜びを体感した。
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この用土として、前述の「EMぼかし」で作った土も利用した。
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それぞれの活動の後にも、菊づくりカードを書いて、掲示した。
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毎年、村の文化祭に出品したり、近くの役場・郵便局・病院・銀行などの村内の各施設に贈ったりして、たくさんの人に見てもらっている。
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講師は米山さん
(用務員を定年退職後も社会教育の講師として活躍中なので、引き続き指導を依頼)
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環境美化にも貢献しているのみでなく、中学校の先生方の話では、子供たちは中学校へいっても、課題作り(めあてをもつこと)に積極的になる姿がよく見られるそうです。
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豊かな体験(冬)
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◎ヤマメの孵化と放流
ねらい
・「川の自然」そして「いのちの神秘さ、力強さ」を感じる心を育てる。
・いのちを育てることのすばらしさや難しさを知る。
取り組みの様子
のと海洋ふれあいセンターの普及課長で、本校の卒業生でもある坂井恵一さんに飼育に関する助言をいただきながら、3年前からヤマメの孵化と放流を行っている。
毎年12月中旬に山中町の内水面水産センターで生まれた卵が学校に届けられる。到着した日から6年生が中心となって世話をします。全校児童がヤマメの卵をみて気づいたことを短冊に書いて廊下に掲示した。
年が明け、ヤマメが孵化するとヤマメの変化(成長)を楽しみにしながら水槽をのぞきこむ姿がみられる。毎日の水替え、1日2回のえさやりなど仕事が忙しくなってくる。
日ごとに大きくなっていくヤマメ。模様もくっきりわかるようになってくる。
しかし、生き餌をやったり、海水をまぜたりしても生命力の弱いヤマメや病気になったヤマメは、死んでしまった。水槽の中でも自然淘汰された。
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地域家庭との連携
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学校だけの環境教育にとどまらず、地域や家庭との連携を図ることによって、学校の環境に対する理解と協力を得るために、いくつかの活動に取り組んでいる。
その主なものとしては、「こいのぼり給食」「親子で地引き網体験と海岸清掃」、「野ぶき採集」「白山登山」等がある。
ここでは、「親子で地引き網体験と海岸清掃」の様子を取り上げている。
◎親子で地引き網体験と海岸清掃
ねらい
・親子のふれあいを深める。
・海岸清掃を通して、自然の大切さに気づくことができる。
取り組みの様子
・タンカー重油流出事故(平成9年1月)の時にボランティア清掃で行った日本海。
今年は6月にその曽々木海岸へ行って、親子地引き網と海岸清掃を実施した。
・地引き網を行う前に海岸のゴミ拾いを行った。
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外国語の文字が書かれたペットボトルもあって、環境を守ることは地球上に住む
みんなが協力しなければならないことに気がつきました。
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・親子で地引き網をしました。なかなか体験できないとても楽しい一日でした。
・親子のふれあいを深められ、海岸清掃を通じて自然の大切さに気がつきました。
(一部、保護者の感想から)
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