作詞:佐々木 守 作曲:西村 朗 | ||
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能登の山 明ける 仰ぐ大空 能登の海 ひらく 遠いあこがれ みはるかす 大地踏みしめ いま築く われらの世紀 友よ 手を 組もうじゃないか |
若い花 香る 永遠のふるさと 北の星 招く 春の学び舎 縄文の いのちうけつぎ 輝いて あしたへ翔る 友よ みな 歌おうじゃないか |
光る声 満ちる 朝の海原 集う愛 奔る 瞳うるわし 赤い血の こころひとつに わが希望 はるかな誇り 友よ 夢 語ろうじゃないか |
校歌は三番目まであり、能登の山や海などの自然と真脇遺跡に象徴される縄文文化など学校が所在する能都町の特徴が描かれている。さらに校名にある北辰を「北の星」で表している。「春の学び舎」や「朝の海原」など若々しさを表す言葉も多い。各番の最後に「友よ」と語りかける部分があり、手を携える二校の生徒の様子を描いた。 県教育委員会は歌づくりを学校側に任せ、二校は平成十一年九月に新校歌制作にあたり校歌検討委員会を発足した。オーケストラ・アンサンブル金沢の山田正幸事務局長を通じて佐々木氏と西村氏の紹介を受けた。佐々木氏は根上町出身で、金沢東高や小松明峰、内灘の校歌の作詞も手掛けている。西村氏(東京在住)はオーケストラ・アンサンブル金沢からの委嘱作品を手がけた経験がある。二氏は平成十一年十二月から一月にかけて能都町を訪れ、学校や町内を見学しながら校歌のイメージをつかみ、制作に取り掛かった。歌詞が決まり、メロディーは歌いやすく親しみやすいものにした。 |