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自殺予防講演会

 12月6日(火)、珠洲総合病院助産師の新谷望さんをお招きし、1年生を対象に「命の大切さ」という演題で講演会を開催しました。助産師として日頃感じている命の大切さについて、産まれてきたときの母親の喜びの声や感動を交えて講演をしていただきました。産まれたときのことを考えることで、自分の原点について考える機会になったのではないかと思います。本校のOGでもある新谷さんの後輩を見る目から熱い思いを感じました。

生徒の感想です
  出産するということはすごく辛くて、死と隣り合わせなことだけど、出産し自分の子どもを見たお母さんは、今までの辛かったことを忘れるくらいうれしく感じるということが素敵だなぁと思いました。そんなお母さんや家族を支える助産師もすごく素敵なお仕事だと思いました。
  僕はこの講演を聞いて、改めて命の大切さを学びました。毎日を過ごしていると、身近なものの大切さをつい忘れてしまいます。お母さんがお腹を痛めて僕を産んだこと、当たり前のように準備されているご飯、それらのありがたさを忘れてしまいがちなので、日頃から「ありがとう」と伝え続けたいなと思いました。
  今回の講演会では、本当に出産を体験した人の感想を聞けたのがよかったです。なぜならより具体的にその時のことを知れたからです。でも、少し出産は怖いもののように感じました。こういうと少し変かもしれないけど、男の僕でも少し怖いと感じたので、女性はもっと怖いのかなと思いました。
 私は今回の講演で妊娠の”辛さ”を知ることができました。もし私が妊娠して出産することになったら、少し怖いです。でも、それを乗り越えれば新しい命、喜びがうまれると考えると、よしっ頑張ろうと思います。お母さんもこんな気持ちで産んでくれたのだと思うと感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、お母さんに”ありがとう”の気持ちを伝えていきたいと思います。

 出産の”痛み”を通してお母さんは、我が子の命の重みを感じることができます。そしてお母さん自身も自分が産まれてきたんだということを実感し、産まれてきたことの意味を考え、そしてあふれそうになる感謝の気持ちを認識します。お母さんたちは痛みも何も感じない時から、エコーに写る小さな卵を見て奇跡を感じ、日に日に大きくなる赤ちゃんに愛おしさを感じていきます。それはお父さんも同じだと思います。辛さや怖さよりも”会いたい”が大きいのだと思います。

   
   







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