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合同セミナー

 12月10日(土)に金沢西高等学校において合同セミナーが行われ、本校2年生16名が参加しました。平成24年に始まり5回目となるこの事業は、飯田・輪島・羽咋・鹿西・金沢西・野々市明倫・小松明峰・大聖寺の各校が連携して教育力を高め、生徒の進路実現に繋げるものです。昨年度よりアクティブラーニング(AL)が文科省より提唱され、全国的に推進されていますが、この事業では当初から行なわれており、ALの先駆的な存在です。
 
午前の講演では、「深く思考するためのアクティブラーニング」と題して、京都造形芸術大学副学長 本間 正人 氏の講話を聴きました。声調に変化をつけたり、ユーモアやアクションを交えたりしながらの講演は聴衆を引き付け、かつ、内容も豊富で最先端であり、大変有意義でした。
人間が本来アクティブラーナーであったことに気付くことが重要であり、そのためには
@ 体験する・五感を使う、A 心・気持ち・感情を活用する、ことが必要である、という先生の言葉が印象的でした。そして、200名ほどの大聴衆の中、本校の男子生徒が「物事を成し遂げようとする際に生じる様々な壁を乗り越えるにはどうすればよいか。」と堂々と質問し、注目を集めました。
   


 その後、各教室に分かれて行われたディスカッションでは「石川県高等学校合同文化祭に向けて、企画書を書こう!」というテーマで、みんなが楽しめる目玉イベントの企画書を完成させるための議論をし、最後に発表しました。生徒たちから評価が高かった企画には、各学校混合グループによるスタンプラリーの企画があり、各学校から出題されたオリジナルな問題を解いて速さを競うというものでした。
 午後は、文系理系それぞれ英語と数学のセミナーに参加しました。課題は大学の入試問題であったり、担当教員の力作であったりと難問ばかりでしたが、グループで力を合わせ、課題解決に知恵を出しあっていました。また、英語セミナーはオールイングリッシュで実施され、レベルの高さを実感しました。
 本校生徒にとって他校の生徒と共にセミナーを受けるという体験はなかなかない機会であり、始めは緊張した面持ちでしたが、時間が経つにつれて打ち解けた様子で、意欲的にディスカッションを行ったり、ペアワークを行ったりして思考している姿が見られました。

   
   
     









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