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「ゆめかな」プロジェクト 第29回

 3月16日(木)、第29回「ゆめかな」プロジェクトが1年生のみで行われました。心細さを感じながらも、来年度の活動について計画をたてました。1年間の活動を通して、必ずしも前向きに取り組めなかった生徒には、自分はどんなことだったら楽しいと感じるのか、もう一度考えてもらいました。グループで楽しく雑談している中で、「お前歌うの上手いやん!曲作れるんじゃない?」「○○○ちゃん、絵書くの上手やよ!」「オリジナルなキャラクターとかは無理やけど、背景とかなら……いいかな。」など、自然と互いの優れていることを出し合ったり、小さなことでも自分にできることを探し出したりしていました。少しずつ1年生の勇気の花が咲きそうです。

お知らせです!

 TV8 
イベントを開催し能登全体をPR

日時:3月25日(土)10時〜
場所:飯田わくわく広場
「超エスニック祭り」を開催します!

 生徒たちがたくさんの人に声をかけ、たくさんの方々のご協力を得てやっと実現にこぎつけたイベントです。ぜひたくさんの方々のご来場をお待ちしております。
 




第27・28回

 2月16日(木)、第27回「ゆめかな」プロジェクトでは土曜日に行われる発表会の準備をしました。
 2月18日(土)、ラポルトすずにて「ゆめかな」発表会が行われました。泉谷市長をはじめたくさんの来賓の方々にご出席いただき、1年間の集大成を披露することができました。校内選考会で選ばれた5グループは、緊張しながらも堂々と発表してくれ、会場で見ている他のグループにとっても非常に良い刺激になりました。会場からも、積極的な質問がとんでいました。
 ステージ発表終了後はホールでポスターセッションが行われ、ご出席いただいた来賓の方々やメンターの先生方から直接アドバイスをいただきました。


   
   
 
     

   総合学科3年生による発表も行われました。総合学科の成果発表は宝立校舎で行われたため、普通科の生徒にとって、総合学科の生徒がどのような研究に取り組んでいるのかを知る良い機会となりました。しっかりとした調査やデータに基づいて研究が進められていること、たった1年という期間で商品化していることに驚きました。


 ステージ発表の最後にはパネルディスカッションが行われ、プロジェクトの取組を通して一番印象に残っていることやできるようになったことなどが話し合われました。生徒からは「最初は小さな気づきでいいんだなぁと思った。そこからたくさんのアイディアが浮かんできた。普段から疑問に思ったり、何かを知ろうとする小さなきっかけが大事なんだ。」「将来は都会に出たいと考えているが、このプロジェクトを通して珠洲の良さを初めて認識することができた。」などの意見が出されました。
 この1年間メンターとしてご協力いただいたメンターの先生方からは、「一人でできる仕事はない。人とつながることでまた新たな道が開けるもの。私は皆の夢を叶えてあげたいと思った。あきらめない心を持って下さい。」と、このプロジェクトの立ち上げにご協力いただいた金沢西高等学校教頭 斎藤みどり 先生からは「このプロジェクトで身につく力は5年・10年先に役立つ力です。まずは、人と関わる中で新しいアイディアが次々と生まれるそのわくわく感を味わってほしかった。面白くないものをおもしろくしましょう。」と、それぞれにエールをいただきました。

 
   
 生徒の要望に対して、泉谷市長は「今年行われる芸術祭で実現可能な企画がたくさんある。一緒に頑張りましょう。」と前向きにコメントして下さいました。  
  2年生にとって今日が最後の活動でした。最後にミーティングが行われ、1年生の今後の活動が心配だと言っている2年生がいました。自分たちの想いを受け継いでくれるだろうか、そんな顔をしている2年生からこのプロジェクトへの愛着が伝わってきました。何もかもが初めてで、1年生を引っ張っていかなくてはいけないし、だけど何をすればいいのかわからない。”やりたいこと””おもしろいこと”って何だ?ともがき続けたのは紛れもない2年生でした。このプロジェクトが自分にとって良かったのか悪かったのか、それは生徒自身がきめることです。しかし1年間生徒たちを見てきて、最初から”おもしろい”と思ってこの活動をスタートさせた生徒は少なかったけれど、メンターの先生方のご協力もあって、想いを形にする過程で”おもしろい”と思えた生徒が確実に増えたことを実感しています。







第25・26回

 2月2日(木)、第25回「ゆめかな」プロジェクトが行われました。9日に行われる校内選考会に向けてのプレゼンデータを作成したり、発表の練習をしたりしている様子が見られました。今回は発表者を1年生にしているグループがいくつかあり、1年生の意識の変化がうかがえました。
 2月9日(木)、第26回「ゆめかな」プロジェクトでは校内選考会が行われました。テーマ別に5つのグループに分かれ、18日に行われるラポルトすずでのステージ発表を目指してプレゼンを行いました。どのグループも11月に行われた中間発表に比べると、企画がより具体的になっていました。いろんな施設へ見学に行ったり、関係機関への問い合わせをしたり、関係者の方々を前にプレゼンを行ったり、そしてイメージしていたものを制作してみたりと、実際に起こした行動がこれからの活動につながっていく様子がよくわかりました。
 今回の校内選考会で選ばれた代表グループは、以下の5グループです。代表に選ばれなかったグループも、当日ホールにてポスターセッションを行います。是非たくさんの方々に見ていただけたらと思います。

    
       《校内選考会で選ばれた代表グループ》
 AC2: 珠洲・能登の祭り
 NS4: 星で能登を照らそう
 SH3: 元気の花を咲かせよう(中間発表会代表グループ)
 SH4: イベント with 能登丼(中間発表会代表グループ)
 TV9: 魅力溢れる観光(中間発表会代表グループ)

   
   
   






第23・24回

 1月19日(木)・26日(木)に第23・24回「ゆめかな」プロジェクトが行われました。多くのグループが2月9日(木)に行われる校内選考会に向けて、プレゼンデータの作成にとりかかっています。
 今回はAC3の活動を紹介します。AC3は人気の出るゆるキャラを自分たちで作って、珠洲を世界に知ってもらおうという活動をしています。絵を描くことが大好きな女の子たちが、毎回キャッキャわいわい絵を描いています。最初はどんなキャラクターがいいのか迷っていたようですが、メンターの先生方のアドバイスを受け、他のグループと連携することでキャラ作りが前進したようです。ただ好きだから描いていた絵が、他のグループの企画と連動することで、そのキャラクターに存在価値が生まれました。いよいよ生地などの買い出しに出かけて、制作に入るということだったので、今の段階での完成予想図を見せてもらいました。とっても可愛くて、女子高生が好きそうなキャラクターでした。可愛さだけでなく、細部にみられる工夫がTV3の企画とリンクしていてとても良かったです。発表会でゆるキャラを公開するらしいので、たくさんの方に見ていただきたいです。

   
   





第21・22回

 1月12日(木)・14日(土)に第21・22回「ゆめかな」プロジェクトが行われました。注文していたロープライトが届いたIE3の活動をのぞいてみました。
 IE3は、LEDのロープライトを使って珠洲を紹介しようと企画を進めてきました。「デザイナーに依頼するのではなく自分たちで手作りした方がいい。」や「ださくてもいいから具体的にデザインしてみよう。」とメンターの先生方からいただいたアドバイスをもとに、自分たちで何枚も珠洲をアピールする絵を書いたようです。実際に届いたロープライトをつかって試作品を作ってみると、予想以上にカーブを作るのが難しかったり、光らせないところをアルミ箔で覆うのに緻密な計算が必要だったりして、なかなか苦戦しているようです。
 担当の先生に話を聞くと、「早く完成させたいという想いから、すすんで準備をしてくれます。必要な色や個数などを決めたり、作製の段取りを決めたり、自主的に動いてくれるので頼もしい。2月9日に一部を完成させたいと思っていたのに、ちょっと無理そうなので残念だが、これからも継続して完成させてほしい。」と、完成予想図を見せて話してくれました。

   
   





冬休みの活動

 冬休みを利用して行っている、各グループの活動を紹介します。
  Nature & Science 1 〜能登の水産〜
 【のと海洋ふれあいセンターでのプレゼン】 12月27日(火)
「能登ではこんな魚が獲れますよ水族館」グループ
   12月27日(火)、「のと海洋ふれあいセンターを見学し、職員の方に自分たちの研究についてプレゼンテー
  ションをおこない、アドバイスをいただきました。
   魚の撮影方法や、詳しい魚の情報などを、丁寧に教えていただきました。漠然としていた計画でしたが、今
  回アドバイスをいただいたことでどのように計画を進めていくべきか、少し形が見えたようです。

 

 〔生徒の感想〕
 ○大人の人の本気の意見を聞いて、実現にはまだまだ課題があるな、と思いました。
 ○まだ計画の段階ではあるのですが、海洋ふれあいセンターの方のほうからたくさんアイディアをいただいた
  ので、もっと頑張ろうと思いました。
 ○今まで活動してきたけど、自分の中でまだ曖昧だった部分が多かったけれど、今回アドバイスをもらったり話
  を聞いたりしたことで、まずは簡単なことから始めて、最終的にインターネット水族館をつくれるといいなと
  思いました。
 ○自分の中では少し自信があってポスターを見せに行ったけれど、厳しい言葉をたくさんもらいました。でもそ
  れは現実的なので、良いアドバイスをもらうことができました。それを取り入れてまたスタートしたいです。

【石川県水産総合センターでのプレゼン】  12月27日(火)
「能登の水産」グループ
  12月27日(火)、「石川県水産総合センター」と「うみとさかなの科学館」を見学し、能登の海洋と漁業の特
 徴について講義して頂きました。このグループは、観光客の皆さんに能登の海で釣りを楽しんでもらい、自分で
 釣り上げた新鮮な魚を食べてもらうようなツアーを企画し、能登の海や魚、更には珠洲を観光地としてPRしたい
 と考えています。今回は、能登の海や、獲れる魚の特徴についての調査の一環として活動しました。
  講義では、能登半島はその特徴的な地形から優れた漁場であることや、季節ごとの魚についてさまざまな知識
 を学ぶことができました。
   

 〔生徒の感想〕
 ○季節ごとに獲れる魚や伝統的な漁法など、とてもたくさんのことを聞くことができ、貴重な体験ができた。
 ○石川県はブリやフグなどの漁獲量が全国トップクラスということに驚いた。
 ○石川県は日本海側で唯一の大きな湾があり、漁獲量が他県に比べて多いということが分かった。
 ○イカ釣りの光が明るすぎて、衛星の画像を見たNASAから連絡が来たという話にとても驚いた。
 ○深海魚を食べるツアーがあると聞いて、とても面白そうだと思った。
  Sports & Health 4 〜能登町の一大スポーツイベントを作ろう!!
                                  with 能登丼〜
 12月26日(月)「能登町の一大スポーツイベントをつくろうwith能登丼」グループが、2市2町を管轄する奥能登広域圏事務組合を訪ね、「能登丼」関係者の方々に自分たちの企画のプレゼンテーションを行いました。
 「能登丼」はA級グルメを目指したものであり、現在全国で20以上あるどんぶりイベントのさきがけであることを教えていただきました。さらに、イベントを開催するには宿泊施設の確保の問題や保健所の許可が必要であることなど、クリアしなければならない課題について具体的なアドバイスをいただきました。

   

〔生徒の感想〕
○  今日、「ゆめかな」の時間にはじめて人前で発表したのはとても緊張しました。でもたくさんのアドバイスをいただいたので、
  参考にして必ず企画を成功させます。(1年:松川未夢)

○   初めてのプレゼンテーションは緊張したけれど自分たちが知らなかったことを詳しく教えていただくことができました。この
  経験を生かしてこれからも「ゆめかな」を続けていきたいです。(1年:吉原百華)

   たくさんの方にいただいたアドバイスを無駄にしないように、これからも協力して「ゆめかな」を続けていきたいです。
  (1年:但馬梨子)

○   今回いただいたアドバイスを参考に、大好きな奥能登のために、「ゆめかな」を実現できるようがんばっていきたいです。
  (1年:坂森百花)

   さまざまな角度からアドバイスをいただきとても参考になりました。(2年:角朋香)
   いただいたアドバイスをこれからの「ゆめかな」に生かしていいものにしたいと思いました。(2年:川原望愛)
○   私たちだけでは考えつかなかったアイデアやアドバイスを頂くことができて、私たちの「ゆめかな」実現にまた一歩前進で
   きました。(2年:土幸佳奈)

○   初めてお会いしたにも関わらず、的確なアドバイスや励みになるあたたかい言葉をいただき感謝しています。能登丼を通
   して奥能登全体の活性化に貢献できるよう、これからも企画を進めていきたいと思いました。(2年:橋本真琴)

○   きっと「ムリだよ。」と言われるだろうと思い、覚悟して行ったけど、私たちよりも熱意があり、「一緒にがんばろう」とあたたか
   い言葉もかけて下さいました。実現に向かっているなと感じられて本当に行ってよかったと思えました。(2年:室石望)





第19・20回

 12月15日(木)・17日(土)に行われた「ゆめかな」プロジェクトの活動内容を紹介します。今回は能登丼を使って一大イベントを企画しているSH4に話を聞きました。SH4は、11月16日に行われた「ビジネスモデル発見&発表会」に飯田高校から選出され発表してきたグループの一つです。発表会でメンターの先生方に「誰かに協力してもらうことが必要だから、すぐに協力を要請してみよう。」と言われたことをきっかけに、能登町役場に電話をかけるなどして、協力要請の行動を開始しました。いろいろ問い合わせた結果、奥能登広域圏事務組合にたどり着き、12月26日(月)にプレゼンをする機会をいただきました。発表会に出場し、同じ石川県民なのに能登丼の存在を知らない人が大勢いること知りショックを受けたと話してくれた彼女たちは、自分たちの企画を全力でアピールしてきたいと意気込んでいました。SH4を担当している先生は、「このプロジェクトが始まってから、生徒たちは自分たちのやりたいことを恥ずかしがらずに企画し活動してきています。特に2年生のものおじしない性格は1年生をも巻き込み、前へ進みつづける原動力となっています。今度のプレゼンでは1年生が中心となって発表することになっており、チームワークや1年生のプレゼン能力の向上が期待できます。」と話してくれました。

他のグループも企画を実践に移すための行動や話し合いを行っています。
   
   






第17・18回

 11月26日(土)・12月8日(木)、期末考査をはさんで「ゆめかな」プロジェクトが進められました。今回は、TV2・TV3の活動をのぞいてみました。
 TV2・TV3のグループでは能登鉄道復活に向けて、どうやって一歩前進させるのか、「恋路駅」をどうやってアピールし活用しようかアイディアを出し合いました。TV3は恋路駅の伝説を生かしたアニメ製作を企画しており、設定やストーリーを具体化させようとしていました。しかし、生徒は現在のアニメブームにのっかれば大丈夫という安易な考えだったのか、いざとりかかると、”人気アニメはどうしてあんなに人気が出たのか?”という疑問にぶち当たったようです。「ストーリー性が高い!」そんな言葉で表現していましたが、高いストーリー性とは何なのか、おそらく生まれて初めて言葉で表現しようとしたのではないでしょうか。それぞれの作品に込められた”想い”や”メッセージ”に気付いたようです。自分たちにどんな作品が作れるのか生徒たちは頭を抱えていましたが、このグループが作る作品を観てみたいと思いました。

   
   







第16回

 11月17日(木)、第16回「ゆめかな」プロジェクトでは、中間発表会でいただいたアドバイスや意見をふまえて、自分たちの研究の一歩前進に向けて再び活動を開始しました。2月に行われる成果発表会までには、グループでの活動が10時間以上確保されているため、予定を組み直したり、どうやって実行に移すのかプランを立てたりしました。
   
   







ビジネスモデル発見&発表会

11月16日(水)ANAクラウンプラザホテル金沢で、ICTビジネス研究会主催の第3回ビジネスモデル発見&発表会が開催されました。本校からは、11月3日に行われたポスターセッションで選ばれた3つのグループが出場しました。ユーモアも交えた楽しいプレゼンテーションができ、会場にも笑いがあふれ、あたたかい拍手をいただきました。

「高齢者と健康」SH3
○今日の発表会でさらに夢を広げることができました。ここでの貴重な体験をもとに今後も頑張っていきたい
 と思いました。(2C新谷萌恵)

○いろんな人に自分たちの活動を知ってもらえてよかったです。これからはメンターの方々の意見を参考に頑
 張っていきたいです。(2C水島優花)


奥能登の魅力あふれる観光スポット」(TV9)
○緊張で思うとおりできたかわからないけど、伝えたいことは伝えられました。(2B山本希望)
○自分の伝えたいことをしっかり伝えることができてよかった。高校生は飯高だけだったけど大学生の人たち
 のプレゼンは上手だったので、良いところをまねして最後の発表会を成功させたいと思った。よい経験がで
 きてよかった。(2B濱下真太郎)


「能登町の一大イベントを作ろう!! with能登丼」グループ(SH4)
○自分達の企画と、一番伝えたかった私たちが珠洲を愛しているということを審査員や大学生の方々に知って
 もらえたことがうれしかったです。(2B土幸佳奈)

○今までの練習の成果が充分に出せたと思います。他の方々のプレゼンはとてもレベルが高く勉強になりまし
 た。さっそく次の「ゆめかな」から実行していきたいと思います!!テンパって最後めちゃくちゃ言ってし
 まったのが心残りです。あとごはんがものすごくおいしかったです。(2A室石望)

 全国大会出場はなりませんでしたが、スポンサー賞であるソフトバンク賞をいただくことができました。

 
   
 
     






第15回 中間発表会

11月3日(木)、いよいよ来てしまった中間発表会の日です。初めてのポスターセッション、かじかむ手をこすり合わせ、慣れない会場の雰囲気にのまれそうになりながらグループで何度も打ち合わせをしていました。メンターの先生方や来校者の方々を前にした時の表情の変化から、生徒たちの緊張感が一気に伝わってきました。
 最初はとても緊張していた生徒たちでしたが徐々に慣れ始めた様子で、自分たちでオーディエンスを呼び込んだり、交代時間を忘れて話し続けたりしてPR合戦を繰り広げていました。プレゼンテーションも最初は原稿をただ読むだけだったのに、その文字が徐々に生徒自身の言葉になってきて説得力が増しているのを感じました。また、オーディエンスからも積極的に質問がとんでいて会場全体にとても活気があり、予想以上に生徒からは「やってよかった」という感想を聞くことができました。

生徒の感想を紹介します

  今までポスターセッションをしたことがなかったので少し緊張しました。たくさんの人が見に来てくれて、どうしたら上手く伝えることができるか、説明するたびに何回も考え直しました。説明する時に気をつけたことは声の大きさです。でも聞いている人の顔を見て話すことがあまりできなかったことが残念です。聞く人は真剣に聞いてくれたので、説明が楽しくできました。非常に良い機会だったと思います。
  人の前で話したり、発表したりする力を養えるポスターセッションはこれから社会に出てからも役立つと思うので、経験できて良かったです。また、グループの人達と話し合って、実現に向けて同じ志を持って頑張ることで、達成したときにより大きな達成感を得られるのではないかと思いました。また、他の人のアイデアを聞くことができて良かったです。
  こんなアイデアは自分たちのグループしか発想できないんじゃないかと思っていたのですが、他のグループをまわっていると自分では考えつかなかった考えがたくさんありました。みんな一人ひとりの個性が生み出したものなのか、能登を想う気持ちが生み出したものなのかはわかりませんが、この活動を通して一人ひとりの発想や考えは素晴らしいものだと思えました。
  「ゆめかな」をやるまで、自分でアイデアを考えて、グループ内で考えをまとめて公の場で発表するという機会を体験することをあまりやったことがありませんでした。なので、考えてアイデアを生み出すことが私にとっては難しくて、とても考えさせられました。私たちのグループはまだ実行できるまでに時間がかかるけれど、おもしろい案にまとまってきたので実行するのが楽しみです。

 
   
   
   
   
    審査員の先生方が選んだ3つの優秀グループは11月16日(水)に行われる「ビジネスモデル発見&発表会北陸大会」へ出場します!!選ばれたグループは以下の3グループです。
SH4「能登町の一大スポーツイベント
      を作ろう!!with能登丼」
・SH3「高齢者と健康」
・TV9「奥能登の魅力あふれる
           観光スポット」



《教育講演会》
 午後からは大阪大学人間科学研究科教授 吉川 徹 氏よりご講演をいただきました。人生には都会に押し流そうとする強い力が加わっており、その急流を自分でコントロールして泳ぐことが大事であると教えて下さいました。「学校の進路指導は一人でも多くの優秀な人材が能登に戻ってくれるように生徒を都会にある大学へ送り出そうとします。しかし都会や大学はその急流を流れてきた能登の人材を引き留めようとするし、さらに大学は世界へ送りだそうとします。」とおっしゃる吉川氏から生徒に対し「社会のそういったルールを知って納得し、選んだ人が充実した人生を送ることができます。人からは流されているのか泳いでいるのかわからないが、ぼんやりと流されるのではなく自らその急流を泳ぐ人になって下さい。」とメッセージをいただきました。また、私たち教員には「過疎化や人口減少の解決策はわかりませんが、これから”ゆめかな”のあり方をしっかり考えて下さい。」と激励の言葉を送ってくださいました。
 都会へ押し流そうとする力に負けない引力を生み出し、卒業生が自ら泳いでたどり着く目的地が能登であるように、その引力を生み出すプロジェクトの一つとしてこの”ゆめかな”が成長できるように、一生懸命取り組みたいと思いました。
 生徒の感想を紹介します。
  地方であるからこそ、都会の学生より多くの問題があり、その分、より濃い中身になるんだと分かりました。理想の将来とかあるけど現実的に考えないといけないと思いました。自分の投資を絶対無駄にしたくないです。
  まさに自分のことだなと思って聞いていました。自分は卒業後大学へ進学しようと考えています。県外への進学になった場合、「地元に帰ってこよう」と今は思っていますが…今回の話を踏まえてしっかり自分の目的地を考えたいと思います。
  なんとなく自分は「都会の大学に行きたい」と思っていたが、今日のお話を聞いてもう少し考えてみようと思いました。生まれ育った能登で他にできることは何か?逆に都会にでたら何ができるか?を考え、一回しかない人生を悔いのないようにするために進路を決める際には、今日の講演を生かしていこうと思います。
  将来、地元に帰ってくる人の割合が思っている以上に低くて驚きました。都会に住むことにはメリットがたくさんあるのですが、地方に住むことは都会では得られないような影響や精神の在り方が育てられるので、その点を利用して、将来「目的地」にちゃんと着けるように「急流」を突破したいです。

 





 
 








第14回

 10月27日(木)、第14回「ゆめかな」プロジェクトでは、次回の中間発表に向けたポスター作りや初めてのポスターセッションへ向けてのレクチャーが行われました。自分たちの想いを伝えたいときに、どういった表現を使うとよいのか、どういった手順で話すのがよいのかなど説明を受けました。1・2年生が実際に他のグループの生徒やメンターの先生方を前にしたときに、積極的に自分たちの企画をアピールできるのか、また様々な質問に応え充実したディスカッションができるのか、生徒たちは不安でいっぱいです。しかし、生徒たちの大きな成長が期待できるこのチャンスをとても楽しみに思います。
 
   
   







第13回

 10月20日(木)、第13回「ゆめかな」プロジェクトでは、百楽荘支配人の 蔵 雅博 氏をお招きして講演会を行いました。蔵さんはご自身の経験から、”幸せ”についてや”夢”についての話をして下さいました。後ろ向きに使っていた言葉は蔵さんが使うとおもしろいように前向きな言葉になり、その視点や考え方はとても新鮮で強く心を揺さぶられ、驚くように自然と、生徒の気持ちは前向きな自分の将来やゆめかなのこれからへ向けられたようです。
 生徒の感想を紹介します。
  自分の住んでいる近くにこんなすごい会社があると知って嬉しかったです。蔵さんはいろいろな仕事を経験していて、それもいいことだなあと思いました。とても壮大な話で聞いている間中ワクワクして楽しかったです。私は、広い視野で考えて、いろいろなことをしてみたいと思いました。
  今日の講演会で1番納得したことは、「不満をもつのは、自分のことしか考えていないから」ということです。周りの人の幸せを願えば自分の幸せにつながり、全員が幸せなら争いは起こらない。今日みたいな講演会が色々な所で行われて、こういう考えがどんどん広まっていけばいいと思いました。
  蔵さんは本当に前しかむいていないので尊敬します!本当に感動した講演会でした。危ない状況にあったのに諦めないで努力し、また未来を考えている蔵さんを見て本当にポジティブな気持ちになりました。働くこと、夢の実現、幸せの形、これからの人生が楽しみになりました。
  私は、やりたいことを見つけようと思ったとき、「田舎だから、都会に出ないと叶わない。」と思っていました。でも、能登でも夢を叶えることは可能と言われた時、とても刺激を受けました。将来、やりたいことを考えようと思ったとき、能登にいるからというこを言い訳にせず、自分だけでなく皆が幸せになれるような仕事が見つかれば良いなと思いました。今日の講演を聞いて、とても自信が持てました。
  最後の100年ビジョンにはとても感動させられました。涙が出そうになりました。夢に向かっていく姿を私も目指したいです。

 
   




第12回

 10月13日(木)、第12回「ゆめかな」プロジェクトでは、再びメンターの先生方をお招きして生徒たちが練り直した企画を見ていただきました。以前とは違って、今回は3つの教室に分かれてメンターの先生方と対面しながらのプレゼンでした。生徒たちは以前にもまして緊張していましたが、目の前で先生方の率直な反応や意見を受けて、先生方の本気の想いを感じることができたのではないでしょうか。
 「熱意のある企画でいいね!是非やろうね、あきらめないで!」や「おもしろいとおもうよ、やってみようよ!形にしよう!」と言われたグループもあり、不安で緊張している生徒たちにも笑みがこぼれました。厳しいご意見もありましたが、「この企画に関わる人・企業それぞれにとってのメリットを考えて、それを形にしてごらん。」「企画は面白いけど、ターゲットにしている人たちがどうしたら喜ぶか調査して、それを具体化してほしい。」など生徒たちがあいまいにしていた部分への的確で具体的なアドバイスに、生徒たちも真剣な表情でうなずいていました。
 先生方が口を揃えておっしゃることは”自分が楽しいと思えることをする”です。半年間生徒たちを見てきて、実はそれが一番難しいことだったように思います。学年の垣根を越えて皆に意見をいう羞恥心や実現できるわけがないという先入観を乗り越える勇気が必要です。少しずつその壁をクリアしていけることを期待したいです。

   
   
 



 メンターの先生方には熱心にご指導いただきました。

 





第11回

 9月29日(木)、第11回「ゆめかな」プロジェクトでは、北陸電力「元氣創生塾」の協力により、宮田特許事務所所長 宮田 正道 氏をお招きして「私たちにとって身近な知的財産」と題して講演が実施されました。生徒たちは、特許や知的財産に関する講演を聞き、生活の中での知的活動から生まれる権利について理解を深めることができたようです。

 生徒の感想を紹介します。
  発明と聞くと大事のように感じていましたが、小さなことでも発明になるということや、生活を便利にするものであることがわかりました。また、特許権があることで発明者の権利を守るだけでなく、経済を潤すことにも役立っているということがわかりました。
  知的財産に新しい知的財産が増えていることがわかった。少し頭をはたらかせれば発明ができる。一つの発明がたくさんの発明につながることがわかった。新しい発明が次々と生まれる発明のサイクルや、特許制度の枠組みがどういったものなのか理解することができた。
  身近にあるものでも少しのアイデアで発明として私たちの暮らしを豊かにできることがわかりました。私たちは今、ゆめかなプロジェクトを行っているので、今までとは違った視点から物事を考えて新しい発明ができたらいいと思いました。
  著作権や特許権がいろんなものに発生していて私たちの生活の中にも紛れ込んでいるんだと改めて認識しました。また、自分がもし何かの発明をしたとすればその発明から様々な権利が発生するとともに個人の財産権として残っていくと考えると自分も小さくてもいいから何か発明をしたいと思いました。
  特許があることによって多くの利益が生まれ次の技術開発への資金となり新たな発明品が生まれて利益が出るというサイクルがあることを知りました。「ゆめかな」での自分たちのプロジェクトもうまくいけばこのサイクルが生まれ、お金の流れがよくなると思った。
 
   
   10月13日、メンターの先生方が再び来校します。講演が終わって、生徒たちはさっそく来週のプレゼンデータの作成にかかりました。講演を聞いてイメージがわいたのか、はたまた今まで秘めていた想いなのか。いずれにせよ、何か形にしたいと思えた生徒が出てきたようです。









第10回

 9月24日(土)、第10回「ゆめかな」プロジェクトでは、11月3日に行われるポスターセッションの準備をするよう指示がありました。生徒たちにとっては全てが初めてのことで、手探り状態です。しかし11月の中間発表で自分たちのやりたい”夢”を形につなげるために、生徒たちは前回メンターの先生方より指摘のあったところを中心に、もう一度自分たちの研究を見つめなおしました。
 珠洲市や能登町に期待するこれからの姿をぼんやりイメージしながらも、「これだ!」と言える具体的な案にならなくて、頭を抱える生徒の姿が見られました。生徒たちがこうやって一生懸命考えてプレゼンする11月3日の中間発表が、どんなポスターセッションになるか今から楽しみです。
   







第8・9回

 9月15日(木)、第8・9回「ゆめかな」プロジェクトでは、各グループの研究内容についてグループの代表者がメンターの先生方にプレゼンテーションを行いました。初めてのプレゼンテーションに生徒たちはとても緊張しており、声が小さく言葉に詰まったり、時間どおりに終われなかったりとお世辞にも上手とは言えない発表になってしまいました。
 メンターの先生方からは”しがらみのない自由な発想ができる高校生だからこそのアイデアを期待していた”、”私たちメンターを本気にさせてほしい、本気でやりたいという気持ちが伝わらない”など厳しいお言葉をいただきました。しかし、”飯田高校の生徒さんが本気でやりたいと思う企画は全力でサポートします”という力強いお言葉や”心がふるえるような体験を是非しましょう”という激励の言葉もいただきました。
 生徒にとっては苦い経験となりましたが、同時に、地域課題解決のためのビジネスアイデア作成のノウハウや好きなことを深めたり本気で取り組んだりすることの大切さを学べた良い機会となりました。

各グループの研究内容の紹介です
 Town & Village 2 〜鉄道の復活・運行〜
   現在珠洲蛸島で放棄されている電車をCMや番組などのメディアや報道人にPRしてもらい、電車の再運行を目標に、募金活動などを試みる。珠洲への観光客の増加を最終目標としています。
 Town & Village 9 〜奥能登の魅力あふれる観光スポット〜
 私たちのグループは、地元この奥能登の魅力をわかってもらうために、いたる所にある観光地を発信しようと計画しています。主要な交通機関にポスターやCMを貼ったり、芸能人の方に観光大使を頼んだりと、地元の良さを伝える努力をしていきます。
 IIDA International 3 〜虹色パンフを輝かせよう!〜
  私たちは奥能登に訪れる観光客の数を増やし、奥能登を活気のある町にすることを目指しています。そのために奥能登について調べ、まとめてパンフレットにします。そしてそのパンフレットを全国の外国人が集まる場所に置いてもらう予定です。


   

 

原稿を見ずに、手振り身振りを使ってプレゼンをしたグループもありました。メンターの先生方の質問にも自分の言葉で思いを語る姿は勇ましかったです。 
 
   

   








第7回

 9月8日(木)、第7回「ゆめかな」プロジェクトが行われました。次回8・9回に外部よりメンター(助言者)をお招きして、アドバイスをいただけるということを聞いて、生徒たちは自分たちの研究概要や進捗状況を紹介するプレゼンデータを作成しました。なかなかない機会に、自分達は何がしたいのか、どう進めたらよいのかなど、限られたプレゼンの中で自分達の想いや悩みを形にしていました。

各グループの研究内容の紹介です
  Town & Village 4 〜観光客の呼び込み〜
   自然豊かな奥能登の観光地などを紹介するパンフレット作成を中心に活動しています。見た人が楽しめるようなパンフレット作成を目標にしています。
  IT & ECommerce 1 〜ホームページを作る〜
   私たちのグループは、珠洲市をアピールするためのホームページを作っています。行事や食などの良さを紹介して、珠洲の魅力をたくさんの人たちに知ってもらうことを目的としています。
  IT & ECommerce 3 〜ロープライトで珠洲紹介〜
   私たちは、LEDのロープライトを使って、電光掲示板を作って珠洲を紹介したいと思います。珠洲の名所を文字や絵で表現し、学校の下のテニスコートに設置する予定です。しかし、まだ自分達の中で完成図が浮かんでこないので困っています。今後この企画を進めていく上で、もっと具体的に電光掲示板についてたくさんのことを知っていきたいと思います。
 Sports & Health 2 〜トライアスロンで人を呼び込む〜
  自分達のグループでは、トライアスロンで人を呼び込もうという計画を立てました。トライアスロンについてもっと詳しく調べて、どのようにしたらたくさん人を呼び込めるか考えていきます。
 Sports & Health 4 〜能登の一大スポーツイベントを作ろう!
                                  with 能登丼〜
  私たちのグループは、能登町でスポーツと能登丼をコラボさせた一大イベントを作ろうと考えています。全国の人々に能登を知ってもらえるよう、精一杯がんばります!カワイイ女の子9人でやっていますので、是非ご協力お願いします。


   
 
   



各グループの研究内容紹介


  Nature & Science 2 〜環境を生かした町づくり〜
  僕たちは、環境を生かした町づくりについて研究しています。具体的な研究の概要は、身の周りの環境を調べてみる→生態調査→珍しい生物を探すという方針でやっています。
 Sports & Health 3 〜高齢者と健康〜
  私達は「高齢者と健康」というテーマを調べており、以下のことを行うつもりです。            
・老人ホームの訪問
・お年寄りとのレクリエーション
これらを通じ、お年寄りの方々の健康にプラスになるように頑張ります。
 Arts & Culture 2 〜珠洲・能登の祭〜 
  私たちの班は”Arts & Culture”というセクションの中で芸術的かつ伝統文化であると考えた「祭り」の特色について調査(実際に現地へ行って様子を撮影するなど)し、最終的にはPVを作成します。珠洲や能登の祭りの特徴を学び、1・2年生で協力し、楽しみながら良いPVに仕上がるよう頑張ります。現地の方や保護者の方の協力も必要です。よろしくお願いします。
 Town & Village 6 〜能登の外から若者を集め、同時に経済を潤す〜
 私たちのグループは「若者を集めて、経済を活性化させる」をテーマに研究しています。具体的には自動運転と高齢者を結びつけたこの地ならではのビジネスを計画しています。
 Town & Village 8 〜イベント開催し能登全体をPR〜
 私たちのグループはイベントを開催し、能登全体をPRしたいと思っています。県内のたくさんのおいしい食べ物をかき集め、それを売ることで観光客を集め能登をPRできたらいいなと思います。




夏休みの活動 Part 2

SGH(スーパーグローバルハイスクール)生徒との交流会〜
 8月19日(金)、金沢泉丘高等学校SGHクラスの2年生との交流会が行われました。ブレインストーミングやワールドカフェなどの手法を使って様々な意見を出し合い、「人口減少を止める」「日本の幸福」のテーマについて考えました。最初の自己紹介では両校生徒ともとても緊張した様子でしたが、すぐに打ち解け合い、たくさんの意見が出ていました。泉丘の生徒の中には、”みんなで祭りに参加する地域性”に関心をもち、飯田高校生に積極的に珠洲市や能登町特有のコミュニティのつながりについて質問をしている姿が見られましたが、質問された飯田高校生たちは言葉に詰まりながら何とか説明している様子でした。
 今回の交流会は本校生徒にとって、”珠洲市らしさ””能登町らしさ”とは何かをもう一度問い直す良い機会となったようです。

【泉丘高校の生徒の感想】
  飯田高校では、数人対55人で、初めすごく緊張したけど、みんなとても優しくて意見を出してくれてよかった。2日間で訪問した全てのところで、とても手厚い準備と対応をしてくださって、そして出会った人々すべてが珠洲が大好きで、しかもとてもいい人だった。
  飯田高校では50人もの生徒さんが集まってくれて、ゆめかなプロジェクトの説明を聞き、話し合い、楽しい時間を過ごすことができたし、みんな珠洲市を愛していることが伝わってきた。多くの生徒さんが珠洲市での暮らしに満足していて、大学や就職で県外に出て行ってもまた珠洲市に戻ってきたいと言っていた。
  飯田高校では、自分たちが予測していた答えと生徒さんの答えがかなり違っており、参考になりました。この2日間現地に実際に足を運ばなければわからないこともあるのだなと実感しました。
  飯田高校の生徒は皆すれ違ったら挨拶をしてくれました。とても社交的で交流するのも楽しかったです。課題研究もおもしろそうなテーマばかりで、お互い完成したら今度は泉丘に飯田高校の生徒を招いて発表会をしたいです。この2日間で、私は人生でいつか珠洲に住んでみたいと思うようになりました。


 
   
   
   
   
   







夏休みの活動 Part 1

 夏休みを利用して、各グループが取り組んでいる活動の様子を紹介します。

 Town & Village 1 〜のと鉄道を活用した町おこし〜
  7月29日(金)、廃線後の駅舎が現在どんな状況なのか現地調査を行いました。穴水駅から宇出津駅までの旧駅舎の現状を目の当たりにして、取組の難しさを痛感するとともに、具体的に何ができるのか考える良い機会になりました。今後は、宇出津駅から蛸島駅までの状況を把握して、今後の具体的な取組に生かせるよう検討を重ねていきます。
参加生徒:浅谷胡槙、飯塚椋子、畑中香蓮、岡田さつき、藤野真紀子、奥成恵子、行田瑞生
   


 Town & Village 9 〜奥能登の魅力ある観光スポット〜
  8月1日(月)〜3日(水)、石川県小型いかつり協会事務局長の前野美弥次さんを訪ね、インタビューをさせていただきました。前野さんは、「さかなクン」でおなじみの「おさかなマイスター」の資格をお持ちで、魚や漁業に関する豊富な知識のほか、資源保護の取組、能登の里山里海のこれからについて熱く語って下さいました。インタビューの結果は、世界農業遺産活用実行委員会から発行される”能登の里山里海「聞き書き」作品集”としてまとめられる予定です。
参加生徒:濱下真太郎、山本希望
   





第6回

 7月7日(木)、第6回「ゆめかな」プロジェクトでは、授業時間を使っての活動が今日で最後ということもあって、夏休みにどのようなことをするのか、計画をたてていたグループが多いようです。放課後には、各グループのリーダーが集まって会議が開かれ、各グループの進捗状況を発表したりして、情報交換を行いました。夏休みにむけて、グループをさらに細かく分けて調べ学習を行おうとしているグループや長期休暇を利用して施設訪問や福井県まで調査にでかけようと計画しているグループもあり、自分たちの活動のヒントにしたりして互いに刺激し合える良い機会となりました。

  飯高生の「ゆめかな」プロジェクト
   〜次元を超えてつながろう Hankou Dimension〜

       
いくつかのグループの研究の進み具合を紹介します(PDFファイル)


各グループの研究内容の紹介です
 Nature & Science 1 〜能登の水産〜
  能登といったら海!日本海の真ん中なので多くの魚が獲れ、港が近いためとっても新鮮です。そんなおいしい海の幸を活かして人を呼び込もう、それが僕ら能登の水産です。
  Town & Village 3 〜鉄道運行ツアー〜
  私たちは鉄道運行ツアーを企画したいと思っています。ツアーはもちろんですが宿泊施設や飲食店などを充実させ、ご利用いただいた観光客のみなさんに無料でツアーを楽しんでもらうというものです。鉄道復活に向けての関連情報や空き家の情報を探していますので、情報をお持ちの方は是非教えて下さい。
  IIDA International 2 〜SNSで珠洲を世界へ〜
  私たちは、TwitterなどのSNSに能登の特産物や行事を掲載し、世界に発信するということを目標にしています。SNS上に情報を載せるということに対しての利点と注意することを明確にしながら班全員で話し合い、計画しています。
 Arts & Culture 3 〜ゆるキャラ〜
  私たちのグループは新しいゆるキャラを作ることをテーマとして活動しています。”ふなっしー”や”くまもん”のような他県からも人気のでるようなかわいいキャラを作りたいと思っています。自分たちで作ったゆるキャラをグッズ化して駅などに販売したり、ショートアニメの製作したりできればいいなと考えています。

 
   
     







第5回

 6月16日(木)、第5回「ゆめかな」プロジェクトでは本格的に研究がスタートしました。グループの進度はそれぞれですが、年間計画をたてたり、先行事例や珠洲の魅力について調査を開始したりしていました。
 各グループの研究内容や各グループから地域の皆様へのメッセージを少しずつ紹介していきたいと思います。本校では生徒にアドバイスを下さる方を大募集していますので、サポートしていただける方、少しでも情報をお持ちの方、ぜひご連絡下さい。


 Nature & Science 4 〜星で能登を照らそう〜
  私たちの研究テーマは「星で能登を照らそう」です。満点星のイベントのお手伝いをしたいな、プラネタリウムのプログラムをを自分たちで作成できたらいいななんて思っています。
  Town & Village 7 〜バスで珠洲まで来るのに飽きさせないツアー〜
   私たちのグループは婚活パーティーを奥能登で開催する計画を立てています。婚活パーティーをすることにより、珠洲市や能登町の良さを知ってもらい、居住してもらうのが最大の目的です。
  IIDA International 1 〜外国人と能登の食材を使った料理体験をして
                            能登の良さを知ってもらう〜
 私たちは「外国人と能登の食材を使った料理体験をして能登の良さを知ってもらう」というテーマで活動しようと考えています。おすすめの食材や、体験ができる施設について知っている方は学校までお知らせください。
 Sports & Health 1 〜全国に珠洲のトライアスロンをPR〜
 私たちは、珠洲のトライアスロンをお手伝いしようという活動を考えています。トライアスロンについて学び、飯田高校生にできることがないか探していきたいです。

   
   






第3・4回

 6月9日(木)、第3回「ゆめかな」プロジェクトでは初めて1年生が加わりました。1年生は興味のあるセクションを3つまで回ることができ、2年生の発表を聞きました。
 6月11日(土)、グループが決定し顔合わせを行いました。各自自己紹介を行いながら、2年生が自分たちのグループを選んだ理由を1年生に聞いたり、グループのこれからを話し合ったりする場面が見られ、和気あいあいとしていました。


 
   
   



第2回

  飯高生の「ゆめかな」プロジェクト
    〜自分は多くの人に支えられている〜
 

見えない部分で地域から支えられていることを知り、

地域へ恩返しする心を育て、

将来の地域に貢献できる人材の育成を目指します。

グループごとの研究テーマがわかります


 5月26日(木)、グループ分けとテーマ決めを行いました。これから自分たちに何ができるのか、期待と不安の中、自分たちの思いを言葉にしていました。次回からは1年生も加わります。

     
   

 







第1回


 みんなの夢かなえるんda!
  飯高生の「ゆめかな」MIKATAプロジェクト
   〜ふるさとの「見方」を発信し、
      ふるさとに寄り添う「味方」であるために〜
 より良い飯田高校の創造、より良い地域づくりへの貢献を目指し、


飯田高校一丸となって取り組むプロジェクトです。

このプロジェクトを通して、

地域の人々の思いと地域が抱える課題に対しての理解を深めます。

自己実現を図ると同時に、

将来何らかの形で地域の人々の思いを実らせることのできる人材を育成します。


生徒が分かれた6つのセクションがわかります!

 5月12日(木)、いよいよ「ユメカナ」プロジェクトが始動しました。
 「ゆめかな」プロジェクトとは、総合学科で実施していた課題研究の取り組みを普通科にも普及したもので普通科1・2年生は学年をまたいだ縦割りのグループを編成し、共同で地域の魅力を研究し発表します。
第1回目では2年生が研究課題案発表およびグループ分けをおこないました。2年生の研究課題案はまだまだ粗削りではありますが、熱意のこもったユニークなものもたくさんあり、これからがとても楽しみです。










 





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