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第70回 卒業証書授与式

  3月2日(金)、例年にはめずらしい春雪が舞う中、第70回卒業証書授与式が行われました。お母さん方の手作りしたオレンジのコサージュを胸に、卒業生は堂々とした姿で入場しました。凛とした空気の中に響きわたる卒業生の呼名と大きな返事、そしてみんなで歌う最後の校歌に喜びとともにさみしさを覚えました。
 学校長式辞では、「”成功の秘訣はあきらめないこと”という言葉を贈ります。ソチオリンピックの出場を逃した高木美帆さんは、勝てないと思ってしまった自分の意識の低さを恥じ、愚痴を言わずに練習に取りくんだそうです。そして、今回の平昌オリンピックの活躍につながったそうです。あきらめない限り負けはないのです。また、飯田高校はみなさんの母校になります。みなさんが胸を張れるような学校にしていきますので、母校のこれからの歩みを見守って下さい。そして、母校と同じように地域に関心をもち地域の応援団になって下さい。生活の拠点がどこにあろうと、地域のことを想う人になって下さい。ここが、みなさんのふるさとです。」と話されました。
 
   
   泉谷 珠洲市長からは「『ゆめかな』や『地域学』などで地域について学び行動したみなさん、今後の人生に是非生かして下さい。みなさんのふるさとは、みなさんの力を必要としています。飯田高校で学んだことを誇りとし、自信と勇気をもって取り組み、挑戦して下さい。」とお祝いの言葉をいただきました。
 通傳 PTA会長からは、卒業生に2つのメッセージが贈られ、「卒業するということは親子の会話の7割が終わったことになるそうです。残り3割、ご父兄の方としっかり話をして下さい。もう一つは1秒間でも良いので笑って下さい。笑えるものを見つけて下さい。なければ作って下さい。その1秒があればどんな59秒だって耐えることができます。」と話されました。  
   在校生からの送辞を受けて、卒業生代表の 下祢 明日佳 さんから、3年間の思い出やこれからの抱負、そして先生方や家族への感謝の言葉が述べられました。「2年後に控えた東京オリンピック、その時私たちは20歳を向かえます。私たちが日本を引っ張っていく番です。友人や先生方との思い出とともに、飯田高校で学んだことを活かしどんな困難も乗り越えていきます。」そして、最後に「飯田高校で過ごした3年間、とても幸せでした。」と、嬉しい言葉を贈ってくれました。
 
     
  式が終わると、卒業生は家族の前に一列に並び感謝の言葉とともに一礼していました。最後に、生徒会をはじめ在校生から花を受け取り、会場を後にしました。











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