卒業制作に向けて(3年課題研究)( English )

 3年生になると卒業制作の準備を兼ねた実習が始まります。2学期になると卒業制作がに向けて、本格的な実習になります。夏休み中に準備した資料が多いほどスムーズな流れになりますから、夏休みは大切な資料収集の期間です。

 例年2月初旬に開催される課題研究発表会(卒業制作展)に至るまでを簡単に紹介します。

1,制作開始に向けての準備

 限られた期間で完成させるための時間配分や試作の準備などを計画表にまとめます。作品の大きさや形状は一人一人違いますが、コース毎に共同で行う行程があるのでその工夫や約束を守ることも大切です。

制作に向けての個人資料の一部(染色・陶芸)独創的なアイディア・デザイン

2,10月に入ると作品制作が開始されます。

素地(きじ・そじ)作りが始まります 様々な加飾が施されていきます
作品に用いる釉薬なども各自で調合します 講師の先生のアドバイスを活かします

工芸科の特徴

 工芸科では講師の先生を5名お迎えし、四つのコース毎に貴重なアドバイスや技術指導をして頂いています。また、専門分野のお話は就職や進学の大きな手がかりになります。

3,合評会で自分の作品の評価を受けます。

 講師の先生方や下級生の前で発表します。3年間の集大成です。

作品を評価してもらいます。その際に資料なども用いてアピールします
1,2年生の質問に答えて、参考にしてもらいます

4,課題研究の発表(金沢歌劇座)

 1月下旬、いよいよ発表です。会場を訪れる方々の中には就職先や進学先の方もおいでます。展示方法も工夫します。

 発表会場の看板は工芸科造形コースの2年生が製作することになっています。3年生の旅立ちに相応しい図案になるように2年生全体で考えます。本校には七つの工業科がありますが全ての科の作品が展示される発表会場です。




発表会場の看板  毎年工夫をこらして製作します
作品の展示が開始  展示効果を考えながら進めていきます
作品展示が終わり、来場者をお迎えします

5,卒業制作作品を一部紹介します。

陶芸コースの上絵作品(九谷焼の絵付け)飾り皿          古九谷にインスピレーションをうけた作品






陶芸コースの立体作品(何れも照明器具)
  
染色コースの作品展示(訪問着や浴衣などの大作に挑戦する人もいます)
染色コースの作品 陶芸・漆芸作品
漆芸コースの作品
造形コースの作品(デザイン画・油絵・CG)

6,終わりに

 3年生の実習内容をおおまかに卒業制作の流れを紹介しながら見て頂きました。工芸科でどのような作品を作っているのかと言ったことの参考にして下さい。日々の自然観察を通して草花をスケッチし、描き止めていくことが良い結果に結びつくことと思います。




工芸科