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吹奏楽
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私たちは、「自感和」という部訓と No.1 ・ Only 1 ・ みんなはひとつの意味を込めた「ONE」という合言葉を胸に全国大会出場を目標に、日々練習しています。
演奏だけでなく、生活面においても全国大会に出場して恥ずかしくないバンドを目指し、応援してくださっている方々への感謝の気持ちを込めた演奏を心掛けています。
日頃の練習内容
放課後や土日の練習でコンクールや演奏会に向けて日々充実した活動を行っています。
練習前には、勉強会などで疲れた体をほぐすためのトレーニングをしてから練習に臨んでいます。また土日の練習では日頃教室等を使用させていただいている感謝の気持ちを込めて、校舎内の清掃も行っています。
吹奏楽
小松明峰高校吹奏楽部は、昭和58年8月野球部の甲子園出場に伴い、36人編成で応援したことから始まります。その後、有志らにより同好会として存続し、 翌年昭和59年4月吹奏楽部として正式に発足しました。
これまで、全国大会出場4回、北陸大会金賞8回、中部日本吹奏楽コンクール本大会優勝2回と輝かしい成績を残しております。その中でも、平成10年3月21日、 札幌で行われた第21回全日本アンサンブルコンテストに出場した金管8重奏は、最高位の金賞を受賞いたしました。全国大会での金賞受賞は、県高校史上初の 快挙であり、県内では今だに達成されていない輝かしい記録として残っております。
平成14年度も、北陸大会(夏のコンクール)では金賞を受賞いたしましたが、残念ながら全国出場はあと一歩のところで逃してしまいました。
その悔しさがあり、北陸大会の演奏テープを日本管楽合奏コンテストの予選審査会に送ったところ、見事全国大会出場18校(B部門36名以上)の中に選抜され、11月東京文京区での第8回日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場することができました。(全国大会では優秀賞受賞)このように行われる各種大会やコンクールと年1回(5月末)行われる定期演奏会が私たちの主な活動です。
部員達は、部訓でもある「自・感・和」を目指し、日々練習に励んでいます。
吹奏楽
吹奏楽 吹奏楽
練習の成果は、定期演奏会でご披露させていただいておりますので、是非、ご来場いただきまして「明峰サウンド」をお楽しみいただけましたら幸いです。

第57回 全日本吹奏楽コンクール 出場記念演奏会
 第57回全日本吹奏楽コンクール出場記念演奏会の開催に際し、多くのご来場、ご厚情を賜り、心よりお礼申し上げます。
 お蔭さまをもちまして、成功裡に演奏会を終えることができ、部員一同大変喜んでおります。これもひとえに皆様からの絶大なるご支援の賜物と、深く感謝いたしております。
 来る10月25日に東京・普門館で行われる第57回全日本吹奏楽コンクールの舞台では、北陸代表の名に恥じないよう、精一杯演奏してまいります。
吹奏楽
客演 能美市立根上中学校吹奏楽部
吹奏楽
本校・能美市立根上中学校 合同演奏
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全日本吹奏楽コンクール出場 への道のり
 今回、小松明峰高校吹奏楽部が、全日本吹奏楽コンクールへの出場権を獲得するに当たりその足跡を振り返ってみましたが、ここまでの道のりは、決して平坦なものではなかったように思います。小松明峰高校は今年で創立32年目とまだ学校自体も歴史が浅く、吹奏楽部は昭和58年野球部の甲子園出場に伴い、応援というかたちで経験者が集まり、やっとその翌年、正式に発足しています。部としての歴史はまだ26年程度に過ぎません。石川県内には他に歴史の古い高等学校がたくさんあり、それぞれ吹奏楽部を抱えている中で、本校吹奏楽部は、熱心な部員達や指導者、また理解ある保護者の皆様方や地域の方々、いつも応援してくれる明峰生たちによって支えられてきました。
 最初は、小編成からコンクールに出場して着実に力をつけ、平成6年に北村教諭が顧問となってからは、全国大会出場という高い目標を掲げ、部員一同懸命に練習に取り組 んできたのです。自分たちの力を試すためにいろいろなコンクールに積極的に挑戦して成果を上げ、(資料参照)海外での演奏の機会にも恵まれて活動の幅も広がりました。北陸大会でも何度も金賞を獲得し、全国大会出場に手が届くところまで実力をつけました。
 平成18年斉藤教諭が顧問となってからは、更に活動は充実し、今や県内屈指のバンドとして高い評価を受けています。この4年間の実績としては、北陸吹奏楽コンクールではすべて金賞。中部日本吹奏楽コンクール本大会では、平成18年に2位(~納杯)、平成20年に1位(文部科学大臣奨励賞)、同年に全国アンサンブルコンテストに出場を果たし銀賞を授賞するなど、目覚ましいものがありました。しかし北陸大会において、全国吹奏楽コンクールに出場できる2団体(15団体中)にはどうしても後一歩足りず、涙をのんでいました。(この4年間は北陸大会3位の成績)そして、悲願達成を期して臨んだ今年、ようやく長年の夢を叶えることができたのです。
 全日本吹奏楽コンクールが行われるのは、東京・「普門館」。観客収容数、5千人超を誇る大ホールです。チケットは即日完売し、コンクール当日は観客で超満員になるくらい人気の大会です。その舞台に立つことは、全国の吹奏楽部員にとって大きな夢であり、日々の活動の最も重要な目標です。毎日の厳しい練習もそのために耐え、心と技を磨いているのです。普門館の舞台は「吹奏楽の甲子園」と言われており、全国から選ばれた29チームにだけ許された夢の舞台です。ある意味では、野球で甲子園に出場するよりも難しい確率かも知れません。私たち明峰高校吹奏楽部一同は、日本全国から選ばれた精鋭のチームと同じ舞台で演奏できることを誇りに思い、初出場という重圧に屈することなく精一杯の演奏をするため、今、最後の練習に励んでいます。石川県から出場を果たしたのは、これまで金沢地区の3校(金沢市立工業高校、金沢二水高校、金沢桜ヶ丘高校)だけです。加賀、小松地区では本校が初めてであり、歴史に新しい1ページを記すことにもなりました。来る10月25日、私達は26年の歩みの中で培った確かな足跡や皆様のあたたかい思いに支えられ、憧れの黒い舞台に立ちます。そして、「石川県立小松明峰高等学校」という名を、全国の人々の記憶にしっかりと刻みつけるような演奏をすることが、今まで私達を育んで下さったふるさと小松や母校へのご恩返しになると信じています。どうか皆様、小松明峰校吹奏楽部に対して更なる応援をよろしくお願いいたします。

小松明峰高校 吹奏楽部 今日までの歩み
年代
活動歴
顧問 等
昭和53年
石川県立小松明峰高等学校 創立
 
昭和58年
野球部の甲子園出場に伴い、36人編成で応援。後解散するも、有志らにより同好会として存続
 
昭和59年
○吹奏楽部として正式に発足
○第25回 北陸吹奏楽コンクール 高校小編成の部 金賞
○第27回 中部日本吹奏楽コンクール本大会
  高校小編成の部 最優秀・文部大臣奨励賞
山崎 昭
橋本 和子
昭和60年
○第33回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞(県代表)
○第9回 北陸アンサンブルコンテスト 金管八重奏 金賞(北陸代表)
○全日本アンサンブルコンテスト 金管八重奏 銅賞
新井 史郎
今中 幸恵
昭和61年
○石川県高等学校 総合文化祭参加(以後毎年参加)
○第34回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 銀賞
○第21回 石川県アンサンブルコンテスト 金管八重奏 金賞
○北陸アンサンブルコンテスト 金管八重奏
吉田 申孝
今中 幸恵
橋本 和子
昭和62年
○第1回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第35回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞(県代表)
○第28回 北陸吹奏楽コンクール 銀賞
○第22回 石川県アンサンブルコンテスト SAX四重奏 金賞
中島 慶弘
橋本 和子
今中 幸恵
昭和63年
○第2回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○36回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○23回 石川県アンサンブルコンテスト CL四重奏 金賞
 
平成元年
○第3回 定期演奏会 開催(小松市公会堂)
○第37回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第30回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 銀賞
 
平成2年
○第4回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第38回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第25回 石川県アンサンブルコンテスト FL4 銀賞
 
平成3年
○第5回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第39回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 銀賞
○第26回 石川県アンサンブルコンテスト 金管八重奏 金賞
○北陸アンサンブルコンテスト 銀賞
 
平成4年
○第6回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第35回 中部日本吹奏楽コンクール 大編成 金賞
○第41回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第33回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 銀賞
 
平成5年
○第7回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第8回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
 
平成6年
○第43回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○特別演奏会 客演指揮 天沼 裕子
○第30回 石川県アンサンブルコンテスト クラリネット八重奏 銀賞
北村 善哉
平成7年
○第9回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第44回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第31回 石川県アンサンブルコンテスト 打楽器六重奏 金賞 SAX四重奏 金賞
  FL五重奏 金賞(県代表) 北陸大会 銀賞
北村 善哉
平成8年
○第10回 定期演奏会 開催(小松市公会堂) 客演指揮 佐藤 正人
○第45回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第39回 中部日本吹奏楽コンクール 大編成 金賞
北村 善哉
平成9年
○第11回 定期演奏会開催 (小松市公会堂)
○第46回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第38回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第40回 中部日本吹奏楽コンクール 大編成 金賞 県代表
○中部日本吹奏楽コンクール本大会 優勝
○第33回 石川県アンサンブルコンテスト
  金管八重奏 金賞 県代表 北陸大会 金賞 北陸代表
○全日本アンサンブルコンテスト 金管八重奏 金賞 (県高校史上初)
北村 善哉
平成10年
○第12回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第47回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第39回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第41回 中部日本吹奏楽コンクール 大編成 金賞 県代表
○中部日本吹奏楽コンクール本大会 準優勝
○第34回 石川県アンサンブルコンテスト SAX四重奏 銀賞 金管八重奏 銀賞
北村 善哉
平成11年
○第13回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第48回 石川県吹奏楽コンクール
  高等学校A部門 金賞(県代表) 高等学校B部門 銀賞
○第40回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第35回 石川県アンサンブルコンテスト
  打楽器七重奏 金賞 県代表 北陸大会 銀賞
北村 善哉
平成12年
○第14回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第48回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第40回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○石川県高等学校選抜吹奏楽団 ハワイ演奏旅行参加
○第16回 環太平洋音楽祭 グランプリ受賞(本校9名)
北村 善哉
平成13年
○第15回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第49回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 銀賞
○全日本高等学校吹奏楽大会 in 横浜 実行委員長賞
○第36回 石川県アンサンブルコンテスト 打楽器六重奏 金賞
北村 善哉
越田 敏
吉岡 利恭
平成14年
○第16回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第50回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第42回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞戊
○日本管楽合奏コンテスト全国大会 優秀賞
○第36回 石川県アンサンブルコンテスト
  打楽器五重奏 金賞(県代表) 北陸大会 銀賞
北村 善哉
浅井 悦子
吉岡 利恭
平成15年
○第17回 定期演奏会開催 (小松市公会堂)
○第51回 石川県吹奏楽コンクール
  高等学校A部門 金賞 高等学校B部門 銀賞
○第37回 石川県アンサンブルコンテスト
  打楽器六重奏 金賞(県代表) 北陸大会 銀賞
北村 善哉
浅井 悦子
橋本 和子
平成16年
○第18回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○石川県高等学校選抜吹奏楽団 中国演奏旅行(上海・杭州)
○第52回 石川県吹奏楽コンクール
  高等学校A部門 銀賞 高等学校B部門 金賞
○第37回 石川県アンサンブルコンテスト 打楽器六重奏 金賞(県代表)
  北陸大会 銀賞 クラリネット八重奏 金賞(県代表) 北陸大会 銀賞
北村 善哉
浅井 悦子
橋本 和子
平成17年
○第19回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○管楽器個人・重奏コンテスト本大会
  打楽器六重奏 優秀賞 津市教育長賞(第1位)
○第53回 石川県吹奏楽コンクール
  高等学校A部門 金賞(県代表) 北陸大会 金賞
○全国高等学校総合文化祭・青森大会 文化連盟賞
○第48回 中部日本吹奏楽コンクール大編成 金賞 県代表 本大会 優勝
○全日本高等学校吹奏楽大会 in 横浜 審査委員長賞
○第38回 石川県アンサンブルコンテスト
  打楽器六重奏 銀賞 金管八重奏 銀賞
北村 善哉
浅井 悦子
濱崎 昌代
平成18年
○第20回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第54回 石川県吹奏楽コンクール
  高等学校A部門 金賞(県代表) 北陸大会 金賞
○中部日本吹奏楽コンクール本大会 優勝 神納杯(第2位)
○第39回 石川県アンサンブルコンテスト
  打楽器六重奏 金賞 クラリネット八重奏 金賞(県代表) 北陸大会 銀賞
○第1回 ホワイトコンサート (小松芸術劇場 うらら)
斉藤 忠直
浅井 悦子
濱崎 昌代
平成19年
○第21回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第55回 石川県吹奏楽コンクール
  高等学校A部門 金賞(県代表) 北陸大会 金賞
○中部日本吹奏楽コンクール本大会優勝 神納杯(第2位)
○第39回 石川県アンサンブルコンテスト 打楽器六重奏 金賞
  金管八重奏 金賞(県代表) クラリネット八重奏 金賞(県代表)
  北陸大会 金賞
○第2回 ホワイトコンサート (小松芸術劇場 うらら)
○中部日本管打楽器個人・重奏コンテスト本大会
斉藤 忠直
浅井 悦子
濱崎 昌代
船橋 郁美
平成20年
○第22回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第56回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞(県代表) 北陸大会 金賞
○中部日本吹奏楽コンクール 本大会優勝 文部科学大臣奨励賞(第1位) 福井県知事賞
○第40回 石川県アンサンブルコンテスト 金管八重奏 金賞(県代表) サクソフォン四重奏 金賞 (県代表)
○北陸アンサンブルコンテスト 金管八重奏 金賞(北陸代表)全国大会へ
○全日本アンサンブルコンテスト 金管八重奏 銀賞
○第3回 ホワイトコンサート(タント)
○カナダ コンサートツァー (2008 3/28〜4/5)
斉藤 忠直
浅井 悦子
小林 由美子
平成21年
○第22回 定期演奏会 開催 (小松市公会堂)
○第57回 石川県吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
○第50回 北陸吹奏楽コンクール 高等学校A部門 金賞
  北陸支部代表として全日本吹奏楽コンクールの出場権を得る。

○カナダ・ノースバンクーバー市サウザランド高校との合同演奏会開催
○東海大学付属高輪台高校とのジョイントコンサート
斉藤 忠直
浅井 悦子
長谷部 なゆみ

第57回 全日本吹奏楽コンクール
第57回 全日本吹奏楽コンクール
 全国金賞に思う
            石川県立小松明峰高等学校 吹奏楽部 顧問 斉藤 忠直
 今秋、本校吹奏楽部は創部以来の夢:全日本吹奏楽コンクール出場を果たし、同時に「金賞受賞」という県内高校初の快挙を成し遂げることができました。顧問・指導者として93名の優秀な部員をお預かりし、加えて本番指揮を任された者として、「ホッとしている」と同時に、唯々感謝の気持ちで一杯です。
 今私たちが手にしている「金メダルの輝く賞状」は、これまで本校吹奏楽部を支えてこられた、熱心な部員達や指導者、また理解ある保護者の皆様方や地域の方々、いつも応援してくれる明峰生たちの、長年にわたる努力やご支援があってこそのものであり、心からの敬意と感謝を申し上げます。
 さて全日本吹奏楽コンクールが行われる東京「普門館」は、観客収容数5千人超を誇る巨大なホールで、その黒いステージに立つことは吹奏楽関係者にとって大きな喜びであり、「吹奏楽の甲子園」とも言われる全国から選ばれた29チームにだけに許された夢の舞台です。(ある意味では野球で甲子園に出場するよりも難しい確率かもしれません。)
 今回私たちは、日本全国から選ばれた精鋭と同じ舞台で演奏できることを誇りに思い、初出場という重圧に屈することなく精一杯の演奏をすることができました。加えて思いがけない「金賞」というご褒美まで戴き、言葉に表せないほどの感動を味わいました。それは、自分たちの夢実現のため、「全国金賞のバンド」を目標に掲げ、これまで一生懸命頑張ってきた、全ての明峰ウィンズたちの努力が報われた瞬間でもありました。
 あれから1ヶ月余り。「全国金賞を目標とするバンド」は、「全国金賞のバンド」として再び活動を始めました。「全国金賞」とは何か?どうあるべきか?と自問自答する日々、真の「全国金賞」バンドを目指す活動において、技術面・精神面ともに、まだまだ課題山積ですが、合奏場に掲げた言葉どおり「飽きず・慌てず・諦めず」に、「為せば成る」という言葉を信じ、また1からこつこつとやってゆこうと思います。
 最後になりましたが、これまでご支援・ご協力賜りました関係各位に対し、心よりお礼申し上げますとともに、小松明峰高校吹奏楽部への今後ますますの声援をお願い申し上げます。本当にありがとうございました。

 全日本吹奏楽コンクールに出場して
             石川県立小松明峰高等学校 吹奏楽部 部長 北 晴奈
 私たちは今年、東京・普門館で行われた第57回全日本吹奏楽コンクールに初めて出場し、金賞を受賞することができました。結果発表の時、現役の部員に加え、応援に駆けつけて下さったOB・OGの皆さんや保護者の方々から沸き上がった歓声が今でも耳に残っています。
 あの夢のように幸せな瞬間から1ヶ月余り、なぜ今年全国大会に行くことができたのか、未だによく分かりません。練習の内容や雰囲気も特に変わったワケではなく、これまでどおり「全国金賞」のバンドを目標に、日々の学校生活&部活動をするよう心がけてきました。
 そんな中、互いに意見がぶつかることもありました。思うように吹けない自分が情けなくて涙する仲間も大勢いました。そういった一つ一つの出来事をとおしてこのチームは成長してきました。今思えば、こうした不器用ながらも真剣な人間関係の積み重ねが、最高のチームワークを生んだのかもしれません。
 本番ではステージ上の55名のメンバーに加え、サポート隊:38名・総勢93名の心が一つになり、広い普門館のステージ&客席に圧倒されながらも、自分たちの音楽を楽しく堂々と演奏することができました。そして、これまで遠いモノと感じていた全国大会のステージを経験し、「努力すれば夢は叶う」という事を実感しました。
 こんなに素晴らしい経験ができたのも、一緒に練習してきた仲間や先生、支えて下さった保護者の方々、先輩方やクラスの友人、そして応援下さった多くの皆さんのお蔭です。これからも「全国金賞」を目標に生活してゆく中で、これまで出会ったすべての人に感謝しつつ、人と人とのつながりを大切にしてゆきたいと思います。本当にありがとうございました。

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