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平成21年度後期授業評価

概略

本校では,毎年2回(1,2学期末試験後)授業評価を行っています。各々の授業者が生徒から得たデータをもとに,「教師への満足度」と「生徒自身の努力度」を数値化し,その平均を「授業力指数」と定義しました。この授業力指数を用いて,教科・個人の2方面から指導力を分析し,授業力の向上に役立てています。

 

対象

評価者は全校生徒,被評価者は全教科の教諭・臨任講師です。

評価項目の内容

国語・地歴・公民・数学・理科・外国語では共通の評価項目を決めて実施しています。また,実技を伴う科目については,その教科内で評価項目を独自に決めて実施しています。評価項目は,下の教科ごとの分析を参照してください。

評価方法

評価者は,本校専用のマークシートに評価段階を無記名でマークします。

教科ごとの分析

授業評価3教科

図1

教科ごとの評価の平均値を図1に示します。

全教科の平均は,教師への満足度が2ポイント,生徒の努力度が0.2ポイント上がり,C授業力指数が1.1ポイント上がりました。また,6割の教師は評価が向上し,上位層も増え,全体として第1回の結果よりも評価が上昇しています。特に,前回思わしくなかった数学と情報で,授業力指数が5.1ポイントアップという著しい伸びを示していますが,それは,第1回の結果を見てその原因を教師自身が考え,反省と改善を加えたためだと考えられます。一方,生徒の努力度は数学に関しては4.3ポイン トアップし,数学の家庭学習時間も増えていますが,その分他教科へのしわ寄せが出てきているため,学習時間の絶対量を増やすことが急務です。

 

分析結果をもとに,研究授業・授業録画等を積極的に進め,結果を反映させています。また,外部と接する機会を全て利用して,公表します。(PTA常任理事会,中高連携のための総合連絡会,学校評議員会,学校説明会,Webページ等)

各教科では,項目ごとに結果を検証し今後の対策を講じています。各教科のデータは以下を参照してください。

また,平成21年度第2回授業評価5教科比較をおこないました。

先生への満足度

生徒の努力度

個人に対する分析

  • マーク結果を授業クラス別に整理・グラフ化し,解説をつけて個々の授業者に返します(図2)。
  • 評価結果は管理職による面談にも活用され,個別に診断と対策が協議されます。

成果と課題

授業改善への意識が高まり,反省と改善を加えた結果,教師への満足度が着実に向上しています。また,生徒自身が行った学習に対する評価には,生徒の具体的な授業への取り組みが現れているため,今後の指導に役立てることができます。

一方,実技科目は高い評価が出やすく,苦手意識の強い数学や英語は厳しい結果が出やすいことも否めません。また,評価が高いからといって学力・成績と比例しているとは限りません。したがって,評価結果に振り回されることのないよう,教科としての統一の取れた指導が必要です。また,教師だけの空回りにならないよう,学習時間の確保に向けて生徒への強い指導が大切です。本校は今年から3年間「高等学校学力向上実践モデル事業」に指定され,「明倫スタンダード」と「明倫メソッド」の確立を目指していますが,今回の授業評価の結果をしっかり分析して,それに生かすことも忘れてはなりません。

 

平成21年度前期授業評価の結果はこちら

平成20年度授業評価の結果はこちら