同窓会会長  松本章弥 (S40年3月卒)

門前高校は分校の創立から数えて69年目になります。同窓会設立も63年目となり、半世紀以上もの歳月の経過に歴史の重さを感じております。
 昭和37年、門前高校として独立したその年に、私たち147名は、第一回入学生として希望にあふれて校門をくぐりました。今も当時のことを懐かしく思い浮かべております。
独立後の高校は、勉学スポーツともにますます盛んとなり、数々の対外試合に成績を残し、また多くの卒業生が有名大学の門をたたいていきました。生徒たちは文武両道の精神で頑張ってきたように思われます。ソフトボール部を毎年のように全国大会に導いてくださっている室谷先生も、私たちの後輩であり、当時から部活動で活躍されていたことは強く記憶に残っております。そして現在、7800名余りの卒業生が県内外の様々な分野を通して活躍し、門前高校の名を高めています。
 本校の同窓会は、本部を中心として、金沢支部、関西支部、東海支部、関東会の4つの支部から成り、それぞれの地域で活躍している同窓生が団結して組織を運営しております。また、本部と各支部も連携し、母校のため様々な支援・協力を行っております。各支部総会には、毎年本部より校長または教頭、会長等役員及び事務局が出向き、激励をして親交を深めております。
 また、近年は恒例となった関西支部プロモートの親睦ゴルフコンペが毎年8月に開催され、本部会員の他、帰省している各支部の会員の方も含めて盛大に行われています。今後も同窓会で各種会合やイベントを企画して参りたいと存じますが、皆様のご協力をお願い致します。
 来年は、創立70周年となります。10月6日には式典や講演会が予定されており、現在準備を進めているところです。何とか成功に導くためにも、同窓会各位のご協力をお願いする次第です。
 最後に、母校の益々のご発展と同窓会会員各位のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。