平成26年度(文系フロンティアコース開設3年目)の活動や行事について紹介します。
 
 
  2015.3.18
 特別講義 「評論文読解講座」「英語長文読解講座」 その2
 
 河合塾から、現代文科 安達雄大氏 と 英語科 岩田純子氏 をお招きする特別講座、「評論文読解講座(21H対象)」と「英語長文読解講座(11H対象)」の第2講・第3講が行われました。


 今回は、前回よりさらに発展的な内容でしたが、生徒たちは必死に食らいつき、多くの刺激を受けていました。

【11H 生徒の感想より】
・やはり単語の意味を理解し覚えることが大事だとわかった。
・難関大学の入試問題の英語を体験することができて刺激を受けた。もっと勉強して自分の志望をかなえたいと思った。
・論理的思考法が身に付いた。復習し、応用できるレベルにまで磨きたい。

【21H 生徒の感想より】
・「日本人なのに、なぜ国語の試験で満点をとれないのか」と不思議に思っていた。国語の勉強とはどのようなことをすればよいのかがわかって嬉しい。国語に対する見方が変わった。
・記述問題と選択問題の解法がわかった。今後も意識的に取り組みたい。
・日頃の授業で七尾高校の先生方が仰っていることと一致することが数多くあり、日頃の授業がいかに大切かということがわかった。
 


 
  2015.3.17
 NSH・SSH(文系フロンティアコース・理数科合同)イングリッシュ・スピーチ・コンテスト

 3月17日(火)、本校視聴覚室においてNSH・SSHイングリッシュスピーチコンテストが行われました。

 今年度のスピーチコンテストは県内高校及び中学校の先生方が聴衆としてご来校いただき、また複数のALTの先生方が審査員としてご参加いただきました。出場者の表情は緊張で少し硬くなっていたようですが、自分の練ったアイディアを表現しようと一生懸命スピーチしました。
 1年生のスピーチのテーマは「日本人として世界でできること」、2年生のスピーチテーマは「イギリス海外研修で学んだこと」です。総合司会は文系フロンティアコースの1年生が務めました。
 まずはNSH部門として文系フロンティアコースのスピーチが披露された後、SSH部門として理数科生の研究結果に関するスピーチを聞きました。














 NSH部門では、予選を突破した1年生4名、2年生4名の計8名が競い合い、最優秀賞には2年生松井涼馬くんの”To be more positive”、優秀賞には2年生・小泉沙耶さんの“Women’s actions can change the world”と2年生・谷口沙希さんの“The mother forest”が選ばれました。
 英語力やスピーチの内容だけでなく、スライドショーも交えたプレゼンテーション能力が問われるハイレベルなコンテストとなりました。

 


 
  2015.3.5
 特別講義 「評論文読解講座」「英語長文読解講座」 その1

 河合塾から、現代文科 安達雄大氏 と 英語科 岩田純子氏 をお招きし、「評論文読解講座(21H対象)」と「英語長文読解講座(11H対象)」を開講しました。 各ホームに合った内容の講座で、生徒たちは1コマ90分の長丁場でも集中力を途切れさせることなく取り組んでいました。

 【生徒の感想文より】
・英訳するときにTopic sentenceを見つけるコツがわかった。
・本文全体の内容を把握し、流れを読んで訳すことの大切さがわかった。
・先生の体験談がとってもおもしろかった!私も「人生の主役は私だ」と自信を持って言えるような生き方をしたい。
・文章構成を知り、日本語でも英語でも人を納得させられる文章を書きたいと思った。
 


 
  2015.2.4
 平成26年度石川県立七尾高等学校 SSH/NSH研究協議会

 2月4日、七尾高校で「平成26年度石川県立七尾高等学校SSH/NSH研究協議会」が行われました。
 12月18日に予定されていた「平成26年度石川県立七尾高等学校SSH/NSH成果発表会」が悪天候で中止となり、その代替として行われたものです。
 当日は、本校のSSH(理数科)とNSH(文系フロンティアコース)の公開授業と研究協議会が行われました。

 文系フロンティアコースでは、2年生の総合的な学習の時間「国際理解」の授業で取り組んできた「ディベート」の決勝戦を公開。21ホームのメンバーが、「英語を公用語にすべきか」というテーマで、白熱した議論を展開しました。
 これまで長い期間をかけて「国際理解」の授業で取り組んできたディベート大会の決勝戦にあたるとあって、みんなからは気迫が伝わってきます。


 テーマに対して「肯定側」「否定側」に分かれ、チームごとに綿密に積み上げてきた事前学習の成果を発揮しました。

 論理的に根拠を述べ、相手の主張に対して質問したり反論したりする様子は、とっても迫力があります。

 聞いているみんなも一生懸命メモをとり、どちらの意見が妥当であるか考えていました。

 生徒からは「今まで体験した事のない緊張感があった。肯定・否定両方の論拠を考えなければいけなかったので、頭を使った」という感想が聞こえてきました。


  
 


 
  2015.2.1
 平成26年度高校生ボランティアリーダー養成事業 活動報告会

 雪の降る2月1日、今年度の1年間を通じて行われた「平成26年度高校生ボランティアリーダー養成事業」の活動報告会が、金沢星稜大学のキャンパスを借りて行われました。

 七尾高校からは、学校を代表する「ボランティアリーダー」として今年度の事業に参加した文系フロンティアコースのJRC部員4人組が出席。
 県内19高校の取り組みの報告を聞き、今年一年間の県内の高校生が行ったボランティア活動について振り返りました。

↓私たちが取り組んだプロジェクト「Let's Clean Nanao Bay」の報告書も掲示しました。









←他校の取り組みに対し、感想や意見を述べる場面も。

 この報告会をもって、文系フロンティアコースの特別活動「ボランティアマネジメント」は今年度の区切りを迎えることになります。
 このプロジェクトで培った企画・運営能力、人と協働するコミュニケーション力、それらを統合して私たちが「交渉力」とよぶ力は、文系フロンティアコースのメンバーにとって、これからも国際人をめざす様々な場面で活きるでしょう。
 


 
  2014.12.18
 11H 「スピークアウト」発表会


「スピークアウト」は、文系フロンティアコースだけに設定された授業です。
英語を使った発信力をとにかく鍛え、鍛え、鍛え、鍛えます。


今日、文系フロンティアコースの1年生が行ったスピークアウト発表会のテーマは「日本が世界にできること」。
ヘルシーな日本食を広めるアイディアや、発展途上国への支援のあり方などについて、文系フロンティアコース1年生による様々なプレゼンテーションが行われました。

審査員をつとめる3名のALTからの鋭い質問にも、身につけた英語を駆使して答えていました。
 


 
  2014.11.12
 海外研修の事後研修を行いました
約1か月前にイギリス海外研修を終えた文系フロンティアコース2年生は、その事後研修として、オールイングリッシュで川西先生のワークショップを受け、グループごとに「夢について」というテーマで語り合いました。
夢の実現のために「時間とは、受け流すものではなく使いこなすものだ」というお話を伺いました。

お話は英語でしたが、海外研修を振り返りながら自分の人生全体について考える内容で、生徒たちは言語のギャップを感じることなく、話題に集中していました。
 
 


 
  2014.11.05
 シンガポールから来日したNUSHS(シンガポール国立大学附属高校)生との交流 その2
前日に引き続き、21Hの生徒がNUSHSの高校生と交流しました。
「今後の世界の大きな変化にいかに対応していくか」ということについて、理系の知識をもつNUSHSの高校生と文系フロンティアコースの生徒とがディスカッションをしました。
世界の動向に関する驚愕的な統計をもとに、「IT技術の進化」や「人口増加」などが話題に上りました。

↑みんな笑顔で会話を楽しんでいます。イギリスでのホームステイを経て、表情には自信が満ちていますね。
 
 


 
  2014.11.04
 シンガポールから来日したNUSHS(シンガポール国立大学附属高校)生との交流 その1
11月4日、11Hの「スピークアウト」の時間に、シンガポールから来日したNUSHSの高校生と交流を行いました。
NUSHSとは、アジアで最も評価の高い大学の一つである“NUS”の附属高校、“National University of Singapore High School (=シンガポール国立大学附属高校)”の略です。


11Hの生徒たちはあらかじめ用意しておいたアイスブレイクアクティビティを行い、NUSの高校生とすぐに打ち解けることが出来ました。



その後、生徒たちは文系フロンティアコースの主題の一つである「国際的に活躍できる人材」の具体的な姿を求めて、シンガポールの高校生たちにたくさん質問をし、彼らの考えを聞きながら、同時に同世代の高校生同士の会話も楽しみ、日本とシンガポールの違いについて本当に多くのことを学びました。

今後彼らは、これまでの様々な活動や今日学んだことを中心に、「世界という舞台でできること」についてのプレゼンを作成する予定です。

 
 


 
  2014.10.26
 11ホームの生徒が小丸山保育園バザーのお手伝いに行きました!

 文系フロンティアコースには特別活動「ボランティアマネジメント」が設定されており、これまでにも多くのボランティア活動を行ってきました。今回は、七尾高校のご近所「小丸山保育園」さんのバザーに、11ホームの有志メンバーがボランティアスタッフとして参加しました。

 この夏「Let's Clean Nanao Bay プロジェクト」で小学生の皆さんと世代を超えた交流を経験したこともあり、幼稚園の皆さんと会うのを心から楽しみにしていた生徒たち。
 お天気にも恵まれ、バザーは大盛況!生徒たちが心底楽しそうにお仕事に取り組む姿勢が印象的でした。
小丸山保育園の皆さん、ありがとうございました!


 
 


 
  2014.10.23
 文系フロンティアコースの特別活動「おもてなし講座」のようす (11ホーム)

 10月23日、11Hの生徒を対象に、小松の行松旭松堂の行松宏展専務をお招きし「おもてなし講座」を行いました。
 海外へ出ても日本人らしい心を持って、様々な人々と交流することが出来るように、行松専務の経験談も交えながらおもてなしの心を講義していただきました。

 様々な場面で和菓子を通じた心の交流を広める活動を行っている行松専務の講義を聴いた後、実際に和菓子を作る体験をしました。 

 この日作った和菓子は、寒椿「想い」。寒椿の花言葉「あなたを愛しています」のように、心を込めてこれからも多くの人々と交流していくことを想いながら、生徒たちは和菓子作り体験を楽しく経験しました。
 
 


 
  2014.10.22
 文系フロンティアコースの授業 (21ホーム・論述錬磨)

 今シーズンの文系フロンティアコースの学校設定科目「論述錬磨」では、「国際理解」や「スピークアウト」とのリンク授業を行っています。

 今日は「言語論」に挑戦!非常に抽象度の高い哲学的な分野にも、21ホームのみんなは物怖じしません。2週間前に終えたばかりの「イギリス海外研修」での経験をふりかえりながら、「渡英して感じた日本と英国との言語生活の違いは?」「日本語と英語、どちらを難しいと感じたか」「言語のはたらきとはなにか」といった命題に挑みました。
 とても活発な話し合い、非常に複雑な思考、文章の読解…さまざまな活動をテンポ良くこなしながら、言語論の真髄に迫ります。
 イギリス海外研修は、ゴールではなくスタート。これらの活動は他の授業とリンクし、より深い探究活動へと広がりを見せています。
 
 


 
  2014.10.3
 ニュージーランド訪日団が来校。11Hと交流しました

 ニュージーランド訪日団が来校し、11Hが交流しました!
 10月3日(金)、財団法人日本国際協力センターが主催する「JENESYS2.0」という交流事業の一環として石川県を訪れたニュージーランドの高校生18名と本校11H40名+外国語研究部の生徒が交流しました。1年生は試験最終日という厳しい日程にもかかわらず、しっかり準備をしてこの日を迎えました。

 7月に一度、モントレーからの高校生と交流しているので、2回目の海外交流体験になります。
 11Hの生徒は手巻き寿司を一緒に食べながら、日本とニュージーランドの違いについて歓談しました。その後、日本の伝統的な文化や遊び(習字、福笑い、紙相撲など)を英語で紹介し、遊びを通してニュージーランドの高校生に日本文化について理解を深めてもらいました。
 その後、ニュージーランドの生徒が母国について説明しましたが、ラグビーのニュージーランド代表“オールブラックス”で有名な“ハカ”を一緒に踊ったり、ニュージーランドの歌を歌ったりと大変盛り上がりました。交流の後もたくさんの生徒が名残惜しそうに写真を撮ったり、メールアドレス交換をしたりしていました。
 
 


 
  2014.9.30〜10.7
 平成26年度 文系フロンティアコース第2期生 海外研修

文系フロンティアコース第2期生が、念願のイギリス海外研修に行きました。
そのようすを現地からライブレポートしました。

 
 


 
  2014.9.29
 イギリス海外研修 出発前日

 これまで長い時間をかけて準備してきた文系フロンティアコースのイギリス海外研修。2年生40名の旅発つ日は、いよいよ明日に迫りました。
 出発前日の午後、生徒たちは「海外研修結団式」に臨みました。

 七尾高校PTA会長様より激励のお言葉をいただき、生徒たちはこの海外研修の意義を新たに感じました。

 また、生徒代表がこの海外研修に臨む意気込みを語り、宣誓しました。


みんなは現在、渡航先で行う各種プログラムのための最後の準備に取り組んでいます。

Do your best! It is your start. We hope you will make it!
 
 


 
  2014.9.8
 イギリス海外研修 保護者説明会が行われました

 文系フロンティアコース2年生がイギリス海外研修に出発するまで、あと3週間となりました。

 今日は、保護者の皆様に海外研修の旅程等についての説明会がありました。
 同窓会副会長の久保様、PTA会長の近藤様から激励のお言葉をいただいたほか、これまで事前研修をサポートして下さったISAの佐田氏からの諸注意、実際に持っていく荷物等についての説明がありました。


 世界への旅立ちの門出を、関係者すべてで応援する七尾高校のあたたかさを感じました。
 地域に愛され、地域を愛する文系フロンティアコース第2期生の世界デビューは、いよいよ今月末です!

 海外研修のようすは、昨年度と同じく、特設サイトにてライブレポートを行う予定です。
 このサイトと七尾高校公式サイトでもお知らせしますので、楽しみにしていてくださいね。
 
 


 
  2014.9.5
 「国際理解」講演会 〈迷ったら、やってみる :芯のあるジグザグ人生のすすめ〉

 文系フロンティアコースには、「総合的な学習の時間」として「国際理解」の授業が設定されています。
 今日は「国際理解」講演会として、ケンブリッジ大学で学ばれた 畠山 澄子 氏 をお招きし、〈迷ったら、やってみる :芯のあるジグザグ人生のすすめ〉という演題で、文系フロンティアコースの1・2年生にご講演いただきました。

 9月末、文系フロンティアコース2期生(21ホーム)のみんなは海外研修としてイギリスへ行きます。そこではケンブリッジ大学を訪問し、かの地でもしっかりと学んできます。



 2年生たちは、3週間後に渡英を控えているとあって、特に真剣なまなざしを向けていました。畠山氏に質問をしたある生徒は「『勉強は目的ではなく手段。自分で課題を見つけ、その解決の為に学ぶことが大事』という言葉が印象に残った」と話していました。
 講演会のあとは「座談会」として、文系フロンティアコースの3年生(31ホーム)がお話を伺いました。31ホームのメンバーは、昨年の海外研修でケンブリッジ大を訪れた際、畠山氏にインターネット経由でお話を伺ってから日本でもセッションをしてきましたが、直接お会いするのは初めてで、興奮気味に座談会に臨んでいました。
文系フロンティアコースの3学年みんながそれぞれの視点から「一流」にふれ、グローバル人材の本質に近づくことの出来た時間でした。
  
 


 
  2014.8.30
 「Let's Clean NANAO Bay」プロジェクトを実施しました

 文系フロンティアコースに設定されている「ボランティアマネジメント」は、生徒自身が地域に必要とされるボランティアについて調査・企画・運営を行う特別活動です。今年度は11Hの4人組が「石川県高校生ボランティアリーダー養成事業」に参加し、ボランティアの企画や実施の仕方について学びました。

 その中で生まれたのが、「小学生の皆さんと七尾高校生とが協力し合って地域をきれいにしよう」という、「Let's Clean NANAO Bay」プロジェクトです。

 5月にこの計画が立ちあがってからというもの、彼らは〈清掃の必要な場所を調べるフィールドワーク〉、〈小学生のみなさんが楽しく活動に参加できるようなレクリエーションゲーム会の企画〉、〈小学校へのお知らせ作成〉、〈高校生スタッフ募集の呼び掛け〉など、たくさんの準備をしてきました。
 そのかいあって、七尾市内外の小学生のみなさんだけでなく、活動に賛同してくれた七尾高校生スタッフもたくさん集まり、当日はなんと100名以上の参加者(当初予定の倍以上!)がありました。



 七尾高校から3つルートに分かれて七尾港をめざしながらの清掃活動。小学生の皆さんに「車に気をつけて」「ゴミを分別しよう」と声をかける七尾高校生たちの姿は、まるで小学校の先生のよう。
 七尾高校に帰ってきてからは、全員で楽しいレクリエーション会。小学生をおんぶしたり、一緒にゲームをしたりして汗をかく七尾高校生たちの姿はとっても爽やかでした。
 普段はなかなか接することのない小学生と高校生ですが、世代を超えて共にボランティア活動をすることで、地域を愛すること、年少者への思いやりなど、多くの事を学びました。

 


 
  2014.8.22〜24
 語学キャンプ(イングリッシュキャンプ)を実施しました。

 8月22日(金)〜24日(日)、語学キャンプ(イングリッシュキャンプ)を実施しました。
 21Hと11Hの生徒が参加し、「のと青少年交流の家」にて2泊3日の英語漬け合宿に参加しました。

 1日目、1年生は県内ALT7名と「日本の高校と海外の高校を比べよう」というテーマでディスカッションをしました。
 生徒はALTの出身高校について積極的に英語で質問し、教育システムや高校生活の違いを比較しながら七尾高校をより良い学校にするためのアイディアをグループごとにまとめ、ポスターを作製しました。
 このプレゼンテーションはキャンプ3日目に2年生を聴衆にして発表するので、1年生は入念に準備をしていました。


 2年生は外部講師3名による英語プログラムに参加しました。3グループに分かれて「どうやったら日本をよい方向に変えることができるか」というテーマでグループディスカッションに取り組みました。
 ファシリテーター役の講師が時折ぶつける問いかけで生徒は活発に意見を交わし、議論を英語にまとめて発表のための準備をしました。生徒はアイコンタクトやジェスチャーしながら他のグループに対してプレゼンテーションを行い、英語による発信力を高めました。

 2日目、1年生は午前と午後に渡って外部講師3名による英語プログラムに参加しました。
 3グループに分かれ、午前中は「ビジネスプランニング(起業計画)」の講義を聴き、午後から実際に計画を立てて発表するという活動を行いました。
 北陸新幹線を利用した観光客誘致計画や、ご当地アイドルによる地域活性化などを英語で表現豊かに発表しました。

 2年生は午前中にALT9名と7つのテーマについてグループディスカッションをしました。「自動販売機は必要か」、「嘘も方便は正しいか」、「日本式年功序列は大切か」など、大学入試に出題された論題でALTと議論しました。
 日本と外国の文化的背景や習慣の違いに着目しながら日本と外国の間にある思想の違いにまで話が及び、その討論を通して最終的な自分の意見を英語にまとめました。 中には議論の前後で考え方が大きく変わった英文もあり、生徒は様々な情報を得ることで知的好奇心を刺激されながら、英語の表現力を高めました。


 2年生の午後のプログラムは外国人研究者を4名招き、英語による専門講義(サイエンスダイアログ)を聴講しました。講師はいずれも海外から日本を訪れ、東京大学や京都大学等で研究をされている方々で、生徒たちは自分たちが興味のあるテーマ(日本文学・英文学・比較文化・環境学)を選び、高い関心を持って学習に取り組みました。講義終了後、生徒たちはそれぞれの講座でなされた講義の内容をポスターにまとめ、最終日の発表の準備をしました。


 3日目、1年生から2年生へ、2年生から1年生へとこのイングリッシュキャンプで得た成果を英語でプレゼンテーションしました。発表の準備をする時間が少なかったにも関わらず、生徒一人ひとりが聴衆を意識した発表をすることができ、2泊3日の研修を終えて大きく成長した自分を実感することができました。
 
 


 
  2014.8.3
 ジュニアエコノミーカレッジinななお サポーターとしてドリームセミナーに参加しました

 8月3日(日)、「七尾市商工会議所青年部ジュニアエコノミーカレッジinななお」のサポーターとしてドリームセミナーに参加しました。
 七尾市内の小学生が模擬会社を設立し、販売実践を行う「ジュニアエコノミーカレッジ(ジュニエコ)inななお」にサポーター役として21Hの生徒7人が参加しました。
 経済学部志望の生徒や教育学部志望の生徒が自主的にサポート役として参加し、小学生が地場産品を使って商品開発をする場面や会社名や役員名などを記した会社登記書を作製する場面でアドバイスをしていました。


 「サポーター向けの事前説明会に参加して、株式会社の仕組みをより一層詳しく理解することができた」、「私たちが小学生の時にこの企画があったら参加したかった」、「小学生が分かるようにアドバイスすることが難しかった」といった感想がありました。
 9月の中旬にもサポート役としてセミナーに参加する予定です。
 
 


 
  2014.7.24
 アメリカ・モントレー市からやってきた高校生と交流しました

 七尾市の姉妹都市であるモントレー市より高校生が21名来校し、11Hと21Hの生徒が日本文化や地元七尾について情報を発信するというテーマで交流しました。

 11Hの生徒は日本の伝統的な遊び(福笑い、あやとり、けん玉など)、日本文化についてのプレゼンテーション、21H生徒は手巻き寿司の調理実習、七尾高校や七尾市、日本のサブカルチャーについてプレゼンテーションを行いました。
 また、茶道部に所属する本校生徒は高校生の前で茶道のお手前を披露し、お茶と一緒に添えられた和菓子や日本文化について英語で説明しました。



 モントレーの高校生たちは折り紙やケン玉といった日本の伝統的な遊びや空手道体験、習字や和楽器演奏を体験し、文系フロンティアコースの生徒たちは、それらについて英語で説明することで英語力を向上させました。

 


 
  2014.7.11
 アメリカの高校生に七尾と日本の文化を紹介する準備に取り組んでいますA

 MJFジャパンツアー一行が、7月24日に来校する際に“おもてなし”をする、我らが文系フロンティアコースの生徒たち。
 七尾や日本の文化を紹介する準備を進めている彼らは、プレゼンテーションのリハーサルを行いました。

漢字の成り立ちを説明するグループや、夏の風物詩である「風鈴」を説明するグループも。

1年生と2年生で互いにプレゼンテーションのリハーサルを見合う合同授業でしたが、同じコースのメンバー同士の絆が感じられました。

当日は、手巻き寿司を一緒に作り賞味したあと、たくさんのアトラクションも予定しています。

 


 
  2014.7.10
 アメリカの高校生に七尾と日本の文化を紹介する準備に取り組んでいます@

アメリカのカリフォルニア州にあるモントレーから「MJF(モントレー・ジャズ・フェスティバル)」というジャズ楽団のメンバーが「ジャパンツアー」と題して、7月24日に来校します。
その際に“おもてなし”をするのが、我らが文系フロンティアコースの生徒たち。七尾や日本の文化を紹介する準備を行っている最中です。今日は、21ホームの生徒たちが紹介プレゼンテーション作りに取り組みました。

 ↑ディスプレイに表示されている文章は…もちろん英文!

 ↓アメリカ人の皆さんに石川県指定無形民俗文化財である伝統芸能「七尾まだら」を披露するため、振付を確認しています。子どものときに教わった振付を覚えているかな?

 


 
  2014.6.10
 文系フロンティアコースの授業 (21ホーム・国際理解)

 引き続き、「国際理解」の授業のようすを紹介します。
 文系フロンティアコースに設けられた「国際理解」という特別授業では、国際的な視野を広げるとともに、相手を説得する技術など、これからの社会で求められる実践的な力を磨いています。










今日のテーマは先週までに引き続いて、「日本庭園はイギリスでビジネスチャンスがあるか」。
2年生文系フロンティアコースの生徒がディベートに挑戦しました。日本庭園がイギリスでビジネスとして成立するか否か、肯定派・反対派に分かれて白熱した議論を交わしました。


【生徒の感想】
A:自分の意見をまとめるのが難しかったです。
R:初のディベートだったので、論理的に話すことの難しさがわかりました。
M:みんなの意見を聞いていて、立論や反駁がしっかり根拠をもとに練られていてすごいと思いました。わたしも根拠に基づいて理論を立てられるようがんばります!

 


 
  2014.5.20
 文系フロンティアコースの授業 (21ホーム・国際理解)

 文系フロンティアコースの「総合的な学習の時間」にあたる「国際理解」の授業のようすを紹介します。

 この授業では、将来 国際社会で活躍できる社会人になるために、世界の地理や歴史、文化を総合的に学びます。知識や情報を分析しながら国際的な問題を適切に理解しようとすることを通して、多様な分野の事柄を関連付けながら学んでいます。

 この日の「国際理解」では、先日の「論述錬磨」の授業(リンク授業)で「日本の特別な文化」について深めた理解をベースに、「日本の庭園をビジネスとして海外へ売り込むことは可能か」というテーマについて考えました。

 生徒たちは、話し合いの中で論理的思考の糸口をつかみ、非常に意欲的に自分の意見を出し合っていました。また、自らの論を補強するために必要なデータが何かを考え、根拠となる情報の収集を試みました。


【生徒のコメント】
●「論述錬磨」の授業で学んだことを生かしてディベートに臨むので、取り組みやすかった。
●説得力のある資料を用意するなど難しい点もあるけど、昨年理数科の生徒がディベートしている授業を見ているので、自分たちもチャレンジできることが楽しみだ。
●筋道を立てて論理的に伝えることが得意ではないけど、このディベートの授業でコミュニケーション力を高めたい。

 
 


 
  2014.5.16
 文系フロンティアコース海外研修 第3回オリエンテーション (21ホーム)

 5月16日(金)、文系フロンティアコース2年生(21ホーム)が海外研修の第3回事前研修として、現地でのコミュニケーションとその取り方について学びました。
 「一言かける」、「目を見て話す」といった基本的なコミュニケーションスキルを確認した後、マインドマッピングを利用して自己分析を行い、会話をするための「ネタ」について考えました。

  

 先ずは日本語でしっかりコミュニケーションを取る態度を身につけ、ホームステイや現地の生徒や大学生との交流を積極的に行ってほしいと思います。
 生徒自身に関する「会話のネタ」を10個用意することが宿題として出されました。次回のスピークアウトではこの宿題を元に実践的なコミュニケーション活動が行われます。
  

   
 


 
  2014.4.16
 文系フロンティアコースの授業 (21ホーム・論述錬磨)

 文系フロンティアコース独自の学校設定科目「論述錬磨」では、現代社会が抱える問題を鋭くついた文章を読み解き、物事を論理的に思考する力を身につけることをめざしています。

 今年の秋にロンドンでの「海外研修」を控えている21ホームでは、「論述錬磨」の授業と「国際理解」の授業とを連動させ、「日本がもつ独自性を国際的な目線から見つめ直し、多角的に考える」を目的とした授業を展開しています。(リンク授業の実施)

 今日の「論述錬磨」では、比較文化論に挑戦しました。普段日本で生活をしているとなかなか気付かないことですが、日本という国の文化はとっても「スペシャル」です。日本と諸外国とを比較することで、その「スペシャル」を発見しよう、という授業です。
 思想的な面から、あるいは歴史的・地理的な面から、様々な視点で日本文化の特殊性について考え、思いつく限りの言葉で互いに説明し合いました。アメリカ人教授によって書かれた日本文化に関する論文を読解し、「宇宙観」にまでふれたときは、生徒からは「哲学だ!」「深い!!」という感想が上がりました。
 授業中の生徒たちの活き活きとした表情が、とても印象的でした。

 21ホームがロンドンへ発つまで、あと5か月と少し。
 彼らの目には、国際的な見地から見た日本、そして世界の姿が、少しずつリアリティをもって映り始めたようです。
   
 


 
  2014.4.15
 文系フロンティアコース海外研修 第2回オリエンテーション (21ホーム)

 4月15日(火)、2年生を対象に、海外研修に向けた事前学習として第2回オリエンテーションが行われました。
 ISAから佐田創氏を講師として迎え、本海外研修の目的、日本・世界の現状について講義をして頂いた後、生徒各自の研修における目標設定とクラス内での決意表明を行いました。

 前半の講義では、現代社会が直面するグローバル化と今後ますます拡大する市場のオープン化の中で、日本の高校生が将来グローバル人材として世界中の若者と仕事を競い合わなければいけない現状を説明していただきました。
 後半の講義では、生徒は「主体的な行動」「外国語によるコミュニケーション能力」「異文化理解」の大切さを再認識し、生徒一人ひとりが本研修の目標とその方策について考え、クラスメイトの前で決意表明をしました。


 〜生徒の決意表明(抜粋)〜

【目標】自分が住む地域や日本の現状に関する情報を入手し、自分の意見を加えながら他者に伝える。
【目標達成のための方策】日常的に新聞やインターネットといったメディアから様々な情報を得、知識を充実させる。

【目標】海外研修に参加して異文化に触れることで視野を広げ、社会人としての自覚を身につける。
【目標達成のための方策】規則正しい生活を心がけ、自力でできることはできるだけ自分で考え実行する。

【目標】自ら積極的に日本の文化について発信する。また、表面的なイギリス文化だけでなく、その奥にある思想や文化を知る。
【目標達成のための方策】新聞や雑誌を通して情報収集し、授業(論述錬磨や国際理解)の時間を通してイギリスと日本の比較文化を行う。

【目標】世界で自分が活躍している姿を想像しながら自分の意見を積極的に発信する。
【目標達成のための方策】意識して自ら課題を見つけ、自ら考え、自ら行動できるよう心がける。

【目標】英語を一生懸命勉強し、日常会話はもちろん現地の人たちと議論できるまでコミュニケーション力を磨く。
【目標達成のための方策】日々の英語の授業を大切にし、BBCを毎日見ることでリスニング力をつける。
   
 


 
  2014.4.8
 平成26年度第69回入学式が挙行されました

石川県立七尾高等学校の平成26年度第69回入学式が、本校体育館において挙行されました。
今年もフレッシュな新入生が、希望と少しの緊張を胸に本校へ入学してきました。

1学年240名のうち11ホームの40名が、文系フロンティアコース生です。
本コースの第3期生に当たり、3年間NSH(いしかわニュースーパーハイスクール事業)による活動を中心に、国際社会に羽ばたく人材に成長する事をめざして自己研鑽に努めます。
厳かに執り行われた入学式のあと、文系フロンティアコース(11H)保護者を対象としたコース説明会を行いました。
文系フロンティアコース独自のカリキュラムや、2年次に行われる海外研修などについての説明を、保護者の皆様は熱心に聞いて下さいました。