平成28年度(文系フロンティアコース開設5年目)の活動や行事について紹介します。
 
 
  2017.2.16
 スーパーグローバル大学講演会を行いました(2学年)

2月16日(木)、2年生を対象に、「スーパーグローバル大学講演会」を実施しました。
今回は大阪大学より佐藤宏介教授をお招きし、「オープンマインド−文理を超えて協働するグローバルな視点−」という演題でご講演いただきました。

講演の内容は「学ぶことの本質」や「情報のズレがもたらす価値」など学びへの向き合い方から、先生のご専門でもある画像処理の研究が文理の枠を超えて社会貢献につながったエピソードまで多岐に渡り、生徒の知的好奇心を刺激するものでした。(生徒はモアイ像に目があった事実を知って驚いていました。)



スーパーグローバル大学である大阪大学ではディスカッションが重視され、その中には留学生がいる場合も多いため、英語が共通言語だと知って生徒は英語を学ぶ重要性を再認識していました。

しかし、大事なのはあくまでも内容。「答えのない問題」について自分で考え、他者と議論していくことが大学、さらにはその先の実社会で求められていることだと実感した講演会でした。

 
 


 
  2017.2.13
 金大留学生とのスピーチ練習

2月13日、金沢大学より4名の留学生と本校卒業生である金沢大学国際学類4年生夏畑李香さんを講師として招き、文系フロンティアコース11Hの生徒が英語によるスピーチ指導を受けました。

生徒たちは「私を変えた異文化体験」というテーマで昨年からスピーチ原稿を執筆し、学校設定科目「Speak Out」でスピーチ練習に取り組んできました。

1か月に及ぶ練習の成果を留学生たちの前で披露し、抑揚やジェスチャー、アイコンタクトなど、具体的な助言を受けながら高い水準でスピーチができるようになりました。

〜留学生たちから生徒へのコメント〜
・生徒の英語学習への意欲と文章構成力の高さに驚いた。また、どの生徒もアドバイスに真剣に耳を傾けてくれた。
・一方向のみを見るのではなく聴衆全体を意識しながら表情豊かに話すとよりよいスピーチになると思う。

3月には校内スピーチコンテストに開催され、各クラスで行われる予選を勝ち抜いたただ生徒だけが本選に出場します。11Hの生徒もこれからも練習を重ねてスキルアップを図り、本選での優勝を目指して頑張りましょう!
 
 


 
  2017.2.1
 スーパーグローバル大学講演会を行いました(1学年)

「Top Global Univ.(SGU)と名古屋大学」と題して、1年生全員を対象に「スーパーグローバル大学講演会」を行いました。
これはスーパーグローバル大学の教官の方を講師として今の大学の取組やこれからの学生に求められる力などについて学ぶNSH事業の一つです。

今回は名古屋大学の永野拓矢先生を講師に迎え、名古屋大学の概要、スーパーグローバル大学としての取組、高校としてやっておいて欲しいことについてお話しいただきました。

盛りだくさんの内容でしたが、生徒目線で語っていただいたことで、スーパーグローバル大学を目指す意義を理解することができ、学習意欲が喚起された様子が伝わってきました。
生徒からの質問も活発で、講師の先生は感心していました。

生徒の感想
・TGU(トップグローバル大学)の魅力を強く感じた。最先端の研究を行い、海外トップ大学の生徒との交流を図ることでより国際的な競争力の向上につなげるという点に特に魅力を感じることができた。
・たくさんの大学がある中で、自分はどのような仕事に就きたいのか、どのような人でありたいのか考えながら、今できることを考えて行動することが大切だと思いました。
・自分の進路選択の視野にある名古屋大学の詳細についてうかがうことができて貴重な時間となりました。グローバル化が進む今日の日本におけるSGUの役割、そして名大の魅力について理解を深めることができました。


 
 


 
  2017.1.31
 NSH課題研究合同発表会(21ホーム)

1月31日(火)、金沢桜丘高校にてNSH課題研究合同発表会が行われました。
本校からは21Hより、能登の伝統工芸をテーマにしたグループが他のNSH校の生徒を前に全体発表を、また能登の景観、生物多様性をテーマとしたグループがそれぞれポスター発表を行いました。

特に全体発表においては、会場からの質問にもしっかりと答え、かつ自分たちからも他校の発表に対し積極的に質問するなど、1年間の研究を通じて身についたのは単なる知識だけではないことを示してくれました。

 
 


 
  2017.1.25
 文系フロンティアコース特別設定科目〈論述練磨〉 ディベート講座(11ホーム)

全国教室ディベート連盟常任理事であり、ディベートに関する著書もある 西部 直樹 先生 を講師として招き、11Hの生徒はディベート講座に参加しました。

講座に参加する前「ディベートとは?」という質問に対して、生徒たちは「相手を論破する術」「強固な自己の主張をするスキル」というイメージを持っていたようです。
しかし、生徒たちはこの講義で、ディベートとは構築力・判断力・多角的視点といった論理的思考力と理解力・傾聴力・発表力といったコミュニケーション力を向上させる訓練の場であると理解することができました。

西部先生の非常に明快なレクチャーとディベート甲子園の中のスピーディーな論戦に生徒たちは触発され、次週から始まるディベート演習に向けて意欲が掻き立てられました。

<生徒アンケートより>
・今回のディベート講座で学んだことは、「ディベート=相手の思考や意見を理解して相互に考えを深め合うコミュニケーション」であるということだ。また、議論をする上で、説得すべきは相手ではなく審判であるという点を面白いと感じた。

・ディベートでは相手と議論し合うことが大事であり、自分の意見を延々と話しているだけでは理解が深まりません。相手の意見や根拠をしっかり聞き、メモを取り、同時に質問や反論を考え、相手と議論を交わすことで理解が深まります。このスキルを身に付けディベートの時だけではなく、日常生活の中でも活用していきたいと思いました。

・的確かつ素早い発言をするためには日頃から物事を多角的視点で見ることが大切だと思う。広い視野を持つために新聞や本を積極的に読み、バランス感覚のある思考ができる人になりたいと思った。

 
 


 
  2016.11.4
 大学改革シンポジウム「能登半島の自然環境を活用した国際研究拠点形成」に参加しました

文系フロンティアコースの1年生が、七尾サンライフプラザで行われた金沢大学主催のシンポジウムに参加しました。

参加した生徒は、来年度イギリス海外研修で能登を発信することを視野に入れ、「里山イニシアティブと能登半島」や「Future Earthプログラムと能登半島−持続可能な地球社会の構築に向けて−」といった専門性の高い講義を聴講し、里山里海の恵みが持つ可能性に対する理解を深めることができました。

<生徒アンケートより>
 里山里海イニシアティブ、Future Earth プログラムなど、今ある能登の生物多様性や地域に根付いた文化の保護・保全活動には、私たちや外部の見識者が協力し合うことが欠かせない。また、行政、住民、企業が相互関係を持ち、学び合いながら能登の自然を持続させることが大切だ。現在私たちが抱える課題は決して日々の暮らしからかけ離れているものではなく、すぐにでも取り組めるものがあることが分かった。

 能登海洋ふれあいセンターなど私が小学校の時に行ったことのある場所や参加したことのあるプログラムについて金沢大学の先生がプレゼンをしていた。当時は、そのプログラムに参加していることが貴重なことだと考えて受講していなかったが、この講演を聞いて、この大切な里山里海を自分たちの手で守っていきたいし、自分の力を地域にも還元して、もっとPRしたいと思った。
 
 


 
  2016.11.3
 〈ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業〉 CM動画の制作発表会を行いました

本日は石川教育ウィークの一環として七尾高校の特色ある取組を披露する一日でした。

NSHでは、石川県の「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の指定を受けて、七尾で新規創業した事業所を応援するために生徒が制作したCM動画の発表会を行いました。
この事業では普段は文系フロンティアコースが行っている探究学習を普通科文系コースの生徒が行っています。


生徒たちは七尾商工会議所、のと共栄信用金庫、日本政策金融公庫、七尾市の4者で構成された「ななお創業応援カルテット」の支援を受けて新規創業した店舗(16事業所)のCM動画をグループで制作しました。

生徒たちは、夏休みを利用して実際にお店を訪れ、取材し、タブレット端末などを用いて1分半の動画にまとめました。
お店をどうアピールするか、どのようなフレーズが印象に残るか、選曲をどうするか、構成をどうするかなどたくさんのことの項目について、お店の人だけでなく、お客の視点からも考え、工夫を凝らしたCMができあがりました。

評価者の眞鍋先生、森山先生からは、「短期間でこれだけクオリティの高いCMを制作したことに感心した」とのお言葉をいただきました。

生徒の発表からは、「効果的に伝えるためにはまず自分たちが伝える内容を深く理解することが必要」「普段から異なる視点で物事を見る姿勢が重要」といった言葉が聞かれました。また、「普段何気なく見ているTVのCMも、実は大変な労力が注がれていることに気づかされた」と述べる生徒もたくさんいました。

講評の中に、「何より印象的だったのは『人』を紹介していること」というコメントがありました。確かに、お店やお客に対するお店の人の思いや人柄などがよく表れていて、見る人を笑顔にさせる力のあるCMばかりでした。

このようなCMを制作することができたのもお忙しい中親切に対応していただいたお店の方々のおかげです。本当にありがとうございました。
 
 


 
  2016.11.3
 〈おもてなし講座〉を行いました(1学年)

いしかわ教育ウィーク期間中にあたる11月3日、1学年全体を対象に、平成28年度「おもてなし講座」を行いました。

「地域の第一線で活躍している人材による講義や意見交換を通して、地域と関わり、郷土愛を育て、他者を思いやる心を養う」ことを目的とするこの取り組みに、今年度は講師として 株式会社ウーマンスタイル 代表取締役 成田 由里 氏をお招きし、講演を行っていただきました。

成田氏は七尾高校の卒業生であり、一流企業にお勤めになった経験と自ら起業なさった経験、さらにはご自身も高校生のお母さんでいらっしゃるという経験から、「おもてなし上手はコミュニケーションが上手くいく!」という演題で、日頃の勉強や進路のことに悩む七高生の目線に合わせ、親身になって「なぜ大人は目標をもてと言うのか」「社会人になるとはどういうことか」というお話をして下さいました。

質疑応答の時間には、1年生のみんなから「高校生の頃の自分の夢と、今のご自身は近いと思いますか」など、とても活発に質問が飛び交いました。
文系フロンティアコースの生徒からは外国人とのコミュニケーションについて質問があり、成田氏は「今後も社会では英語力が求められるようになる」と回答なさり、生徒のみんなは「日頃自分たちが学んでいることが大人になって実際に活きてくる」ということをイメージできた様子でした。

今後は、この講演で感じたことや考えたことをレポートにし、活動のまとめに入る予定です。
 
 


 
  2016.11.2
 青少年赤十字国際交流事業にかかる交流授業を行いました(11ホーム・21ホーム)

現在、青少年赤十字社の国際交流事業「平成28年度海外青少年赤十字メンバー受入プログラム」で訪日しているアフガニスタン・イスラム共和国の青年団が、石川県に滞在しています。
彼らは今日、七尾高校を訪問し、文系フロンティアコースの1・2年生と一緒に交流授業を行いました。

まずは文系フロンティアコース2年生が、能登の里山里海についてプレゼンテーションを行いました。

アフガニスタンは内陸にあって海がなく、乾燥した山と砂漠の国。生活も文化も異なる環境で暮らす方々に豊かな水と自然に囲まれた能登を知ってもらうため、みんなは持っている限りの英語と、ジェスチャーと、準備してきたスライドをフル活用!

アフガニスタンのメンバーは、私たちのプレゼンテーションに「とても美しい。能登のことも初めて知ったし、まず学校に多くの設備がそろっていて、生徒がそれらを使いこなしていることにも驚いている。あまりにも多くの事が違いすぎて…」とコメントしてくれました。

また、文系フロンティアコース1年生のクラスでは、アフガニスタンの様々な現状を事前学習する中で生まれた疑問を英語で質問し、答えを聞き取って日本語にまとめ直すという活動を行いました。
英語運用能力の向上をめざして勉強をしている文系フロンティアコースですが、日頃こうした国際交流で接する相手は英語のネイティヴ・スピーカーがほとんど。今回のように「お互いに英語のネイティブスピーカーではない」という状況で、共通語としての英語を使ってコミュニケーションを図るのはとても貴重な機会であり、またひとつ英語のレベルを上げるきっかけとなりました。








また、そこに生まれ育った人と直接会話をしなければわからないようなアフガニスタンの現状を聞き、みんなが愕然とする場面も。メディアを通すだけでは世界で起こっている出来事を本当には知ることができないことを痛感しました。

ランチタイムは、文系フロンティアコース生がエスコートし、通訳してあげながら学校の売店でお買いもの体験。一緒に七高生の昼休み時間を楽しみました。
ムスリムである彼らには食事の内容に宗教上のきまりがたくさんあることに、文系フロンティアコース生たちは気がつきました。

これまで「スピークアウト」や「国際理解」など、様々な特別授業で国際感覚を磨いてきましたが、「違いを知ること」と「違うと気付くこと」は全く違うのだということを改めて体感しました。自分とは違う環境で生まれ育った人と共通の言語をを通じて対話し、直接のコミュニケーションを図ることこそが本当の国際交流だということを確認し直す、とても貴重な一日になりました。
 
 


 
  2016.11.1
 11ホームの生徒がシンガポールの高校生と交流しました

NUSHS(シンガポール国立大学附属高校)生たちの七尾高校滞在最終日、文系フロンティアコースの1年生(11ホーム)と交流しました。

これまで、外国人に習字や日本の遊びを紹介してきた11ホームですが、今回は百人一首を通して日本の文化を伝えます。

それぞれの歌の意味をわかってもらおうと、全員が和歌をひとつずつ担当し、この日までに英語で解説ができるように準備をしてきました。いざ和歌を英語で解説しようとするととても難しく、みんな四苦八苦しながら、見せるスライドを工夫していました。


授業の前半では、グループに分かれて11ホームの生徒からNUSハイスクールの生徒にひらがなとそれぞれの音を説明しました。
NUSハイスクール生はあっという間に覚えてしまい、11ホームのみんなはびっくりした様子でした。


後半はNUSハイスクール生同士が試合をし、11ホームの生徒が読まれた札の解説をしました。
NUSハイスクール生は、試合も解説も楽しんでくれたようです。

回数を重ねるごとに、外国人との交流に慣れてきた11ホームのみんな。
次にどんな人たちと交流できるか楽しみですね。

 
 


 
  2016.10.30
 アフガニスタン・イスラム共和国の方々との国際交流集会に参加しました

日本赤十字社が行う国際交流事業「海外青少年赤十字メンバー受入プログラム」において招聘されたアフガニスタン・イスラム共和国の青年団との国際交流集会が金沢市で行われ、文系フロンティアコース1年生の有志が参加しました。

県内の高校生・大学生らが参加している中、まずは自己紹介を行いました。
文系フロンティアコース1年生のメンバーにとっては、入学してからここまでの半年で何度も行われた国際交流の機会。英語での自己紹介も、非常にスマートです。


アフガニスタンメンバーから、現在のアフガニスタンでの赤十字の取り組みなどについてお話を伺った後は、英会話を通じて日本の伝統的な遊びに挑戦し、交流を深めました。

アフガニスタンメンバーが「私たちの国と日本とは、宗教も、文化も、伝統も、生活の小さなことの何もかもすべてが違う」と話す表情が印象的でした。

ほぼ完璧に英語を使いこなしている19歳の青年は、たった1年半しか英語を学んでいないそうです。文系フロンティアコースのメンバーは非常に驚いていました。私たちも見習わなくてはいけませんね。


11月2日には、彼らが七尾高校を訪問し、文系フロンティアコースで交流授業を行います。
なかなか会えない国から来た人たちとの交流を七尾高校で行える貴重な機会を楽しみたいと思います。
 
 


 
  2016.10.28
 第1回アジア生物文化多様性国際会議に参加しました


10月28日(金)に七尾市で行われた「第1回アジア生物文化多様性国際会議」ユースセッションに、文系フロンティアコースの2年生が参加してきました。
この会議は、日本で初めて世界農業遺産に認定された能登で「生物多様性と文化多様性を保全するために何をすべきか」について国内外の研究者が話し合うために開かれたものです。


文系フロンティアコースの2年生は金沢泉丘高校の生徒やタイの高校生とともにグループディスカッションで私たち若者に何ができるかについて話し合いました。

これまで能登の里山里海について調べたことやイギリス海外研修でグリーンツーリズムについて学んだ経験を活かして議論に臨みました。









他校の人と英語でディスカッションする経験はあまりないので、自分たちの知識と英語力を試すいい機会となり、また大きな刺激を受けました。クロージングセッションでは、天野さんが七尾高校の代表として発表しました。

この国際会議では生徒が制作した能登の里山里海のビデオ(23分を7分に短縮したもの)を上映することもできました。
担当の方からは「想像のレベルを超えていました」とお褒めの言葉をいただきました。

 
 


 
  2016.10.27
 シンガポールから来日した高校生と21ホームの生徒が交流しました


文系フロンティアコース2年生(21ホーム)の生徒が、NUSHS(シンガポール国立大学附属高校)の生徒たちと交流しました。

NUSハイスクールの生徒が日本に着いたばかりということで、21ホームの生徒たちは、これまで自分たちが行ってきた能登の里山里海に関するレポートを、ポスターセッションの形式で行いました。


NUSハイスクールの生徒たちは、能登の祭りや伝統工芸、農業に関することを興味深く聞いてくれました。
21ホームの生徒たちも、先日の海外研修を通じて異文化交流がさらに上手になっていたようです。

質疑応答を通じ両学校の生徒同士が楽しくやり取りする姿も見られ、とても有意義な時間となりました。
 
 


 
  2016.10.14
 七尾高校を訪問した台湾の高校生と交流しました

10月14日(金)、NSH推進室主催で、台湾の高校生と本校1年生が交流しました。本校を訪れたのは、台湾カトリック教私立衛道高級中学の生徒32人。
はじめに体育館で行われた歓迎セレモニーでは、11ホーム会長が英語で歓迎の挨拶をした後、お互いの校歌を披露しました。
また、台湾の高校生たちは日本のアニメ主題歌を歌いながら、ダンスも披露してくれました。
その後、21ホームが制作した能登の里山里海プロモーションビデオを全員で鑑賞しました。
私たちが住む能登の様子が伝わったようです。


歓迎セレモニー終了後は、昼食の時間です。台湾の高校生を教室へ案内し、一緒に昼食を食べる「バディ」を普通科普通コースの1年生が担当します。

みんなは台湾の高校生それぞれの名前を書いた紙を掲げてスタンバイし、担当する相手と自己紹介をし合いました。



昼食時間は、英語を使ってお互いの学校の様子を質問したり、好きな歌手の話で盛り上がったりしていました。





午後の5時間目の授業は、台湾の高校生が11ホームと15ホームでそれぞれ一緒に授業を受けました。
台湾の言葉で自己紹介の言い方を教わったり、英語を使ってグループワークに取り組んだりしました。

6時間目は11ホームが伝統的な日本文化について紹介。書道やあやとり、折り紙、かるた、けん玉の体験コーナーを設けました。台湾の高校生たちに楽しんでもらえたようです。



夏にはアメリカの高校生と交流した11ホームですが、今回は英語のネイティブスピーカーではない、アジアの高校生ともお互いに英語でコミュニケーションをとり通じ合える経験ができました。

これからもっと英語を勉強して、話せることを増やせたらいいですね。
 
 


 
  2016.10.3 〜 10.10
 文系フロンティアコース第4期生が海外研修へ行ってきました

  第4期生が海外研修先のイギリスで活躍する様子を現地からレポートしました。
  ↓特設ページにまとめてあります!どうぞご覧ください。
 

 
 


 
  2016.9.8
 文系フロンティアコース 中間発表会 (11ホーム・21ホーム)

 9月8日(木)、文系フロンティアコースでは中間発表会を行いました。
2年生が1学期以来、能登の里山里海について調べてきたことを1年生や外部の有識者の方、OBに向けて英語で発表しました。
質疑応答も英語です。
8グループに分かれ、ポスターセッション形式で説明しました。ジェスチャーを交え、少し難しい内容を分かりやすく伝えようと頑張っていました。

1年生からは「2年生の発表に感銘とあこがれの気持ちが湧きました」「来年のイメージが見えてきました」といった感想が聞かれました。

 この日はまた、イギリス出身で輪島塗の漆芸作家であるスザーン・ロスさんの講演を聞きました。
事前に送ってあった質問に丁寧に答えてくださり、外国人から見た日本の美意識や伝統文化の素晴らしさ、また異文化との接し方について学ぶことができました。

【感想】
・日本人が自分たちの文化をいかに理解していないか、身に染みてわかりました。無くなってからでは遅い。若い人が日本文化に気づくことが大切だと感じました。
・余白を活かし、作り手と使い手の間の心の結びつきを重んじる日本と、枠の中で自分の芸術を表現する外国では考え方が真逆で、日本の漆をはじめとした文化は外国人にとってあこがれであるという話はとても興味深く、勉強になりました。
・メディアに頼らず、自分の目でいろんなものを見てそれを通じていろいろなものを感じたり理解することが大切なのだと感じました。
・自国と他国は違っていて当たり前であり、世界どこも一緒なら行く意味がない。良い悪いではなく、違いや一緒なところを見つけることが大切だというスザーンさんの言葉に感動しました。

 


 
  2016.7.28
 アメリカの高校生と交流しました(11ホーム・21ホーム)

 7月28日木曜日、モントレージャズフェスティバルin 能登(以下MJF) に出演する、アメリカの高校生メンバー21人が本校を訪れ、文系フロンティアコースの11H、21Hの生徒と交流しました。

 前半は、21Hの生徒とMJFのメンバーたちで一緒に手巻き寿司作りをしました。21Hのみんなは、卵焼きや鶏そぼろなどの具の作り方や巻き方を、英語でうまく伝えられていました。
 中には、「ロンドンでもこんな感じで話せるかな〜」という生徒も。海外研修に行く前に、外国の方とふれ合ういいチャンスになりましたね。



 後半は11Hの生徒との交流。生徒たちは、太鼓の演奏を披露したり、折り紙や書道、五目並べ、空手、剣道の体験コーナーを設けたりして、日本文化を紹介しました。
 また、MJFのメンバーに向けて、スピークアウトの授業で準備した、能登をめぐるツアープランのプレゼンテーションを行いました。


 11Hにとっては、6月に行われたサタデー・イングリッシュ・セミナーに続く2回目の外国人との交流でしたが、前回ほど緊張した様子はなく、MJFのメンバーに積極的に話しかけていました。MJFのメンバーに喜んでもらえたようで良かったですね。

〜生徒の感想より〜

★私は日本文化体験コーナーでは折り鶴のコーナーを担当していましたが、つたない英語でも身ぶり手ぶりを少し交えて伝えることができました。それが少しでも自信につながったらいいなと思いました。

★外国人の方が自分に話しているときは、うなずいたり “I see.” などと共感したりすることが大切だと感じた。言語は違っても、なんとなく伝わる気持ちがあって、とても楽しかった。

★折り紙体験のとき、出来あがったものを見てうれしそうに “Thank you!” と言ってくれたときは文フロに入ってこの体験が出来てよかったなと心から思いました。この体験を通して、国が違い、使っている言葉が違っても、心は通じあえ、一緒に楽しい時間をすごすことができるのだなと思いました。

★日本文化を紹介するとき、MJFの人たちが楽しそうに活動していたのが印象的で、日本の文化は外国の人々にも認められるものなのだと思うと誇らしくなりました。今回の交流を通して外国と日本の違いだけでなく、日本の良さを改めて見つめることができたので良かったです。







 
 
 


 
  2016.7.27
 ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業


 7月27日(水)に、NSH推進室主催で2年生を対象に「未来のまちづくり」特別講座が行われました。

 これは石川県の事業である「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環でふるさとに対する愛情を高め、クリエイティブに地域の活性化に取り組む若者を育成することを目的としています。

 今年度は七尾市で「まちづくり」に取り組む民間企業(「株式会社 御祓川」)とコラボして、これからのまちづくりについて学びます。

 1時間目の講義は金沢大学人間社会学域准教授の眞鍋知子先生のお話でした。地域の人口減少のペースは衝撃的でしたが、大学生が地域とかかわり、活性化に貢献している姿に感銘を受けていました。
 2時間目は株式会社御祓川社長 森山 奈美先生のお話。七尾市のまちづくりの歴史と今をクイズ形式で学びました。「ほしい未来は自分でつくろう」という言葉が生徒の心に響いていました。
 3時間目は22H、23Hのみで七尾市で新規に創業した事業所をピーアールする作戦会議をワークショップ形式で行いました。グループでいろいろなアイディアが出て盛り上がりました。

〜生徒の感想〜

★少子高齢化が進む中で、社会人より大学生、高校生の社会参加が街に活力を与えるという発想が面白かったです。
★まちづくりに貢献している人のお話なので心に響くことがたくさんありました。普段何気なく生活している自分が恥ずかしく思いました。私にも何かできることがあるはずだと思えました。
★自分の育った故郷が10年後、20年後、またその先もどんな姿であってほしいか、またそれを実現するのは誰かではなく自分であることも自覚する良い機会となりました。
 
 


 
  2016.6.18
 サタデイ・イングリッシュ・セミナー (文系フロンティアコース1年生)

 6月18日(土)、県内の大学に在籍する留学生20名が本校を訪れ、文系フロンティアコース・11ホームの生徒たちと交流しました。

 生徒たちは留学生に向けて、自分たちが考えた、能登をめぐる旅行プランのプレゼンテーションを英語で行いました。この日に向けて、スピークアウトの授業や放課後を使って、原稿やスライドの準備をし、練習を重ねてきました。

 留学生が到着した頃には緊張気味だったみんなも、プレゼンテーションの回数を重ねるごとに、いきいきとした表情で話せるようになり、留学生からの質問にもなんとか答えようと奮闘する姿が見られました。
文フロ生としての大きな一歩を踏み出せましたね。

〜生徒の感想より〜
★留学生の質問にしっかり答えられて理解してもらえたことが一番嬉しかった。今私が使える英語では全てを説明することが難しかったので、もっといろんな表現を覚えて使えるようになりたい。
★文法も大切だが、やはり伝えることの方が大切だと感じた。聞いてくれた留学生が前のめりになってくれたので私たちも話しやすく、ジャスチャーも交えながらできました。
★実際に英語を話している留学生と交流することで、英語をもっと勉強したいと思った。留学生は質問をたくさんしてくれたので自分もそれを見習いたいです。

 
 


 
  2016.6.9
 「能登の里山里海」特別講義 (文系フロンティアコース1・2年生)

6月9日の3、4時間目に、外部から講師の方を招いた「能登の里山・里海」に関する講演会がありました。

わたしたちの暮らす能登には、「世界農業遺産」に登録された里山・里海がとても豊かにあります。
11ホーム、21ホームともにメモをとりながらお話に聞き入っていました。

 11ホームの生徒たちは現在、6月18日の〈サタデーイングリッシュセミナー〉で金沢大学大学院に在籍する留学生に向けて発表する「能登を巡る旅行」というプレゼンを準備していますが、この講義を通して能登の世界農業遺産に関する有益な情報をたくさん得ることができました。

また、21ホームの生徒たちは、この「里山・里海」についてのDVDを制作し、イギリスで披露する予定です。グローバルな人間になるには、まずは自分のふるさとについて知ること。
イギリスの人たちに、日本を、能登をたくさん知ってほしいですね。
 
 


 
  2016.6.3
 文系フロンティアコース2年生 上田さん スピーチコンテスト優勝!

 6月3日、県内各地の高校生が参加した第36回イングリッシュフェスティバルのスピーチコンテストにおいて、文系フロンティアコース(21ホーム)の上田菜月さんが優勝しました。
 “Overcoming Stage Fright”(赤面症を克服するために)というテーマで、何度もALTと練習を重ね、本番では表情豊かに堂々と発表していました。

 上田さんは、11月の全国高校英語スピーチコンテスト東海北陸ブロック大会に県代表として出場します。
 おめでとうございます!

 
 


 
  2016.5.24
 文系フロンティアコースの授業(11ホーム・スピークアウト)

文系フロンティアコース独自の学校設定科目「スピークアウト」の授業の様子を紹介します。
この授業では、英語によるスピーチやプレゼンテーション活動を通して、コミュニケーション能力を身につけることを目指しています。

今回の授業では、自分たちが住む能登の魅力を外国人に伝えられるようなツア―プランを考えてみようという課題に取り組み、それぞれのグループでオリジナルのプランを練りました。
今後は、今日の活動をもとにプレゼンテーションの準備をしていきます。
 
 
 


 
  2016.4.25
 第1回 海外研修説明会(21ホーム) を行いました

4月25日18時より、第1回海外研修説明会が行われました。

校長先生から、年々進化している海外研修の様子を説明していただいた後、この研修をお世話してくださる旅行会社ISAの方からも海外へ行くにあたっての心構え等をお話しいただきました。

説明に対する反応もよく、この研修を心待ちにしている様子がうかがえます。保護者の方からのサポートも得ながら、書類への記入も行いました。
これから向こうでのプレゼンや心の準備を万全にして、最高に充実した研修になるよう頑張りましょう!!
 
 


 
  2016.4.8
 平成28年度第71回入学式が挙行されました

石川県立七尾高等学校 平成28年度 第71回入学式 が、本校体育館において挙行されました。

新入生240名のうち、11ホームの40名が文系フロンティアコース生です。本コースの第5期生に当たり、3年間NSH(いしかわニュースーパーハイスクール事業)による活動を中心に、国際社会に羽ばたく人材に成長する事をめざして自己研鑽に努めます。

全体での入学式のあと、文系フロンティアコース(11H)保護者を対象に行われたコース説明会では、文系フロンティアコース独自のカリキュラムや、2年次に行われる海外研修などについての説明があり、保護者の皆様は熱心に聞いて下さいました。