■ 4日目の朝   2014.10.03 Fri - 14:45:04

Good morning!
It's chilly today.

イギリスは10/3金曜日の早朝6時。日本はもうすぐおやつの時間ですね。
この時間のイギリスの空はまだかなり暗くて(日本よりも明るくなるのに時間がかかります)、6時前までは見上げれば星がきらきらと光って見えていました。
そちら日本で今から沈んでいく太陽は、もうすぐこちらイギリスにやってきます。
遠く離れているようですが、同じ地球の上にいるんですね~。

この広い空は世界中つながっているんだなあと、朝日や夕日を見るたび実感します。
 

さて、私たち文系フロンティアコース海外研修隊にとっては、homestay2泊目が明けました。

今日、私たちは Gaynes schoolを訪問します。
Cambridgeでは大学生のみなさんと交流しましたが、今回バディになってくれるのはmiddle schoolのみなさん。
同世代の外国人と友達になれるというのは、貴重な体験であり、新鮮な喜びですね。

Everyone, let's get to school on time!

  


 
 ■ Depart for school visit   2014.10.03 Fri - 15:00:15

現在、集合場所に文系フロンティアのみんなが集まりつつあります。
「Good morning, how are you?」「I'm fine, thanks!Did you sleep well?」「yes, I did...」
英会話がナチュラルになってきたのはもちろん、女子のみんなは朝の挨拶の hug&kiss を、すごく自然にしてくれるようになってきました。

21Hのみんな、今日も元気です!それでは、行ってきます。


…と言いたいところですが、ステイ先に子どもがいる男子諸君は、
見送りにきた子どもにまとわりつかれて離してもらえません。仲良くなれてよかったね♡

Gaynes school は Upminster という地域にある middle school です。
私たちのうち10人ほどが、この学校にほど近いエリアでhomestayしています。

Some demonstration of Japanese culture will be shown by NANAO school students.
いざGaynesへ!

  


 
 ■ Arrive at Gaynes school   2014.10.03 Fri - 16:33:57

ゲインズ・スクールに到着しました。

さあ、文系フロンティアコース21Hのみんなのコミュニケーション能力の見せどころです。
Nothing ventured, nothing gained.(何事もチャレンジだよ!)

友達何人できるかな?
この日のために、文系フロンティアコースのみんなはたくさんの
program & demonstration & presentation & workshop を用意してきました。

Have a look!
  


 
 ■ Gaynes school (1)   2014.10.03 Fri - 17:29:59

We're looking forward to today's activity. Because we will meet a lot of friends today!


私たち文系フロンティアコースのみんなによる日本文化の紹介demonstration&presentationです。
Have a look!



こんなに多くのネイティヴを前に、すべて英語で日本文化の紹介をしました。
空手や七尾まだら、よさこいなど、出し物のたびにGaynesの生徒たちから大歓声が上がっていました。
みんな堂々としたものでしたよ。That's great!
  


 
 ■ Gaynes school (2)   2014.10.03 Fri - 19:25:35


Students will discuss things together in a structured discussion session.


あらかじめ与えられていた宿題をもとに、現在七高生&Gaynes生がグループを組んで
ディスカッション&プレゼンテーションの準備をしています。
必死に英語で考え英語で話すみんなの表情は、真剣そのもの!
国際人のマナー“目が合ったらSMILE!”も、板に付いています。






たくさんの拍手やコメント、本当にありがとうございます。みんな、すっごく喜んでいます。
何と言ってもこちらイギリスはアウェイの地。サイト越しに応援してもらえて、みんな勇気をもらっています。

なんとこの特設サイト、こちらイギリスの関係者も見ているそうですよ。現地の先生に「いや~、めっちゃ21世紀やなあ。さっきやったアクティビティがもうアップされとった。保護者の方もこれは安心なさるやろ」と言われました。(英語で。)
  


 
 ■ Gaynes school (3)   2014.10.03 Fri - 19:45:15

Preparation work for 'G8 summit'(Presentation)


  


 
 ■ Gaynes school (4)   2014.10.03 Fri - 20:08:31

Presentation!
お題は「電子タバコは禁止されるべきか」「砂糖に税をかけるべきかどうか」「ファストフード会社は健康に対して補償すべきか」など、かなり難しいですよ。

みんな、互いの主張を聞きとろうと、真剣な表情。



Fantastic!
みんな本当にすばらしいです。誇らしい!
  


 
 ■ Gaynes school (5)   2014.10.03 Fri - 20:59:59

Lunch break!
Students are encouraged to interact with each other over lunch.

Gaynes schoolの生徒たちと七高生が一緒にお昼休みをとります。host motherたちが用意してくれた今日のお昼は…

なんと Japanese SUSHI!?「うちのホストマザー、私が日本人だから気を遣ってくれたのかな… がんばってスーパーで材料を買い集めたのかな…」
生徒は心配しつつ、マザーの頑張ってくれている姿を想像して嬉しそう
右は、スタンダードなイギリス風ランチ。お弁当にお菓子が入ってる!ってみんな驚いてますが、ポテトチップスなどを昼食にとるのはよくあるスタイルですよ~。

食堂で食べることもできます。食堂では、体育の先生(一段高いところにいる男性)が出てきて、厳しく生徒を指導し並ばせていました。
文系フロンティア生の「先生にあんなに言われなくても、日本だったら自然と並んだり譲り合ったりするけどなあ…」という言葉が印象的でした。

 
青空の下、芝生の上でランチもできます。



さて、昼休み。ここで事件が起こりました。

卓球台(グラウンドに置いてある!)の周りに人だかりが出来ていました。
どうやらGaynesでは卓球がブームらしい。
Londonの街中でも何度か卓球台を見かけました。

そこで卓球をやっていたGaynesの生徒たちが、通りがかった七尾高校の先生に「勝負しない?」と声をかけてきました。
これはチャンス!

文系フロンティアコース21Hには、みなさんご存じ、最強の卓球少女Aちゃんと、卓球少年Rくんがいるのです。
「最強の選手を連れてくるから待って!」と、まずはAちゃんに登場してもらうと、最初は周りから「なんだ、子どもかよ」という声が聞こえていましたが…
総体ベスト8の実力を持つAちゃんのサウスポーのスマッシュが次々に炸裂!!
Gaynes生たちは、このレベルのスマッシュを見たことがなかったのでしょう。
Aちゃんがスマッシュするたびに「怖い!怖い!!」という声が聞こえます。
七尾高校側からは「やれ!やっちゃえー!」という応援が…(言葉が通じなくてよかったかも)

そのうち周りに大勢の人が集まり、なぜかみんな友達になってしまいました。
スポーツの力ってすごい!集まった生徒が卓球台の上に積み重なってるんだけど…いいの?→


そして、1年生の時からインターハイに出場しているRくんが遅れて登場!

最初は手加減していましたが、だんだん本気に。近くにいたGaynesの生徒のラケットを「そっちを使わせろ!」と交換してもらって…

彼が球を打つごとに歓声が上がります。(この写真を撮ってる人の後ろに大勢の人が集まってます)
「次は俺だ!」とばかり、ひっきりなしにGaynesの生徒が出てきますが、当然Rくんの圧勝。応援している人たちのボルテージも最高潮!

英会話とスポーツを通して、みんなが互いをたたえ合いました。UKの子どもたちは、勝負に負けても悔しさから相手を妬んだり憎んだりしません。
自分より優れた人に出会ったことがうれしくて仕方ないという具合に心から喜び、敬意を表してくれます。そのことが本当に爽やかでした。
gentlemanの国ですね。

Lunch break time は、Gaynesの生徒たちの「R君がチャンピオンだ!!」という言葉で締めくくられました。
  


 
 ■ Gaynes school (6)   2014.10.03 Fri - 22:09:49

Students to attendclasses with buddies.

午後はGaynesの生徒たちと一緒に授業を受けました。
ここまですでに何日もオールイングリッシュで過ごしているみんなは、今更英語で授業を受けるくらいではひるみません。

Drama(演劇)の授業。



英語表現の授業。



校舎の風景。


校舎の至る所にあるドアを、イギリスの人は必ず次の人のために手で押さえてくれます。そして笑顔で「Thank you.」「You're welcome.」のやりとり。
どんなに小さな男の子でも、必ず女性を優先して廊下を歩き、椅子を用意してくれます。
やはりGentlemanの国。みんな、紳士になる訓練を小さなときからとっても自然にやっているんですね。
朝、男性陣には「君たちも今日はレディファーストしないと恥かくよ」と言っておきましたが、(女性陣からは「今日だけじゃだめやぞ」という厳しい声も聞こえましたが)…どうだったかな?
  

 
 
 ■ Gaynes school (7)   2014.10.03 Fri - 23:07:06

Nanao students continue cultural presentations.

この時間は、七尾高校生たちによる日本文化プレゼンテーションの続きです。
午前中のプログラムと少し違い、紹介の後でGaynesの生徒たちに実際に日本文化を体験してもらうというワークショップ型で行います。

“Japanese traditional instruments WA-GAKKI”

文系フロンティアコース生&Teachersの中には横笛を吹ける人が何人かいます。
ある先生が獅子舞の、ある先生が奉燈祭の囃を軽々と吹き鳴らすので、Gaynesの先生方が特に興味を持たれてトライしていました。

“きゃりーぱみゅぱみゅ”

歌と踊りつき!振り付けを教えてあげたら、すぐに覚えて一緒に踊ってくれました。
そのあともGaynesのみんな、ずっと口ずさんでいましたよ。文系フロンティアの人々は、みんな本当に多芸ですね~。まさに日本文化の伝道師!

“KEN-DAMA”& “ORI-GAMI”

好きなワークショップに行って体験してみてね!と言うと、男の子は真っ先にけん玉へ、女の子は折り紙へ向かいました。
もともとその文化がなくても、やはりそういう風に人気が分かれるんだなと感心しました。

“Japanese calligraphy SHO-DO”

名前を漢字で書いてあげると欧米の人はとっても喜んでくれます。
For example:Maureen=モーリーン→望璃院 etc.
「望璃院=hope&juwelry&palace だよ」という風に漢字の意味を教えてあげるとGaynesのみんなは感激して、最後には順番待ちが出来てしまいました。
  


 
 ■ Return to homestay area   2014.10.03 Fri - 23:16:42

楽しかったGaynes school での一日も終わり。

仲良くなったbuddyとメールアドレスを交換する生徒も。


ちなみに…
文系フロンティアコース第1期生(現3年生)が昨年Gaynesを訪れたときにbuddyになってくれた学年の生徒たちとは、今回交流する予定ではなかったのですが、再会できましたよ!
私たちが来校するのを知って来てくれたらしく、去年・今年と連続してGaynesを訪れた先生を見つけ“I remember you!”と駆け寄りhugしてくれました(みんな、かなりお兄さんお姉さんになってました)。
“去年来た生徒を覚えてる?”と聞くと“もちろん覚えてるよ!○○たちのことでしょ?”と、現3年生の名前を挙げてくれましたよ。“去年来た学年は今年来てないの?”と、会えなかったことを残念がってたよ。
うれしいね、31Hのみんな♡ いまの2年生たちも、そういう友達になれたらいいね。

これからバスに乗ってホームステイ地域へ帰ります。
 
  


 
 ■ Interview with students   2014.10.03 Fri - 23:57:01

Gaynes school を離れ、homestay area へ帰る移動中。このバスの中でみんなにコメントをもらおうと思います。
So, how was it?

Rくん:Gaynesを訪れ、Gaynesの生徒と卓球ができるなんて思わなかったので、嬉しかったです。
まさかイギリスで卓球がこんなに人気あるとは思いませんでした。今日は卓球や書道、文化やスポーツを通した交流ができて、本当に良い一日でした。

Mくん:僕はイギリスに住んでも全然いけそうです。 問題ない。気温も人も風景も日本と全然大差なくて、緊張する必要はないと思いました。
(後ろから「本当かいや!」というヤジが聞こえますが…)

このバスが到着したらみんな解散、それぞれのhomestay先へ帰ります。

明日は土曜日。holidayとして、みんながそれぞれのhostfamilyと終日過ごすことになっています。
本当に丸一日の間、英語で「イギリスに住んでいる高校生の休日」を体験するわけです。
充実した一日になるといいね。 I'll be in your corner!(応援してるよ!)