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■　2015.9.30　Day：１　　Departure !

いよいよ、文系フロンティアコース第３期生のメンバーが海外研修へ出発する日がやってきました。 みんな元気に登校！ 出発式では校長先生に激励して頂き、たくさんの先生方に見送られながらバスに乗り込みました。 ８日分の荷物を詰めたスーツケースの重さにはまだ慣れないようですが、これが世界を舞台に活躍する国際人への道の第一歩ですね。 『行ってきまーす！』 フライトは２３時発。 それまでの時間、国内で研修を行います。 JAIST（＝ Japan Advanced Institute of Science and Technology / 北陸先端科学技術大学院大学）で川西先生の講座を受講しました。 『解体新書』の実物を前に、みんなからは歓声が。 “本物”からしか感じられない感動があります。 まだ誰も英語を知らなかった時代に苦労して外国語を学んだ先人たちの息遣いが聞こえるようです。 JAISTを出てからバスは関西方面へとひた走り、関西国際空港へ到着。 出発前の最後の食事をすませてフライトを待ちます。 みんな、これから始まる海外研修に期待で胸がいっぱいな様子。 このあと約１０時間かけてドバイへ飛び、乗り換えをして、さらに約７時間かけてイギリスへ向かいます。 それではいよいよ出国！

■　2015.10.01　Day：２　　Dubai !

ＵＡＥ（アラブ首長国連邦）・ドバイに到着！ 空港内の近代的な雰囲気に圧倒されつつ歩くと、アラビア語の表示が見えてきます。 「外国に来たんだ～！」という気持ちが高まります。 １０時間のフライトをものともせず、みんなはとても元気です。 機内での英会話はうまくいったかな？ ここからもずっと、帰国までは英語を使うよ。がんばれ！

■　2015.10.01　Day：２　　Arrived at the UK !

ガトウィック空港に到着！　ついにイギリスへの上陸を果たしました。 これから Chelmsford、Dartford、Havering の各地区に分かれてホームステイに入ります。 長いフライトを経て、さすがに少々お疲れ気味。 まずはぐっすり寝て、長旅の疲れを癒そう。 明日からはいよいよ現地の学生たちとの交流が始まります。

■　2015.10.02　Day：３　　Gaynes school （１）

Good morning！ こちらイギリスでは海外研修隊が３日目の朝を迎えました。（日本は今頃お昼の３時半ですね。） みんなステイ先の久しぶりのベッドで一晩ぐっすり眠り、疲れはとれたようです。元気いっぱい。 今日は、現地の Gaynes school という学校を訪問し、一日イギリス学生生活を体験します。 同世代との交流とあって、２１ホームのみんなの表情にもワクワク感が見て取れます。 友だち何人できるかな？ これが初めて訪れるイギリスの学校。日本とはやはり雰囲気が違いますね！ 古い建物を大切にするイギリスならではの、レンガ造りの重厚な校舎です。 日本で一生懸命準備したプレゼンテーションは大成功！ 「能登の里山里海」をしっかりアピールしてきました。見たこともない事物に、イギリスの人々も興味津々の様子。 空手など日本文化を紹介し、現地の学生たちを驚かせました。 ディスカッション活動の後は、バディ（相棒になって七高生を一日お世話してくれる友だち）とコンビになります。 どの子が自分のバディになってくれるのか、みんなドキドキ！ すぐに打ち解け、仲良くなれました。 これまで学んだ英語で、日本から遠く離れたイギリスでも友だちができるなんて、とても素敵ですね！

■　2015.10.02　Day：３　　Gaynes school （２）

現地の生徒たちと合同でディスカッション。 青空のもとでランチタイム！ 曇り空の多いイギリスですが、天候にも恵まれました。 一緒に体験授業もさせてもらい、日本の遊びも紹介しました。 一番人気だったのは、ジェリービーンズを使った豆運び♪ 最後はみんなで集合写真。 たった一日でしたが、友だちとの別れを惜しんでメールアドレスを交換する姿も。 違う国の同世代の友達から、多くの刺激を受けた一日でした。 Thanks, Gaynes schoool's students！

■　2015.10.02　Day：３　　Homestay...

３日目の活動を終えて、どうでしたか？生徒に聞いてみました。 「ゲインズスクールでは、生徒の話がとても早くて聞き取りづらかったけど、仲良くなれてよかったです。」 今回の海外研修の目玉の一つでもあるホームステイはどうですか？もう慣れた？ 「ホストファミリーと最初は意思疎通が難しかったけど、話しているうちにだんだん聞き取れるようになってきました！」 「イギリスの料理はマズいと聞いていたけど、とても美味しい！特にフィッシュアンドチップス！」 …だそうです。 みんな素敵なホストファミリーと出会えたみたいですね。日本から遠く離れたイギリスにも家族がいるって、なんだか不思議！

■　2015.10.03　Day：４　　University of Cambridge （１）

海外研修４日目。今日はケンブリッジ大学を訪問しています。 お天気にも恵まれ、イギリスの秋空のもとでランチ。 みんな、ケンブリッジはどうですか？ 「町中が美術館みたいでとても歴史を感じています！」

■　2015.10.03　Day：４　　University of Cambridge （２）

ケンブリッジ大学では、自分たちが作ったプレゼンをもとに学生たちに能登の地理、古代の歴史、食文化などについての紹介を行いました。 学生の中には「文化人類学」や「考古学」を専攻している人もおり、興味深く聞いてもらったのと同時に、いくつか質問もありました。生徒たちは何度か聞き返しながらも適切な答えを返すことができていました。 その後学生たちに大学施設や街案内をしてもらい、ケンブリッジという街を愛する学生たちの、熱のこもった説明に聞き入りました。 明日、５日目はステイ先のファミリーと一緒に過ごす最後の日です。みんなそれぞれショッピングに出かけたり、サッカーの試合観戦に行ったりするそうです。 ホームステイ生活の最後の一日、楽しんで！

■　2015.10.04　Day：５　　Holiday...

日曜はホリデイ。みんなそれぞれステイ先のファミリーと楽しく過ごしました。 中には映画を観に行って、字幕がなくて（当たり前！？）苦労した人もいたとか。

■　2015.10.05　Day：６　　Farewell...

そして今朝は、いよいよファミリーとのお別れ。 写真はみんな笑っていますが、最後は涙ぐんでいたんですよ。 「昨日、スーツケースに荷物を詰めていたら泣けてきた」という声も聞かれました。 今日は最後のメインイベント、ロンドン市内研修です！ 天気は曇り、ちょっと肌寒いですがみんな元気です！

■　2015.10.05　Day：６　　London tour !

最後のメインイベント、ロンドン市内研修です。 タワーブリッジを見ることができて、みんな興奮気味です。 その後、お土産も買いながら大英博物館へ。 これまで身につけた英語を駆使してお買い物です。 大英博物館で見るべきものは、なんと言ってもロゼッタ・ストーン！ ヒエログリフ解読のきっかけとなった世にも貴重な石碑の一部です。世界史の資料集でしか見たことがなかったのに、本物を目にすることができて、ここでも大興奮です。

■　2015.10.05　Day：６　　在英ビジネスマンの Lecture & Talk

市内研修を終え、ホテルに着いてからはロンドン駐在18年目の藤井氏と座談会。 イギリスのことはもちろん、外国からでないと見えない日本のいろんな点についてお話をいただきました。 ここでもみんなの好奇心は尽きることなく、次から次へと質問が。予定時間を大幅にオーバーしてしまいました。 明日はついにイギリスともさよならです。ゆっくり休んで長い移動にそなえよう。

■　2015.10.06　Day：７　　Leaving the UK

いよいよイギリスとのお別れの朝です。ホテルを出て、ガトウィック空港へと向かいます。 「日本に帰ったら何したい？」そんな声も多く聞かれるようになってきました。 「ラーメン食べたい！」「うどん食べたい！」「銭湯行きたい！」みんなだいぶ日本が恋しくなっているようです。 日本のことを思い浮かべながら、この後の長いフライトに備えよう！

■　2015.10.07　Day：８　　Dubai International Airport (transit)

飛行機の遅れでドバイに一日滞在することになりました。 予定外の事態でしたが、みんな弱音も吐かず立派でした！適応力が身に付きましたね。 日本へ帰る前に一言！ 「ドバイのカレー美味しかった～」 「うどん食べたい～」 やっぱり、まず食べもののことが頭に浮かぶようです... １７：１０に関空到着予定です。 日本帰国まであと一歩。最後までこの研修を楽しもう！

■　2015.10.08　Day：９　　Arrival in Japan

日本時間で10月8日17時すぎに関西国際空港に到着！ 急なフライトの遅れにも落ち着いて対応し、安心安全に帰ってくることができました。 関西国際空港から七尾まではバスで移動。途中、高速道路のサービスエリアで夕食をとりました。 みんなにとって久々の日本食！離れてこそ分かる、その美味しさを堪能しました。 終点・七尾高校には、予定通り深夜12時にバス到着。みんなとっても充実した表情でお迎えに来て下さった保護者の皆さんの車に乗り込んでいきました。 このイギリス研修がゴールではありません。これが第一歩。文系フロンティアコースのみんなのさらなる飛躍を期待します！ 今後は、この研修について振り返る事後活動に入ります。