■ 2017.10.9 Day:8  Home Sweet Home


10月9日夕方、最後のフライトを終えて、私たちは関西国際空港に到着しました。

イギリスを出る頃は、
「もちろん日本に帰りたい気持ちもあるけれど、まだイギリスにいたい!」
「ホストファミリーとの会話に慣れてきたところでお別れなのが残念...」
という声もありましたが、飛行機が着陸した時にはみんなどこかほっとした表情に。


途中のサービスエリアでは久しぶりの日本の食事!
親子丼、うどん、ラーメン、カレーなど1週間ぶりの味に帰国を実感しました。

金沢を過ぎてからは、バスの中で終礼(総括)も行いました。担任の先生からの熱い言葉にみんな真剣に頷き聞いていました。最後は拍手で締めくくりました。


そしてみんなを乗せたバスはとうとう七尾高校に到着。
遅い時間ですが、保護者の方々と多くの先生方が出迎えてくださいました。

全員けがをしたり大きく体調を崩したりすることなく、無事に到着できました。
ここまで研修の様子をあたたかく見守ってくださった21ホームの保護者のみなさまに感謝申しあげます。
また、本校同窓会、PTA、職員の方々には多大なるご支援をいただきました。重ねてお礼申しあげます。

さて、文系フロンティアコース5期生にとって、この海外研修はゴールではありません!イギリスで学んできたこと、感じたことを心に刻み、各々の進路実現に向けて明日からの高校生活に頑張ります。
     


 
 ■ 2017.10.8 Day:7 ② Left for Japan !

海外研修もいよいよ終盤、イギリスでの日程を無事に終え、ガトウィック空港に到着しました。

搭乗直前には担任の先生から「みんな写真は撮ったと思うけれど、心で感じたことを言葉にして表現して、残しておくのも大事。感動したこと、印象に残ったこと、学んだことを、ぜひ機内でまとめてほしい」というお話もありました。

帰りの便はみんな慣れた様子で手荷物検査や出国審査を通過しました。

現在は無事ドバイに到着し、トランジット中です。最後まで気を抜かずに過ごしています!
     


 
 ■ 2017.10.8 Day:7 ① Goodbye !

日曜日の朝を迎えました。いよいよ今日の午後にガトウィック空港からイギリスを発ちます。
4泊5日お世話になったホストファミリーともお別れの時間です。

どのマザーやファザーも、帰国までの長旅を心配してくれたり、「またイングランドに戻ってくるんだよ」「メール送ってね」と気遣ってくれました。
ファミリーと初めて対面した日よりも、この研修の間でぐっと近づけたみたいです。涙、涙で抱擁しあっている生徒があちこちに。
慣れた頃にお別れで寂しさもひとしおです。




みんなは何度もThank you とGood byeを言いながら、バスに乗りこみました。

さて、マザーが最後に持たせてくれたランチを食べたら、合計17時間のフライトです。

     


 
 ■ 2017.10.7 Day:6  How was your holiday?

研修最終日は土曜日だったので、終日ホストファミリーと一緒に過ごしました!
これまでは朝晩に話すだけだったファミリーと、1日中コミュニケーションをとれる貴重な機会です。

ショッピングに出かけた人、アフタヌーンティーをした人、一緒にマザーの娘を訪ねた人、フィッシュ&チップスを食べに行った人など、過ごし方はそれぞれだったようです。

ファミリーとどんな話をしたのか聞いてみると、石川県の話や珠洲市(地元!)の話をした人や、自分が撮影した花火や青柏祭の写真を見せながら話のネタにした人、カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞が話題になったという人も。

「気がついたらはじめの頃と比べて、“Could you say that again?”と聞き返す回数が減っていて嬉しかったです!」という感想も聞けました。

とうとう明日はお世話になったファミリーとお別れ。感謝の気持ちを上手く伝えられるといいですね。
     


 
 ■ 2017.10.6 Day:5  Birmingham tour

海外研修5日を迎えました。
天気が変わりやすいとよく言われるイギリスですが、今日も天気に恵まれています!
今日は、産業革命時代に栄えたイギリス第2の都市、バーミンガムを訪れました。
案内をしてくれたのは、バーミンガムのプロフェッショナルであるイギリス人ガイドです。

バーミンガムにはいくつもカナル(運河のこと)があり、その数はあのベニスよりも多いそうです。小さなこの運河が産業革命の動脈になっていたのだと思うと感慨深いものがありました。



ここより少し北部の、のどかな湖水地方は、かつては羊毛産業で非常に繁栄したものの、丘陵地であるために鉄道が敷けず石炭も取れなかったことから、産業の中心がここバーミンガムなどの都市に移り変わったのだそうです。

ロンドンやオックスフォードとはまた違った街の雰囲気を味わうことができました。



午後に訪れたのは、BLACK COUNTRY MUSEUM。
ここはヴィクトリア朝産業革命時代の街が再現されている屋外の博物館です。

当時の鉱山を体験できるDrift Mineでは、暗い鉱山の中を歩きながら、当時は1年に40回ほど事故が発生する危ない仕事だったという話を聞き、発展の裏には多大な犠牲も払われたことが偲ばれました。

当時開発された機械を見ると、人間の文明がとんでもないレベルで発展したことを実感しました。





また、全員で1900年頃の学校を体験。
ノートと鉛筆の代わりに石板とチョークを使って、当時の授業を体験しました。
その教師はムチを手に持っていて、厳しい指導(演技なのですが)に生徒もたじたじでした。

さて明日はホストファミリーと1日を過ごす休日です。
休日と言っても、みんなにとっては英語で話さなければいけない研修です。最後まで頑張って!



 


 
 ■ 2017.10.5 Day:4 ② We made presentations in Oxford !


今日は、世界最高学府であるオックスフォード大学を訪ねてきました!

今日の目的は、オックスフォードの学生に向けてこれまで取り組んできたプレゼンテーションを行うことです。

プレゼンテーションのテーマは、能登が抱える今日的課題とその解決策について。
トピックはそれぞれの班によって、インバウンド政策や伝統工芸の将来についてなどさまざまです。


みんなはiPadでスライドを見せながら英語で発表し、ところどころで学生の質問に受け答えしながら、学生達の意見やアドバイスを書き取っていました。

始めの自己紹介ではかなり緊張気味だったみんなですが、プレゼンテーションを通して交流するうちに笑顔も出るようになりました。最後の方ではかなり活発なやりとりをして時間が足りなくなるほどでしたよ。



~生徒の感想~
「オックスフォード大学の学生さんは能登の問題について聞くのは初めてなのに、真剣に考えてくれて有意義なアドバイスをたくさんいただきました。」




プレゼンテーションのあとはLunch Time。

ホストマザーに持たせてもらったLunch Boxを美味しくいただきました。
(ここだけの話ですが、たくさんの生徒が「想像していたよりもイギリスのご飯はおいしい!」とコメントしてくれました。)


昼食のあとは、オックスフォードに38あるカレッジのうち、かつてアインシュタインやルイス・キャロル(『不思議の国のアリス』の作者!)、13人の英国首相が在籍した クライスト・チャーチ・カレッジ を見学してきました。
ここの食堂は、ハリーポッターに出て来る食堂のモデルになっているんですよ!



見学の途中で、去年まで七尾高校ALTをされていたマーティン先生がサプライズ登場!
久々の再会に生徒たちも喜んでいました!

オックスフォードの街並みは、昨日訪れたロンドンとはまた違い、歴史ある荘厳な雰囲気をみんな味わえたようです。

明日はイギリス第2の都市、バーミンガムを訪れます!
    


 
 ■ 2017.10.5 Day:4 ① Good morning !


おはようございます!イギリスは今日も快晴です。
昨日の時点では雨が心配されていましたが、とても気持ちの良い朝を迎えました。

ホームステイ初日はどうだった?生徒に感想を聞いてみました。
「お互いの家族のことなどたくさん話しました。楽しかった!」
「英語が一度で聞き取れなくて、何回も聞き返したり、自分の英語を聞き返されたりしたけど、なんとか話をしました。」
「持ってきたお土産を喜んでもらえました!」

今日はこれからオックスフォード大学に行き、大学生に向けてプレゼンテーションをしてきます。
このプレゼンテーションのためにこれまで沢山準備をしてきました。みんな気合い十分です!
     


 
 ■ 2017.10.4 Day:3 London Study Tour & Homestay started !

今日のロンドン市内研修の様子をお伝えします!

今日はイギリス政府公認のガイドさんに案内してもらいました。

市内中心部に来た私たちは、王立公園、自然史博物館、ハロッズ(イギリスでもここにしかない高級デパート)、ウェストミンスターなどロンドンの代表的な名所を間近に見ながらまずは歴史あるビッグベンを訪れました。
今まで文系フロンティアコースの先輩達の写真を見て憧れてきたロンドンの空気を肌で感じることができました!


イギリスだけでなく世界の金融の中心であるシティに位置するセント・ポール大聖堂にやってきました。
イギリスで1番、世界でも2番目に大きい教会です。重さ約6000トンもあるらしいですよ!生徒達はガイドの方の説明を真剣に聞いています。ロンドンの建築物の奥の深さに生徒は感心していました。

その後一行は、ロンドン塔やロンドン・ブリッジなど、ロンドンのランドマークとも言える建築物に歓声をあげていました。写真でしか見たことのない見事な建物を目の当たりにして「ホンモノ」の迫力に圧倒されていた様子でした。



さて、次はいよいよ大英博物館です。
大英博物館は別名「人類の進化と歴史の博物館」。その正面にはそれを象徴するレリーフが飾られています。収蔵数は800万点以上。1点1分かけたとして16年かかるほど膨大な量です。そこで、ガイドさんによって厳選された所蔵品を鑑賞しました。

その作品のなかにはもちろん「ロゼッタストーン」「パルテノン神殿の彫刻」などが含まれますが、作品の歴史的背景からこぼれ話まで歴史を学ぶ面白さや意義を存分に感じられました。みなさんはミイラを国外に運ぶにはパスポートが必要だって知ってましたか?(ちなみに職業は「ファラオ」だそうです)



当時の人々の考えに思いを馳せ、歴史の重みを感じることができた時間でした。



いよいよ今晩からホームステイが始まります。
生徒たちは、ソリフルとサットン・コールド・フィールドの2つの地域に分かれ、ホストファミリーとの初対面を果たしました。
それぞれの家のルールを聞いたり、お土産を渡したりしながら、うまくコミュニケーションがとれるでしょうか?

明日朝のみんなの感想が楽しみです!
     


 
 ■ 2017.10.4 Day:3 Good morning, London !

おはようございます。ロンドンでの朝を迎えました!
こちらは今日も快晴です。
予想最高気温は15度と、日本に比べて少し肌寒いようですが、みんなは今日から私服での研修ということで、防寒もばっちりのようです。

お風呂に入ってベッドでぐっすり眠れたみんな、体調は万全です。ホテルでの English breakfast は美味しかったですね!

今日はこれからロンドン市内研修に出かけます。レポートをお楽しみに!
     


 
 ■ 2017.10.3 Day:2 Arrived at London !

日本のみなさん、おはようございます! 私たちは無事イギリスに到着しました。



こちらはガトウィック空港での様子です。
日本では雨でしたが、イギリスの空は私たちを歓迎するかのように快晴です。
少し冷たい空気が心地よく、17時間のフライトの疲れを癒してくれます。




さて、イギリスについて息をつく間もなく次の活動です。ロンドン郊外のBirkshire Collegeでイギリスのツーリズムについて講義を受けました。

実際にカレッジで教鞭をとっているルーク先生(七尾高校ALTと同じお名前!)に、イギリスの取り組みについて教えていただきました。
私たちにも分かりやすいようにインタラクティブで楽しい講義にしてくれたので、長いフライトで疲れていたはずなのにしっかり話を聞き、質問にも答えることができました。今日学んだことを今後の課題研究にも活かしていきたいです。

このあとはやっとホテルです。ようやくお風呂とベッド!長い1日お疲れさまでした。
明日はいよいよロンドン市内研修です。報告をお楽しみに!
     


 
 ■ 2017.10.2 Day:1 ② We are in Dubai


Good morning!ドバイは朝の7時になるところです。

関西空港を出発した私たちは、約10時間のフライトを終えて、無事に中継地点ドバイに到着しました!

大半の生徒は今回の研修が初めての海外体験です。
少し緊張した面持ちでしたが、無事に出国ゲートを通過することができました。




搭乗口はどこ?案内して?と先生に言われた生徒達。
掲示板を見ながら自分たちで移動しました!

機内では機内食の注文も上手くいってこの笑顔です。
ドバイでのトランジットのあと、今度はイギリスまで約7時間のフライトです。

次回のレポートはいよいよイギリスからお送りします!









     


 
 ■ 2017.10.2 Day:1 ① Started from Kanazawa University

今年も文系フロンティアコース2年生のイギリス海外研修の様子を、現地からレポートします!
研修中の写真や生徒のコメントを載せながら、少しでもたくさん、生徒達の様子をお伝えできればと思います。


今朝は全員七尾高校に集合し、パスポートやスーツケースの鍵の最終チェックから始まりました。全員体調もOK、欠席することなくこの日を迎えることができました。

バスが七尾高校を出発。
たくさんの先生方にお見送りをしていただきました。
行ってきます!



今年の海外研修は金沢大学での留学生との交流からスタート。探究活動で準備してきたプレゼンテーションを見てもらい、意見やアドバイスをもらいます。

留学生の出身地はインドネシアやタイ、ロシア、バングラデシュなどさまざまです。




生徒たちは発表相手を変えて3回プレゼンテーションを行いました。
はじめは1回20分で時間を設定していましたが、留学生に用意してきた質問をしたりアドバイスをもらったりと、セッションの時間を少し延長しなければいけないほど盛り上がりました。













イギリスに行く前に英語を話す練習になったことはもちろんですが、みんなはそれ以上に、探究活動のために少しでもプレゼンテーションを改善しよう、いろいろな意見を聞き出してこようという気持ちで頑張っていました。




【留学生のコメント】
「難しいテーマだったけど、説明は分かりやすく英語も流暢で良かった。」
「印象的だったのは英語を話すのをこわがっていなかったこと。能登のことをいっぱい学べて勉強になりました!」





Kanazawa University students, thank you for your cooperation!

一行は金沢大学を出て、現在は関西空港へ向かっています。今晩、日付が変わる頃のフライト予定です。