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2008年度にスタートした「金沢錦丘中学校キャリアプラン・プロジェクト」 ”中学校校舎を生徒たちの基地に”という発想から夢や希望を育む中高一貫教育校としての環境づくりが、このプロジェクトの目的です。
2年目の今年は、本物に触れ,生徒一人一人が自己の個性や在り方・生き方について考えるために、専門家等による講演会を年間
8 回企画しています。講演会の一端を紹介します。ぜひ、ご覧ください。 |
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「ニシキガオカ は ヤンヲロケワロ」 これは、暗号を使って「錦丘」を表現したものです。
今日は、年間8回にわたって開催されるキャリア講演会のスタートです。第1回の講演会は理科系領域ということで、数学科が主催しました。金沢大学の山下浩教授を講師にお迎えして「暗号について学ぼう」と題したお話を聴き、暗号の作成、解読にチャレンジしました。
暗号は情報化社会(特にインターネットの世界)の中で、盗聴、改ざん、なりすましを防止するのに役に立っていること、暗号の仕組みがあるからインターネットが広まったことをお話してくれました。また先生が専門としている整数論の定義が、暗号化という違う分野で役に立っている喜びがあったことなどを分かりやすく、お話してくれました。その後は、いよいよ暗号の作成と解読です。符号表を作って文字を数字に直し、その後は計算式を作って別の数字に変え、その数字をさらに符号表から文字に戻して暗号を作りました。そのようにして作られた暗号が、冒頭にある 「ニシキガオカ は ヤンヲロケワロ」です。中学生は熱心にワークシートに向かって、暗号化・復合化に取り組み、その過程で「数学の面白さ」を体感していました。
講演の最後には、先生の経験から中学生へメッセージをいただきました。先生が中学生の頃、図書室で思い思いに好きな本を読むのが流行っていたそうです。そこで出会った本が「目で見る相対性理論」、数学・物理の世界に入るきっかけとなったそうです。大学では代数の本と出会い夢中になり、方向が決まったそうです。本の中でたくさんのワクワクをもらったそうです。「これから専門を決めるときが訪れるが、夢中になれるもの、自分で『見つける』、『わかった』という経験が多くあるものが、一番能力を発揮できる道である」と教えていただきました。 |
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3年生のページに掲載しています。ぜひご覧ください。こちらを |
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夏休み明けのスタートは中・高合同行事の紫錦祭。1日目の午後に中学生だけで講演会を持ちました。
第2回キャリア講演会のテーマは「在り方・生き方」です。自分の中高6年間の生き方、また今後のキャリアのために自己と向き合うことを目的にしています。
講師に近畿大学法学部4回生の山下亮輔氏をお迎えし、「JR福知山線事故を経験して伝えたいこと〜18歳の生存者〜」と題したお話を聴かせていただきました。山下氏は死者107名を数えた4年前のJR福知山線事故に遭われた方です。事故当日は電車の形がわからないくらいに崩れた先頭車両に乗車していました。その事故で10ヶ月に及ぶ入院生活を余儀なくされ、足の切断の危機にも見舞われますがその困難を乗り越えた方です。
講演の中では、ここまで回復するにいたった大きな理由として、常に「前向きな気持ち」でいようと心掛けたこと。また、社会に復帰する事や、この先も残る障害に対して不安や悩みを抱えていた時にそばにいてくれた家族や友人、病院関係者、多くの人たちに支えられて頂いたこと「つながり」の中で、今の私があると思ったことを挙げていました。そして、私がつらかった時に支えてくれた、たくさんの人たちへの感謝の気持ちが、誰かの支えとなることはできないだろうか、という気持ちにつながり、講演会を始めるきっかけとなったとお話をしてくださいました。
また、「不安や悩みがあるなら、そばにいる人へ、勇気をもって相談してほしい。その中でいろんなヒント、道を与えてもらう中で自分の通る道が見えてくる。まっすぐな1本の道を見つけることで一歩を踏み出すことができる。一歩を踏み出せば、もう一歩の足が出て進んでいくという」お話もありました。
講演会の最後には、山下さんからのメッセージが詰まった「言葉」、「君と歩く道」の2曲を披露してくださいました。
わずかな時間でしたが中学生は多くの思いをもらいました。山下さんからは事故の経験から伝えたい思いを話されていましたが、これまでの人生をしっかり生きていた人なんだなとの感想を持ちました。中学校・高校時代は部活に励み、受験勉強も乗り越え、「前向きな気持ち」でその瞬間を大切に生きていた下地があったからこそこそ、多くの人なら「なぜ、自分だけがこんな目に遭うんだろうか」と目をそむけたくなる困難を克服することができたのでしょう。人生の基礎になるこの6年間。今を「目標を少しずつもって」大切にすごしたいですね。
山下亮輔及び講演を支援する会 http://homepage3.nifty.com/msrkouenkai/
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3年生のページに掲載しています。ぜひご覧ください。こちらを |
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2年生のページに掲載しています。ぜひご覧ください。こちらを |
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金沢地方検察庁より検事の山田拓氏を講師にお迎えして、キャリアプラン講演会(文系領域)を開催しました。「検事」というお仕事はTVや映画でよく見ますが、実際のところ私たちが知らないことが多かったですね。木村拓也さん主演の「HERO」では主人公が1つの事件を追っていましたが、金沢地方検察庁では13人の検察官が石川県内のすべての事件を担当するため多くの事件を掛け持ちする忙しさだそうです。講演のなかで山田氏は、警察と検察の違い、検察の仕事は主に、@犯罪の捜査、A刑事事件を裁判所に起訴(不起訴)すること、B起訴した事件を裁判で立証し適正な裁判を求めることの3点であること、5月からスタートした裁判員制度についてもわかりやすく教えていただきました。
講演の最後に、検事になったいきさつをお話してくださいました。「自分は何をしたいのだろう」と考えたとき、弁護士に出会い「人を守るために法律がある」ことを知り、教育学部に在籍しながら法科の専門学校に通い、独学で司法試験にチャレンジしたそうです。試験に合格するまでの間、「刑務所から出たけど身寄りのない人」を支援する団体でアルバイトした経験から「法律で人を守るとともに、犯罪の前に解決したい」と法律家になりたいという思いが強くなったそうです。
中学生には気になる職種の1つなのか、「犯人と向き合って怖い思いをしましたか?」「検事の仕事に必要な力は?」「検事の仕事で楽しいことは?」など、どんどん質問があり、時間が足りないくらいでした。楽しいときは、想像力を膨らませて捜査していく中で、パズルがはまったような達成感があること、多くの資料から証拠を探し出すことなど、必要とされる力は、忍耐力、体力だそうです。この答えには納得でしたね。
3年生はいよいよ金沢錦丘高校への進学が目前、2年生はわく・ワーク、金沢大学訪問に続きキャリアを考える機会、1年生は職業についての学習がスタートします。それぞれの学年に応じて新しい発見があった1日でした。 |
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いろいろな分野の専門家を招聘し、金沢錦丘中学生の刺激となっているキャリアプラン講演会(全8回)もいよいよ7回目。今日は石川県の国際交流員のラナデ
ニキル(ロハン)氏を講師にお迎えし「夢を追って、金沢に」をテーマにお話を伺いました。ロハンさんは12月に行われた1年生の留学生との交流会にもお越しくださったインドの方です。
現在、石川県には10カ国、17名の国際交流員が在籍し、石川県のことを海外に紹介することを主な仕事にしているそうです。「キャリアプラン講演会」というタイトルから日本とインドの中学校の比較、中学校時代に考えていたこと、日本に来て驚いたことなどを中心にお話をしてくださいました。時折、関西弁も混じるロハンさんの軽妙な語り口に中学生が引きこまれました。
最初にインドの中学校のことを教えていただきました。インドでは小学校4年生から年4回の進級テストが行われるそうです。その試験にすべてクリアしないと落第となり、テストの結果でクラスも決まるそうです。言語も英語、共通語であるヒンディー語、地域の言葉と3つの言語を学習するそうです。塾に通う生徒も多いとのことでした。落第には驚きました。
続いてお話のあったロハンさんが、中学校時代に考えていたことも興味深かったです。@他の同級生と違うところと似ていることはどこか、Aどうして勉強しなければいけないのか、B変わっていく友人関係にはどう対応するか、C将来の仕事、D世界のいろいろな国を回ってみたい、E成績維持のプレッシャーなど、いろいろと挙げてくれました。国は違うけれど同年代の悩みには共通項があるようですね。さらに話は続きます。日本にきて驚いたことのいくつかの中に日本人のファッションがありました。奇抜な格好をしていても普段は普通の仕事をしていることや1人ではいないことを不思議に思い街でインタビューをしていたエピソードも紹介してくれました。仲間がほしくて、声を掛けてほしくてそんなファッションをしているのではないかと思ったそうです。他にも日本は自販機が多いこと、歩道を自転車が通ることなど私たちが当たり前と思っていたことが、ロハンさんにとっては驚きとなっていたことが「驚き」でした。
ロハンさんの国際交流員としての経験から、国際的な視野をもつためのキーワードとして「コミュニケーション」「ステレオタイプ(偏見)を超えろ」の2つを教えていただきました。ロハンさんにとっては、その国へ行ってその国の言葉で話すことが面白く、コミュニケーションを図ることが楽しく、そのおかげで、教科書だけではできない勉強ができたそうです。「自分が金沢に来て、どうして日本語を話しているのか」という意味を考えてほしい、と投げかけてくれました。また、生徒からの「インドの人は毎日カレーを食べるのですか」の質問に「あなたは毎日寿司を食べますか」と返されました。まさに「ステレオタイプを超えろ」ですね。
さらに、質問コーナーの前にも遠慮して黙っているのは損、自分の聞きたいことを聞いてほしい。将来の計画(キャリアプラン)はなかったけど挑戦はしている。今日の講演も挑戦の1つであることなど、講演の端々に、ロハンさんの熱いメッセージがたくさんありました。もっともっと話が聞きたかったですね。
1年生のページにも、この講演会の様子が掲載されています。ご覧ください。こちらを 
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1年生のページに掲載しています。ぜひご覧ください。こちらを |
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