石川県立能都北辰高等学校小木分校環境行動計画
平成20年4月1日
本校は平成19年10月25日より「いしかわ学校版環境ISO」の実践校としてスタートする。
1.学校の概要
・学校名 石川県立能都北辰高等学校小木分校
・所在地 石川県鳳珠郡能登町字小木8字48番地
・代表者名 校長 舘 一成
・担当者名 教頭 秦 広文
・連絡先 TEL 0768-74-0260 FAX 0768-74-0007
・学校規模 生徒数 3名
教職員数 4名(本校からの兼務2名を含まない)
敷地面積 20,242 m2
校舎延べ床面積 3,361 m2
2.平成19年度における環境負荷の把握(平成20年3月7日現在)
(1) 二酸化炭素排出量
@エネルギー使用量 |
A二酸化炭素排出係数 |
B二酸化炭素排出量@×A |
||||
燃 料 |
灯油 |
300 ℓ |
× 2.50 kg-CO2/ℓ |
750.00 kg-CO2 |
||
A重油 |
5956 ℓ |
× 2.70 kg-CO2/ℓ |
16081.20 kg-CO2 |
|||
LPG |
3.2 m3 |
× 6.00 kg-CO2/m3 |
19.20 kg-CO2 |
|||
都市ガス |
0 m3 |
× 2.00 kg-CO2/m3 |
0.00 kg-CO2 |
|||
購入電力(電力会社から) |
26451 kwh |
× 0.38 kg-CO2/kwh |
10051.38 kg-CO2 |
|||
自動車用燃料 (教職員の通勤) |
ガソリン |
3361 ℓ |
× 2.40 kg-CO2/ℓ |
8066.40 kg-CO2 |
||
軽油 |
0 ℓ |
× 2.60 kg-CO2/ℓ |
0.00 kg-CO2 |
|||
C二酸化炭素排出量合計 |
34968.18 kg-CO2 |
|||||
D活動規模単位あたりの 二酸化炭素排出量 |
生徒・教職員1人あたり(生徒・教職員数) |
15人 |
2331.21 kg-CO2/人 |
|||
クラスあたり (クラス数) |
2組 |
17484.09 kg-CO2/クラス |
||||
(2) 資源利用量
@ゴミ袋(70ℓ)の年間使用枚数 |
56 |
枚 |
A紙の年間使用枚数 |
22500 |
枚 |
B水道水の年間使用量 |
282 |
kℓ |
(3) 平成18年度との比較考察
一人あたりの二酸化炭素排出量にはほとんど変化が見られない。これは、いきなりこれまでの生活スタイルを
変えることが困難なことであることを示している。また、生徒・教職員数の半減により、エネルギー効率が悪く
なったことも原因の一つであろう。
しかし、この困難を克服する強い意志と継続した取り組みが必要である。そして、これまでの継続した取り組
みによって、生徒・教職員の環境保全に対する意識は定着しており、この生活スタイルが家庭や地域社会にまで
広がっていくことを今後の目標としたい。
3.環境保全活動の宣言と行動方針
(1)宣言
本校の教育目標には「豊かな人間性と社会性に溢れた、健全で実践力のある生徒、ふるさとに誇りと愛着を持
ち、広い視野に立って郷土を愛する生徒の育成」があげられており、これに沿って「環境保全活動」を生徒、教
職員が学校ばかりでなく家庭においても取り組むこととする。
(2)行動方針
(イ)地球環境問題について情報を収集し、校内の掲示板を利用して「環境保全」の話題を提供していく。
また、機会を捉えて「環境保全活動」の教育や啓蒙を行う。
(ロ)省資源、省エネルギーに努める。
(ハ)廃棄物の減量に努める。
(ニ)学校・家庭の環境の美化・保全に努め、環境についての意識を養う。
4.環境負荷低減等のための目標設定と生徒、教職員の具体的活動内容
(1)目標設定
(イ)二酸化炭素排出量について、3%削減を目指す。
(ロ)ゴミの削減については、ゴミ袋(70ℓ)の年間使用枚数100袋以内を目指す。
(ハ)紙の使用量を削減する。
(ニ)水道水の使用量3%削減を目指す。
(2)生徒、教職員の具体的活動内容
(イ)活動項目(生徒、教職員共通)
・教室を使用しないときは消灯する。
・暖房(19℃程度)や冷房(28℃程度)の温度調節をこまめにする。
・帰宅、下校時にはOA機器の電源を切る。
・エコドライブを心掛ける。
・紙類をゴミとして排出するときは、細かくカットすることにより、ゴミの量を減らす。
・紙はできるだけ再利用し、無駄遣いをしない。
・チェックリストを毎日つけることによって、環境保全の意識定着を図る。
・環境問題について、教師は情報を提供し、生徒は家庭で啓蒙、実践する。
(ロ)取組チェックリスト(取組項目の%は意識定着の達成目標)
下記のチェックリストを各月ごとに掲示し、生徒と教職員は毎日の取組をチェックする。
その達成状況をグラフ化し公開する。
取組項目(達成目標) |
取組内容 |
二酸化炭素排出量(エネルギー使用量)の削減 (80%以上) |
●教室等を使用しない時間は消灯した。 |
●パソコン等のOA機器の電源は帰宅時に切った。 |
|
●冷暖房時、教室の温度調節をした。 |
|
●エコドライブに気をつけた。 |
|
ゴミ排出量の抑制リサイクルの推進 (90%以上) |
●ゴミの分別を徹底した。 |
●紙類は細かくカットしたり、リサイクル利用し、 ゴミの量を減らした。 |
|
節水、水の効率利用 (95%以上) |
●水道水は流しっぱなしにしなかった。 |
教育活動、啓蒙活動 (95%以上) |
●環境問題について、教師は情報を提供し、 生徒は家庭で啓蒙、実践した。 |
5.実施体制
(総括)
(指導・助言)
(環境保全計画・運営)
(環境保全教育・活動指導) (環境保全調査・推進)
(ゴミ分別・点検・計量)
(専攻科2年3名)
(チェック項目を心掛け行動する)