ICT活用事例・ヒント集

第1回 無料アプリを使ってみよう


 まずはiPad、iPodの無料アプリを使ってみましょう。

     
BEAKER

画面いっぱいに広がったビーカーの中で、色々な物質を加えて化学実験ができるアプリ。発光したり爆発したり何度でも納得するまで危険な実験が安全にできます。カリウムに水をかけると激しく反応して光ります。次にマッチを擦ると・・・。実際には危険な実験も安全に観察することができます。どのような反応が起きているか化学記号や和名で表示します。

 
 Momentcam
このアプリは、写真を撮影して髪型や服装、背景を選んで似顔絵を作ってくれるアプリです。写真よりもプライバシーが守られるので交流学習の相手校へ送る自己紹介に使っています。とにかく劇的にカッコ良くなるので楽しくなります。  
LOL Movie

顔や声を色々な形に変えて表示・録画するアプリ。わずかな頭の動きや、表情の変化を強調してくれます。鏡では難しかった表情や視線移動の学習が楽しくできます。ゴリラの声、ネズミの声などに声を変えたり、水中、疑似赤外線カメラなどのエフェクトもかけられます。摂食指導の時は口元アップで。

 
PACR SYNC 

ペースシンクはiPadのカメラで顔をうつすだけで心拍数をリアルタイムに表示してくれるアプリ。人間には見分けがつかない顔色の変化を検知して脈拍をグラフと数値で表してくれます。むせやすい生徒への摂食指導に使っています。開発は「旭化成」です。先端技術の進化を感じさせてくれるアプリです。

 
その他のちょっとしたアプリ 
騒音測定
大人よりもこどもたちの方が音に敏感です。落ち着かない原因は意外な音かもしれません。遠くの草刈り機の音が不快だったり、大人には聞こえない周波数の音が集中できない原因だったりします。教室の環境を測るためのアプリがいろいろあります。 
MetalDetector いわゆる金属探知機です。鉄など磁石に反応する金属があるとメーターレベルが動きます。あまり実用的な役には立たないけれど、トレジャーハンターになった気分が味わえます。音の出るタイプのものを自撮り棒の先につけて宝探しゲームなどに使えます。
  
ヘルスケアアプリいろいろ
様々なヘルスケアアプリが無料で公開されています。ダイエットやトレーニングのためのアプリもたくさんあります。天気予報と連動して気圧の変化を知らせてくれるアプリを使うと、頭痛や体のだるさなど事前に予知でき、乗り越えることが容易になります。心拍数だけでなく、不整脈を検知するアプリなどもあり、運動時に有効です。
  


 「教室にICTを」とか「2020年までに一人一台携帯型端末を」といった言葉をよく目にします。パソコンでの経験から、機械物はちょっとという方も少なくないのではないでしょうか。
 iPadが発表されたのが2010年。まだ6年ほどしかたっていません。これから先、これまで以上のスピードで進化し続けるでしょう。あせることはありません。こどもたちと一緒に技術の発展を楽しみましょう。それが活用の第一歩です。


第2回 手作り教材事例に続く

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