平成18年度学校経営計画に対する最終報告書
石川県立高浜高等学校 NO.1
重点目標 |
具体的取組 |
実現状況の達成判断基準 |
集計結果 |
分析(成果と課題)及び次年度の扱い(改善策等) |
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1 |
基礎学力の定着及び個々の生徒に応じた学力の向上を図るために、授業の改善や工夫を行い、教科指導力を高める。 |
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研究授業を実施する雰囲気作りをし、さらにその機会を設けることにより、すべての教職員が研究授業に取り組む。 |
A 教師全員が指導案を作成し、研究授業を実施する。 B 教師全員が指導案を作成し、うち7割以上が研究授業を実施する。 C 7割以上の教師が指導案を作成し、うち5割以上が研究授業を実施する。 D 5割以上の教師が指導案を作成し、うち研究授業の実施が3割未満である。 |
A= 4.5% B=18.2% C=27.3% D=50.0% |
A+Bの合計が50%未満であるので、判定はCである。しかしながら、日々授業の改善に取り組むことは重要であるので、次年度は教職員が互いの授業を見せ合うといった気の張らない公開授業の推進とその雰囲気作りをしていきたい。 |
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A |
授業における生徒の学習意欲を高める。 |
A 授業で、すべての生徒がノートを整理する。 B 授業で、8割以上の生徒がノートを整理する。 C 授業で、5割以上8割未満の生徒がノートを整理する。 D 授業で、ノートを整理する生徒が半数に満たない。 |
A=13.0% B=56.5% C=30.4% D= 0.0% |
A+Bの合計がほぼ70%なので、判定はAである。目標は達成されたとは言え、生徒が授業でノートをとり整理することによって、授業に集中でき内容も身に付くので今後も続けていきたい。 |
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B |
家庭における生徒の学習意欲を高める。 |
A 家庭で、毎日2時間以上学習する。 B 家庭で、毎日1時間から2時間未満を学習する。 C 家庭で、毎日30分以上1時間未満学習する。 D 家庭で、毎日は学習しない。 |
A= 0.0% B=10.5% C=52.6% D=36.8% |
A+Bの合計が50%未満であるので、判定はCである。次年度は具体的な取り組みとして、各教科で週に1回以上の適切な家庭学習課題を出すように、また時折確認テストを実施するように教職員に働きかけていきたい。 |
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2 |
基本的な生活習慣の確立のために、共通理解に根ざした生徒指導に取り組み、遅刻指導を通じて規範意識を徹底させ、本校の帰属意識を高める。 |
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学期毎に2回全教職員による登校指導を実施し、生徒自らが積極的に大きな声で挨拶できるように指導する。 |
朝、教職員に出会った際に挨拶を必ずする生 徒と、ほとんどする生徒をあわせて A 80%以上である。 B 70%以上〜80%未満である。 C 60%以上〜70%未満である。 D 60%未満である |
A=56.5% B=30.4% C= 8.7% D= 4.3% |
基本的に挨拶はほとんどできるようになったが形式的な挨拶が目立つ。朝の登校中は出来るが校舎内での来校者に対しての挨拶、会釈などが出来ない。心から挨拶できるよう授業中や部活動の中でも全職員が共通理解を持ち厳しく指導する。 |
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A |
学期毎に2回全教職員による頭髪服装検査を実施し、清楚な身なりで登校できるなど、マナーが向上するように指導する。 |
朝、登校時に服装を整える生徒が必ずする生徒とほとんどする生徒を合わせて A 70%以上である。 B 60%以上〜70%未満である。 C 50%以上〜60%未満である。 D 50%未満である。 |
A=30.4% B=60.9% C= 8.7% D= 0.0% |
頭髪服装検査を実施することで一時的に清楚な身なりは出来るが、長期休暇(夏休み等)には非常に頭髪服装が乱れる傾向がある。 学期ごとに2回服装検査を実施し、規範意識を高める。そのためには、とにかく生徒とコミュニケーションを図り、目的意識を持たすことが大切である。 |
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NO.2 |
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重点目標 |
具体的取組 |
実現状況の達成判断基準 |
集計結果 |
分析(成果と課題)及び次年度の扱い(改善策等) |
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B |
現在も行っている入室許可制を徹底し、生徒に遅刻の防止を呼びかける。 |
生徒一人当たりの年間遅刻回数が A 1.5回以下である B 1.5から2.0回未満である C 2.0回から3.0回未満である D 3回以上である |
D |
生徒によっては、入室許可制を逃れるため休み時間に入室する生徒がいる。 朝の読書タイムを継続し、遅刻の抑止に働きかけ、次年度も遅刻減少に努める。 |
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C |
時間を守ることの大切さを指導するため、チャイムと共に授業の展開を図る。 |
チャイムと同時に授業の開始が A はとんどの授業がそうである B 1週間に1・2回できない C 1週間に3・4回できない D 1週間に5・6回できない |
A=69.6% B=21.7% C= 8.7% D= 0.0% |
チャイムの前の予鈴メロディにより事業開始を厳守する効果があった。 全教職員でベル着の徹底を図り入室許可制と同時に時間の大切さを指導する。 |
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3 |
生徒の進路実現を目指すために、本校の教育活動全体に通じる系統的進路指導体制の確立を図る。 |
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各学年毎に重点科目について補習授業を行い、進学希望者の実力向上を期すると共に各種模擬試験を行い、結果の分析を進学指導に活かす。 |
普通科1年生の実力テストと2・3年生進学希望者の補習授業・各種模擬試験の参加率が A 60%以上が受講・受験する。 B 50%以上60%未満が受講・受験する。 C 40%以上50%未満が受講・受験する。 D 40%未満しか受講・受験しない |
A |
参加率は今年度の目標値に達しているので、さらに高い設定にする必要がある。また、参加率だけでなく、補習による学力向上の効果が把握できるように模擬試験の結果を分析し、受講者のレベルと志望校に合わせた、きめ細かい学習指導プログラムが望まれる。次年度には参加率をアップさせ、さらなる学力向上を目指す。 |
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A |
サテライト講座の受講を促し、英語・数学の学力向上を図る。 |
普通科1年生と2・3年生進学希望者のサテライト授業における受講テキストのまとめが A 受講者の80%以上が、出来ている。 B 受講者の60%以上80%未満が、できている。 C 受講者の40%以上60%未満が、出来ている。 D 受講者の40%未満である。 |
B |
授業内容は、教師から求める内容で構成したものであるため、生徒の要求するレベル・単元との調整をして、より学習意欲を高めるものに精選する必要がある。 受講による学力の向上をどの程度実感しているか、アンケートを実施することにより、生徒の持っている達成感を調査・確認して、次年度のサテライト授業編成の参考にする。 |
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B |
保護者と連携を密にし、生徒の能力・適性をふまえた適切な進路選択をさせる。 |
第1学期の三年生三者懇談会において、保護者と生徒の意見が、 A 100%合致する。 B 80%以上100%未満において合致する。 C 70%以上80%未満において合致する。 D 70%未満しか合致しない。 |
B |
保護者の意見や教師のアドバイス等も参考にした広い視野で進路を選択する環境を整えることは、適性のミスマッチやドロップアウトを防ぐためには効果的である。 生徒や保護者との情報交換をする場を三者懇談だけと捉えず、機会ある毎に情報を伝え収集するように努める。 |
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C |
平素の学校生活を通じて、将来の社会生活に適応する生活態度の養成につとめ、礼法などの指導を行う。 |
3年生で面接試験を受験する生徒に対して、1人当たりの面接指導の実施が A 5回以上であった。 B 4回であった。 C 3回であった。 D 2回未満であった。 |
B |
指導回数を確保しても、特に就職試験の準備は同時期に重なるため、時間に追われ指導内容が薄いものにならないかという危惧がある。 面接や礼儀の指導をより充実した中身の濃いものにするため、指導を担当する教師を増員して効果的な内容にする。 |
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NO.3 |
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重点目標 |
具体的取組 |
実現状況の達成判断基準 |
集計結果 |
分析(成果と課題)及び次年度の扱い(改善策等) |
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4 |
生徒会活動の育成・強化に学校挙げて取り組み、成果が前年度実績を越える。 |
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部活動への全員加入を促進し、活性化を図る。 |
部活動への加入率が、 A 100%で、ほぼ全員が積極的に活動している。 B 95%以上〜100%未満である。 C 90%以上〜95%未満である。 D 90%未満である。 |
B |
おおむね全員加入の目標が達成できた。ただ、10月の集計で男子の数名が部を退部しており、担任・部顧問との連携した指導が必要である。次年度も同様の取り組みを継続していきたい。 |
A |
浜高祭(文化祭・体育祭)に全校生徒が積極的に参加し、協力して行えるように課題を提供して、生徒の意識を向上させる。 |
浜高祭(文化祭・体育祭)に A クラスの中心となって積極的に取り組んでいる。 B 自分の役割を責任を持って、十分に果たしている。 C 自分の役割を責任をもって半分程度まあまあ果たしている。 D 自分の役割をあまり果たしていない。 |
A=26.3% B=68.4% C= 5.3% D= 0.0% |
達成判断基準のA+Bの合計が95%であった。このことから、今年度初めて公開で行った行事としては、おおむね成功だったと考えられる。 |
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B |
ボランティア活動を積極的に推進する。 |
ボランティア活動に1年間で A 5日間以上参加してい。 B 2日から4日間参加している。 C 1日参加している。 D 参加していない。 |
A= 0.0% B=72.2% C=22.2% D= 5.6% |
達成基準のA+Bの合計が72%であった。次年度も同様の取り組みを継続していくが、生徒たちが積極的にボランティア活動に参加していけるように生徒会執行部を中心として取り組みの内容を工夫していきたい。 |
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5 |
「開かれた学校づくり]を推進するために、保護者や地域の方々と教育活動の連携を深める。 |
@ |
学校開放講座を開設し、定員を確保すると共に学校施設を利用して地域開放に努める。 |
学校開放講座への参加率が A 90%以上である。 B 80%〜90%未満である。 C 70%〜80%未満である。 D 70%未満である。 |
A |
地域の多くの人に参加して貰いもらい、おおむね初期の目的が達成された。次年度以降も地域の人に魅力ある開放講座を提案し学校理解に役立てたい。 |
A |
PTA総会、学年PTA、母親委員会、研修旅行、PTA講演会、PTA通信など、保護者とタイアップして企画立案し、活性化に務める。 |
PTA総会や学年PTAへの保護者の年間平均参加率が A 50%以上である。 B 40%〜50%未満である。 C 30%〜40%未満である。 D 30%未満である。 |
B |
種々の会合を通して、どうすれば保護者が参加しやすいのかを聞いて行っているが、まだまだ参加数が少ない。保護者が魅力を感じる企画立案の工夫も必要である。 |
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B |
学校行事等に保護者の積極的な参加を求め、学校・保護者の連携を深めてより学校を理解してもらう。 |
保護者が各種の学校行事に A 3つ以上の行事に参加した。 B 2つ以上の行事に参加した。 C 1つ以上の行事に参加した。 D 全然参加しなかった。 |
C |
学校行事にほとんど参加しない保護者も見られ、土曜・日曜開催等も含め、保護者の参加しやすい方法を提案していかなければならない。 |