平成19年度学校経営計画に対する最終報告

石川県立高浜高等学校

重点目標

具体的取組

実現状況の達成度判断基準

集計結果

分析(成果と課題)及び改善対策

 

基礎学力の定着や一層の学力の向上を図るために、授業の改善や工夫をおこない、教科指導力を高める。

 

 

 

@

 

 

 

研修・研修講座に積極的に参加し、教育ウィークを機に公開授業を展開し授業の改善を進める。

公開授業を実施し、外部の意見等を踏まえ

A:  授業改善が十分進んだ。

B:  授業改善が十分とは言えないが生かされた

C:  授業改善が少し生かされた。

D:  授業改善に生かされなかった。

A=6.3%

B=56.3%

C=18.8%

D=18.8%

 11月の教育ウィークを機に、全教員で公開授業に踏み切り授業の改善を進めてきた。現時点では十分とは言えないが、改善への契機としては十分成果があったと思われるので、今後も続けていきたい。

A

 

各教科で週に1回以上の適切な家庭学習課題を出すことによって、また時折確認テストを実施することによって、家庭学習の意欲を高める。

A:  家庭学習を毎日2時間以上した。

B:  家庭学習を毎日1時間以上した。

C:  家庭学習を毎日30分以上1時間未満した。

D:  家庭学習を毎日はしなかった。

A=8.4%

B=10.7%

C=29.0%

D=51.9%

 

CとDを併せると80%強の集計結果を得たので、成果は見られなかった。

次年度の改善対策として、全教員の協力のもと全教科にわたって、定期(中間・学期末)考査と定期考査の間に、最低1回の確認テストの実施を呼びかけていきたい。

B

 

授業のノートをチェックし、適切なアドバイスを通して、授業における生徒の学習意欲を高める。

A:  授業のノートを月に1回以上集めて、適切なアドバイスをしている。

B:  授業のノートを各学期に2回以上集めて、適切なアドバイスをしている。

C:  授業のノートはあまり集めないし、適切なアドバイスもあまりしていない。

D:  ノートのチェックはしていない。

A=37.5%

B=43.8%

C=12.5%

D=6.3%

 

成果は着実に見られるが、一層の基礎学力の定着と家庭学習の習慣づけを図り、適切なアドバイスの充実を呼びかけ、今後も続けていきたい。

 

基本的な生活習慣の確立を目指し、全教職員の共通理解に根ざした生徒指導に取り組む。

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学期毎に全教職員による登校指導を実施し、生徒自らが積極的に心で挨拶が出来るよう指導する。

 

朝、会った先生や地域の方に「おはようございます」と挨拶を必ずする生徒とほとんどする生徒が

A:  80%以上である

B:  70%以上〜80%未満である

C:  60%以上〜70%未満である

D:  60%未満である

A=42.9%

B=34.3%

C=15.7%

D=7.1%

 

 

 毎朝、挨拶運動をしているが、自分から積極的に挨拶する生徒は少ないと思われる。なぜ挨拶が必要なのか教育活動の中で意識を改善し指導していかなければならない。また、全く挨拶をしない生徒もいることも忘れてはいけない。

A

 

清楚な身なりで登校できるなど、マナーが向上するように指導する。

朝、登校時に服装を整える生徒が必ずする生徒とほとんどする生徒を合わせて

A:  70%以上である

B:  60%以上〜70%未満である

C:  50%以上〜60%未満である

D:  50%未満である

A=46.0%

B=42.4%

C=7.2%

D=4.3%

 朝、登校時に先生がいるから服装を整えるのでは意識改革にはならない。当たり前のことができるよう規範意識を高めたい。

 

B

 

現在も行っている入室許可制を徹底し、生徒に遅刻の防止を呼びかける

一度も遅刻をしない生徒が全校生徒の

A:  80%以上である

B:  70%〜80%未満である

C:  60%〜70%未満である

D:  60%未満である

 

Bである

 

 

目標には達しなかったが時間の大切さを充分、指導していきたい。また、遅刻ゼロ週間を学期に2回行い遅刻をしない習慣を身に付けさせる。

C

 

時間を守ることの大切さを指導するため、チャイムと共に授業の展開を図る。

 

A:  ほとんどの授業がそうである

B:  1週間に12回できない

C:  1週間に34回できない

D:  1週間に56回できない

A=31.3%

B=50.0%

C=12.5%

D=6.3%

授業開始の時間だけではなく終了時間も守りたい。また学校行事(全校集会)などにも早く行動し時間の大切さを指導していきたい。

 

 

 

 

 

多様な進路希望の実現のために、3年間を見通した計画的・組織的な進路体制の確立を図る。

 

 

@

 

各学年毎に重点科目について補習授業を行い、進学希望者の実力向上を期すると共に各種模擬試験を行い、結果の分析を進学指導に活かす。

普通科1年生の実力テストと2・3年生進学希望者の補習授業・各種模擬試験の参加率が

A:60以上が受講・受験する。

B:50%以上60%未満が受講・受験する。

C:40%以上50%未満が受講・受験する。

D:40%未満しか受講・受験しない。

 

Aである

 

模擬試験等は対象の生徒全員が参加した。

しかし一部の生徒は参加するのみで、学力向上の物差しとしての有効活用が完全にはなされていないように思える。

A

 

サテライト講座により英語・数学の学力向上をはかる。

普通科1年生と2・3年生進学希望者の校外模試における成績が

A:  受講者の60%以上が、上昇している

B:  受講者の45%以上60%未満が、上昇している

C:  受講者の30%以上45%未満が、上昇している

D:  受講者の30%未満しか、上昇していない

 

上昇した50%

変わらない40%

下降した10%

 

 サテライト講座による成果なのかどうかが明確にすることができないため、生徒のアンケートによる調査であるが、次年度ではもっと客観的な分析ができる調査方法を確立したい

B

 

社会や職業の構成や意義をよく理解し、認識させる。そのために進路に関する情報を整理・把握し、効果的活用をはかる

進路だよりの発行を

A:  4回以上発行する。

B:  3回発行する。

C:  2回発行する。

2回未満の発行である。

 

現在5号まで学校済みである。

 

回数のみならず、進路選択に向かい合うために必要なデータを、1〜3年生それぞれの段階に合ったものを提供していきたい。

C

 

平素の学校生活を通じて、将来の社会生活に適応する生活態度の養成につとめ、礼法などの指導を行う。

 

3年生で面接試験を受験する生徒に対して、1人当たりの面接指導の実施が

A:  4回以上であった。

B:  3回であった。

C:  2回であった。

D:  2回未満であった。

 

4回以上である。

 

 

回数だけにとらわれることなく、生徒が自主的に希望校や希望企業について調べるなど情報収集能力の育成を図るカリキュラムづくりが必要である。

 

 

 

 

 

 

生徒会活動の活性化に、学校挙げて取り組み、学校行事の充実を図り1年次生の部活動全員加入を目指す。

 

 

 

 

 

@

 

部活動への全員加入を促進し、活性化を図る。

 

部活動への加入率が、

A:  100%で、活動している。

B:  96%以上〜100%未満である。

C:  90%以上〜96%未満である。

D:  90%未満である。

 

Bである

 

 

  1年生は100%の加入率であるが、2年生、3年生と行くに従って徐々に低くなっている。部顧問と部員、部員同士の意思疎通を図り、定着率を高める必要がある。

A

 

浜高祭(文化祭・体育祭)に全校生徒が積極的に参加し、協力して行えるように課題を提供して、生徒の意識を向上させる。

浜高祭(文化祭・体育祭)に

A:  クラスやサークルの中心となって積極的に取り組んでいる。

B:  自分の役割を十分に果たしている。

C:  自分の役割をまあまあ果たしている。

D:  消極的に取り組んでいる。

A=11.7%

B=71.1%

C=10.2%

D=7.0%

生徒会執行部の努力にもかかわらず、全校生徒が一丸となって取り組んでいるとは言えない。全生徒の理解・協力が必要である。

82.8%の生徒が浜高祭に満足したと回答している。

B

 

ボランティア活動を積極的に推進する。

 

 

ボランティア活動に1年間で

A:  5日間以上参加している。

B:  3日から4日間参加している。

C:  1日から2日参加している。

D:   参加していない。

A=17.8%

B=25.5%

C=55.5%

D=0%

全校挙げての海岸清掃も、個人の次元における積極的なボランティア活動をするまでにはまだまだ達していない。色々な機会を捕らえて啓蒙し、推進する必要がある。

 

 

 

 

「開かれた学校づくり」を推進するために、地元中学校や地域の方々との教育活

動の連携を深める。

 

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学校開放講座を開設し、地域住民に学校施設の利用・学校理解を高める

学校開放講座を実施することで保護者や地域住民の学校理解に

A:  十分役立っている。

B:  一定の役割を果たしている。

C:  少ししか役立っていない。

D:  学校理解に役立っていない。

A=60%

B=40%

芸術の秋にふさわしい絵手紙教室だった。本当に興味関心の深い参加者になり、参加人数が少なかった。でも、参加した人は、大変満足して終了式を迎えた。

A

 

PTA総会、ホームPTAPTA講演会、PTA通信など保護者とタイアップして企画立案し、保護者の理解・協力を促す

 

副担任や部活動顧問等からも生徒の学校生活の情報が得られ

A:  満足のいくホームPTAである。

B:  一定程度学校の教育活動が把握でき、満足している。

C:  ある程度学校の教育活動が理解できる。

D:  学校の教育活動が理解できず、不満である。

A=19.3%

B=46.2%

C=29.4%

D=5.0%

各学年、各クラスで学年だより、クラスだよりを発行しているも、生徒から保護者へ印刷物が十分手渡されていないようである。学校行事等を通じても、保護者への広報活動に努める。

B

 

ホームページを通して必要な情報を適切に受・発信して、保護者・地域の意見を把握する。

ホームページを更新することで

A:  十分な情報を広報できている

B:  更新しているが、必要な情報がやや不足している。

C:  内容更新が不充分で、最新の情報の広報ができていない。

D:  古い情報が残ったままで、情報の広報活動が機能していない。

A=0.8%

B=14.8%

C=29.5%

D=54.9%

保護者への設問が十分でなかったので、Dの判定が多くなった。現実は保護者宅でのインターネットの普及が少なく、本校のホームページの閲覧が少ないということである。ホームページ以外の広報にも配慮する。

 今年度に関しては、浜高祭に保護者・地域の人が大変多く来校されたので、学校理解の広報に努力・工夫の必要性を感じた。

C

 

3年生の課題研究や総合学習の研究発表会を保護者等にも見学してもらい教育活動の理解に努める。

発表会を外部の人にも見学してもらい

A:  緊張感があり、やりがいを実感した

B:  1年間充実して取り組めた

C:  1年生、2年生の時と変わりなく取り組めた。

D:  発表会が負担に感じられ、授業に集中できなかった

 

A=49%

B=23%

C=14%

D=14%

1・2年生の生徒の前で自分達の考えのまとめ、製作したものを発表することは、今後とも必要であり、緊張感を持って一年間取り組んで、良い経験をした。

 保護者の出席については、生徒からの伝達がいっていない点があり、出席が少ない。今後、その方法を考えなければならない。