平成20年度 学校評価中間評価結果

                                                     石川県立養護学校

重点目標

 

具体的取り組み

主担当

評価の観点

実現状況の達成度判断基準

判定基準

備  考

中間評価判定とコメント















 

環境教育を積極的に進める











 

@





 

環境教育の推進
・エコをテーマにした授 業実践



 

各学部
教務課




 

環境教育を授業の中で指導できたか


 【努力指標】
 

各学部で環境教育に関する授業を
 A 3回以上実施した
 B 2回以上実施した    
 C 1回以上実施した    
 D 実施しなかった。

 

授業実施記録を基に、B以上を目標達成とする
 

中間評価でC以下の場合、実施方法の検討

 

判定A
授業回数
小学部 16回
中学部 60回
高等部 32回合計 108回
今後さらに取組みの充実を図りたい。

A





 

いしかわ学校版環境ISOを取得するとともに環境保全活動を推進
・リサイクル・リユースの推進
・節水・省エネへの取組み

プロジェクト
保健課
事務部



 

学校版環境ISOを取得し、校内のCO2 排出量を削減することができたか
 【成果指標】

学校版環境ISOを取得して、CO2排出量削減目標値を
 A 達成できた          
 B 80%以上削減できた
 C 60%以上削減できた
 D 60%未満しか削減できなかった     

12月、2月の集計基準から、B以上を目標達成とする

プロジェクトチームによる判定会開催 事務部と連携
 

判定A
 学校版環境ISO取得
 多岐にわたって取り組みを実施している。
CO2削減量についても確実に削減されている。

 







































 

外部機関・外部専門家と連携して指導方針の改善を図り専門性
を向上させ































 

@






 

関係機関との連携システムの確立
・他機関との連携
・取組の方向性の確認


 

プロジェクト
各学部





 

OT・PT・ST等との効果的な連携がはかれたか
 
 【成果指標】

 

OT,PT,ST等との連携システムについて
 A 窓口を定め、スムーズに連携のコーディネイトができた
 B 連携のコーディネイトがほぼできた
 C 連携のコーディネイトがあまりできなかった
 D 連携のコーディネイトができなかった

各部門ともB以上を目標達成とする



 

プロジェクトチームによる判定会開催


 

判定A
 「連携システム」について、アンケートの結果は83,7%「できている」と回答している。
 今後さらに成果をあげるよう努めていきたい。

 

A




 

身体運動機能向上のための指導を充実
・PTとの連携
・動作法を生かす

 

各学部




 

PTとの連携ができ指導の充実をはかるれたか

 【努力指標】

PTと
 A 連携して指導の充実が十分はかれた
 B 連携して指導の充実がほぼはかれた
 C 連携はできたが、指導に反映できなかった
 D 連携できなかった

アンケート集計でB以上を目標達成とする
 

プロジェクトチームによる判定会開催
 

ABC  判定B

 連携回数(10月14日現在)
 PT: 5
 OT:24
 ST:13
 その他:3 計45回
 開始時期が遅れたにもかかわらず、予定より多く連携することができ、新たな視点を取り入れた指導の充実が見られる。
 アンケートの結果、「外部専門家との連携」について81,8%が「連携の成果が生かされている」と回答している。
 今後さらに連携の成果が指導に活用されるよう図っていきたい。



 

B





 

コミュニケーション指導の充実
・STとの連携



 

各学部





 

STとの連携ができ指導の充実をはかれたか

 【努力目標】
 

STと
 A 連携して指導の充実が十分はかれた
 B 連携して指導の充実がほぼはかれた
 C 連携はできたが、指導に反映できなかった
 D 連携できなかった          

アンケート集計でB以上目標達成とする

 

プロジェクトチームによる判定会開催

 

C





 

姿勢、諸動作の改善
・OTとの連携
・学習や作業姿勢の改善
・機器の調整

 

各学部





 

OTとの連携ができ指導の充実をは
かれたか

 【努力指標】
 

OTと
 A 連携して指導の充実が十分はかれた
 B 連携して指導の充実がほぼはかれた
 C 連携はできたが、指導に反映できなかった
 D 連携できなかった       

アンケート集計でB以上達成とする


 

プロジェクトチームによる判定会開催

 

D





 

スイッチ類の製作と活用
・製作会の開催
・成果物の活用


 

情報研修課




 

教材教具を製作し活用できたか


 【努力指標】
 

スイッチ類の使用が必要な児童生徒で
 A 成果物等で30個以上の活用ができた
 B 成果物等で20個以上の活用ができた
 C 成果物等で10個以上の活用ができた
 D 成果物等の活用ができた

 

B以上を目標達成とする



 

9月、2月全職員にアンケート実施


 

判定A
 スイッチ製作合計32個で目標達成
 製作数は目標を達成したが、活用については課題があり、見直しを図りたい。

 
















 

県央南部総合養護学校(仮称)の開校に向け、両校が協力して準備を進める








 

@







 

合同委員会の設置と開催
・明和との合同委員会の設置
・開校に向けた課題の整理
・解決方策の確立

 

教務課
総務課
全 課





 

開校にむけた課題の整理をおこない、解決方策を確立することができたか。

 【努力指数】
 

合同委員会での1年目課題に対して
 A 80%について外部に説明可能な状態にできた
 B 60%について外部に説明可能な状態にできた
 C 40%について外部に説明可能な状態にできた
 D 40%未満についてしか外部に説明可能な状態にできなかった

B以上を目標達成とする





 

保護者に不安調査も実施する




 

判定B
 1年目の取り組みとしては「満足」「ほぼ満足」するを合わせて、保護者アンケート82,9%、職員72,7%の回答を得た。
 説明責任を果たすため、保護者にわかりやすい情報の提供を図りたい。

A




 

授業や行事での交流
・交流できる行事や授業の検討


 

各学部
指導課
進路課
教務課
寄宿舎
 

授業や行事等で交流の機会をもてたか

 【努力指標】
 

授業や行事等で
 A 全学部で交流ができた
 B 2つの学部で交流ができた
 C 1つの学部が交流ができた
 D 交流ができなかった
 

B以上を目標達成とする


 

9月調査でCの場合、学部ごと課題解決をはかる

判定C
 交流が実現したのは寄宿舎のみ。現在、中、高では、予定されているが、小学部は交渉中である。実現に向けて努力したい。











 

寄宿舎における指導の充実を図る







 

@









 

個別指導計画の活用
・指計画のPDCAサイクルの確立
・ケース研究会の開催






 

寄宿舎









 

個別の指導計画をいかし成果を上げることができたか

 【成果指標】




 

個々のコミュニケーションに関する目標を設定し
 A 全員が目標のステップをあげることができた
 B 70%以上が目標のステップをあげることができた
 C 50%以上が目標のステップをあげることができた
 D 50%未満しか目標のステップをあげることができなかった
 

ステップアップ内容の検討を行い、B以上を目標達成とする



 

9月でDの場合、課題解決に向け検討





 

判定A
 舎生の全員が1段階以上のステップアップができた。アンケート結果では成果に「満足する」職員80%、保護者は舎生以外からも含めて16名あった。今後も個々の自立に向けた支援ができるよう努めていきたい。


 








学校関係者評価委員会開催結果について

                                                            石川県立養護学校 








 

実施時期等
(1)日 時  平成20年10月30日(木)9時30〜10時30分
(2)場 所  本校会議室
(3)出席者  学校関係者評価委員4名 (保護者3名、大学教授1名 )
         本校職員5名
(4)内 容  ・学校評価中間評価自己評価の説明
         ・学校関係者評価委員の意見・提案

 
 

1 評価委員のご意見

(1)自己評価に対する総合的な評価について
・ 学校の先生方とは、これまで同様よい関係を築いていくことができればと思っています。評価の内容、取り組みについては良いと思います。
・ アンケート結果から、保護者の皆さんが学校のことをよく思っている、連携がうまく取れているということが分かりました。評価の内容・学校の取り組みについては良いと思います。来年は、もっと、厳しい目で見ていかなければならないとも思いました。
・ 先生と保護者とがこれからも連携してよい関係を築き、子どもたちが楽しい学校生活を送ることができればと思います。評価の内容、学校の取り組みについては良いと思います。
・ 県養の良いところは、保護者の小さな声が先生方の届くことです。その声を聞いた先生方がよく頑張っていると思います。
 
(2) 学校の取り組みに対するご意見
・ エコについて教えることはよいが、玄関が暗いので明るくできないか。
・ かかりつけ医と学校での外部機関との連携によってうけたアドバイスにズレがあって、親として困ったことがあった。
・ 給食試食会と中学部の合宿が重なっていた。試食会は、試食するだけでなく、子どもの食事の姿を見るという目的もあるのではないか。
・ 給食試食会の目的がわからなかったので、昨年参加したから今年は参加しなくてもよいと考えたが、そうした目的があればまた考える。
・(献立のスパゲッティーで使用された割りばしについて)本校は以前からスパゲッティーには割りばしを使用している。必要な時に必要な道具を提供することのほうが大切であり、一番使いやすいものを使うことは正しいことだと思います。
・ 地域の食材を生かしたメニューを提供することもよいのではないか。レシピをつけて楽しんでもらうことも大切ですね。
・ 事故のことで「ヒヤリ・ハット」を熱心にやられていると思うのですが、神経質になっているように感じます。慎重になりすぎて、いろいろな取り組みに消極的になってしまわないよう気をつけ、子どもたちが楽しく活動できるように進めてほしいです。
・ アンケートについて、先生方も「学校経営」「教育計画」のアンケートをとり、双方比較できるよいと思います。
・ 環境教育について、学校でできたことが社会に出て、実行できるかどうかが重要です。生徒一人一人が学校の外でプレゼンするなど、外に向けたアクティブな行動をしてください。県養護で養ったものを外部に伝える手助けを、先生方にして欲しいと思っています。
 
 
2 評価を受けて
 以上のように、全体として、自己評価の内容は適切で、取り組み状況も良いとの評価をいただきました。今後は委員会でいただいたご意見に対して、環境への取り組み、外部専門家との連携など改善点を見直すこととします。また、評価項目や行事については、来年度の取り組みの参考とします。