北陸の義経

尼御前岬

史実と伝説

都落ちして奥州に向かう義経一行の中に尼御前という尼がいた。尼御前はこれから向かう安宅の関の警備の厳しさ、この先足手まといになることを憂い、義経主従の無事を祈りながらこの岬から身を投げたということです。この事からこの岬を尼御前岬と呼ぶようになりました。

見所

国定公園加賀海岸のちょうど真中にあり、美しい風景が楽しめます。近くには北前船で栄えた町並みを残す橋立、北前船の里資料館、硲伊之助美術館があり、少し足を延ばすと中谷宇吉郎雪の科学館があります。
北陸自動車道尼御前サービスエリアから、遊歩道が整備されているので、ドライブの途中にちょっと寄ってみるのも良いかも。。

文学

徒然草第47段に尼御前という登場人物がいましたがこれはちょっと関係ないようです。
ここの尼御前岬は内田康夫の「化生の海」に登場します。

交通

石川県加賀市美岬町
JR 加賀温泉駅からタクシーで20分
北陸自動車道 尼御前サービスエリア

実際に訪問される際は最新のガイドブックや地域のWEBページでご確認下さい。