北陸の義経

「義経の船隠し」

史実と伝説

 義経が、奥州に逃げる時、この富来町関野鼻というところに来ました。そして嵐を避けるためにこの入り江(ヤセの断崖の近く)に船を隠した、と伝えられています。 入り江の奥行きは100メートルほどあり、ここに義経は48隻の船をかくしたといわれています。
またこの近くには義経が刀の試し切りをしたという義経一太刀岩や、厳門の方には義経と弁慶が将棋をしたという碁盤島があります。

見所

能登金剛にある景勝地で「ゼロの焦点」でも有名なヤセの断崖があります。
また「泣き砂の浜」(琴が浜)まで足をのばせたら行ってみるのも良いのでは。

文学

富来町出身の作家には、加能作次郎などがいます。
また、ヤセの断崖は松本清張の名作「ゼロの焦点」の舞台となっています。

交通

羽咋郡富来町前浜
能登道路西山ICから
JR羽咋駅から能登西部バス富来行きで終点下車、関野経由門前行き前浜下車

実際に訪問される際は最新のガイドブックや地域のWEBページでご確認下さい。