図書委員会だより

平成24年度 おはなし会

✿日時:平成241221日(金)放課後(15時半~16時半)

✿場所:図書館閲覧室

✿参加者数:1年生(10人)、2年生(19人)、先生方(3人)

 本校図書館において、平成24年度 おはなし会が行われました。語り手は 本田 和 さんです。

ひとり語りを主体に、夏目漱石、宮沢賢治などの物語や、室生犀星、谷川俊太郎などの詩、平家物語・万葉集・奥の細道などの古典、そして和・洋の民話を語りで表現されています。今回のおはなし会では、「雪女」、「夢十夜」(第1夜、第3夜)、「狐の窓」を語ってくださいました。

【おはなし会の様子】

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物語の世界に引き込まれるような、身振り、手振り、声色の変化によって、本の中の人物の性格や顔まで浮かんでくる、表情豊かな語りでした。おはなしの内容の中には、授業でも扱っていたものもありました。話を知っている生徒たちも活字で読むのとは違い、今まで以上に想像力を働かせることができたようです。

「自分で本を読むのとは違って、おはなしを聞くと、とても温かな気持ちになった。」

「本を読むのとは違った臨場感が味わえてよかった。」

「語りでしか出せないような不思議な雰囲気がする中でとても楽しめた。」

生徒の感想から、みな、心があたたまる体験になったとのことでした。

みなさんはおはなし会に参加したことはありますか。小さい頃や小学校、中学校などで読み聞かせなど、参加したことがある人もいると思います。誰もが知っている話でも、まるで本当に体験したかのような表情、情熱、感動を味わえます。本を読んで感じるだけでなく、それ以上の読み聞かせによるリアリティをみなさんも再度、体験してみてはいかがでしょうか。