中島高校創立40周年記念公演

第2回卒業公演   センポ・スギハァラ  終演(2003・6・29)

                    重厚なテーマを第2期生が好演!!

杉原千畝がロシア大使館との交渉にでかける途中、ユダヤ難民の子・モイシェに日本のコマをプレゼントした。 杉原幸子夫人が次男の千暁さんと神奈川県から観劇に訪れました。終演後のカーテンコールで舞台に上がった幸子夫人は、”生徒たちの演技を見て、心打たれるものがありました。”とスピーチしました。

ポーランドを逃れたヤンクル家とメンデル家の人たちが、カウナスの仮家に到着した。 戦況の変化で、領事館を立ち退かなければならない時がやってきた。 千畝が乗る列車の駅まで、ビザを求めて集まったユダヤの人たち。

カーテンコール。公演には、英語指導助手のウオルト先生と小林先生(演劇担当)が特別出演した。 入念にメイク。真剣な表情が意気込みを感じさせます。 ドレスリハーサル。出番の合間に余裕を見せる生徒も。

思わぬプレゼントに涙ぐむ出演者 昨年の感動の舞台の主役たち。後輩の応援に駆けつけてくれました。 観劇に来た友だちとハイタッチ。終演後の劇場ロビーは、歓声で盛り上がりました。

楽日の終演後のスタッフとの記念撮影。
みんなの表情に、舞台を終えた安堵感・達成感・満足感・解放感などがあふれています。



【卒業公演予告】(2003・5)

6月27日の公演初日は、ほぼ満席となりました!

  杉原幸子さん(千畝夫人)観劇予定
 神奈川県在住の杉原幸子さんから校長先生あてに、
「生徒さん方が熱心にお稽古に励まれて居られます事と思いますので、是非拝見させて頂きたく存じます。」との手紙が届きました。



第2回卒業公演「センポ・スギハァラ」作/平石耕一 演出/東  修


 第2次世界大戦中、リトアニア領事だった杉原千畝は、ドイツ軍に追われるようにしてポーランドから避難してきたユダヤの人々にビザを発給しました。
 その数は、6,000枚と言われています。
 そして、杉原千畝が発給したビザで生き延びることができたユダヤの人たちは、「命のビザ」として千畝のことを語りついでいます。
 今回、中島高校演劇コース3年生が、平石耕一さん作の「センポ・スギハァラ」に挑戦することになりました。戦争を知らない生徒たちが、どんなふうに演じるのか注目してください。

5月20日、衣装合わせが行われました。衣装は、出演する生徒たちが自宅にある古着を持ち寄り、演出担当の東修さんに見てもらいました。
右端が幸子役の河田さん 中央が千畝役の山田くん 衣装合わせは、にぎやかな雰囲気の中で行われました


 キャスティングは、1月に決まりました
 台本の読み合わせは、前年の10月
から始めました
 3月22日、神奈川県在住の杉木ら幸子
夫人を坂尻学校長・小林先生・小島千佳
(モイシェ役)が訪ねました
「ウイークエンド石川」が取材しました

1月16日、石川県庁の文教記者室で卒業公演「センポ・スギハァラ」の記者発表会を行いました


第2回卒業公演 「センポ スギハァラ」は、4回上演を予定しています。
初日には、能登島中学校・中島中学校の全校生徒が鑑賞に訪れます。

◆ 日 時 : 平成15年6月27日(金) 開場14;00 開演14;30
               6月28日(土) 開場14;00 開演14;30
               6月28日(土) 開場18;00 開演18;30
               6月29日(日) 開場14;00 開演14;30
    ◆ 会場 中島町「能登演劇堂」
    ◆ 料金 無料ですが、整理券が必要です。
          整理券は、能登演劇堂の受付カウンターに置いてあります。
          満席の場合は、入場をおことわりすることがありますので、あしからずご了承ください。

            主催/石川県立中島高等学校
           後援/中島町  中島町教育委員会  能登演劇堂