テキスト ボックス: もどる平成21年度 学校経営計画に対する最終評価報告書

石川県立能登青翔高等学校

 

重点目標

具体的取組

実現状況の達成度判断基準

集計結果

分析(成果と課題)および次年度の扱い(改善策等)

基礎・基本の徹底と、生徒にとってわかる授業、生徒が意欲的に取り組む授業の工夫を図る

@

緊張感を持った授業組立に取り組み、授業規律を確立させる。(私語、居眠りを無くす)

学習意欲が高まり、指導に満足している割合が、

75%以上   B65%以上

55%以上   D55%未満

授業評価アンケート結果の平均により、「やや良い、良い」の割合が、教員評価82%、生徒評価88%

A

特別時間を設定し、漢字学習を推進する。

3回の漢字検定で4級に満たない生徒の割合が、

25%以内   B30%以内  C35%以内

範囲外

5級以下の生徒の割合が、37.2%(22人)

特別時間を設定し、読書活動を推進する

5冊以下の生徒が

25%以内   B35%以内  C45%以内

5冊以上読破した生徒数は、26人/59人(44%)

図書館平均貸し出し冊数で、 14.3冊/人

図書貸出5回以下の生徒の割合27%(16名)

B

適切な学習課題を課して生徒の家庭学習時間を増加させる。

年間を通して学習課題を

A毎週適切に課した    B時々課した

Cあまり課さなかった

家庭学習時間量0.5時間以上が

70%以上   B60%以上

50%以上   D50%未満

 

 

 

教師評価 A16%、B27%、C56

生徒評価 A48%、B39%、C13

 

 

 

通常でB 66%、考査前でA 90%

漢字検定を含む各種資格取得への取り組みを推進する

資格取得に意欲的に取り組む生徒の割合が、

75%以上   B50%以上  C50%未満

2級以上の資格取得者数が、

15%以上   B10%以上  C5%以上

 

 

64%(38名)

 

 

34%(20名)

学校関係者評価委員会の評価

全体に生徒に対する取り組み状況は良い様子であるが、家庭学習時間に問題がある。対応が必要である。

 

学校関係者評価委員会の評価結果を踏まえた今後の改善方策

生徒個々の進路目標をより具体化させて進路意識の向上を図ることにより自覚を促し、学習時間量の増加を図る。

特別時間設定を変更して漢字学習、読書活動を推進する。

 

重点目標

具体的取組

実現状況の達成度判断基準

集計結果

分析(成果と課題)および次年度の扱い(改善策等)

豊かな人間性の育成を推進する

@

身だしなみ指導で違反回数に応じた指導を推進させる。

繰り返して指導を受ける生徒の割合が、

10%以内   B15%以内

20%未満   D20%以上

2回以上指導を受けた生徒の割合 27%(16人)担任注意

3回以上 〃          15%(9人)生徒指導注意

登下校時や職員室の入退室時にきちんと挨拶が出来るよう、生徒会活動を推進する。

全員が元気な挨拶をしていると思う割合が、

90%以上   B80%以上  C70%以上

教師評価  57%

生徒評価C 75%

A

農場施設の有効活用も踏まえたボランティア活動の推進

参加した生徒の満足度が

80%以上   B70%以上

60%以上   D50%以上

満足している割合が88%、ボランティア活動に肯定的な考えの割合が65%(職員は、生徒の満足度を71%、理解度を57%と感じている)

体力アップ1校1プランに基づいた、基礎体力の向上を図る。

5月と1月に体力測定を実施したとき、記録向上した生徒の割合が、

80%以上   B70%以上

60%以上   50%以上

(縄跳び、長距離走などを継続的に行う方策を採った)

立ち幅跳びで86%向上、持久走で86%向上した

学校関係者評価委員会の評価

生徒と職員のあいだで挨拶に関して達成度評価に差がある。職員の要求レベルまでレベルアップが必要であり、更なる具体的な取組が必要

 

学校関係者評価委員会の評価結果を踏まえた今後の改善方策

容儀(身だしなみ)指導は集会ごとに教員全員で対応することで生徒自信の理解と意識の向上を促す。

農場施設を有効利用したボランティア活動(プランター花壇を作り地元へ提供)を継続する。

 

重点目標

具体的取組

実現状況の達成度判断基準

集計結果

分析(成果と課題)および次年度の扱い(改善策等)

教員の指導力向上の取組を推進する

@

互見授業と生徒の授業評価を通した授業改善の推進

授業見学した回数(授業時数)が、

4回以上   B3回   C2回   D1

19時/16人≒1.2

C,Dの回答者を減少させるための方策を検討する。

A

教科指導等研究会やセンター研修等への参加による教科指導力の向上

年間を通して、研修や情報交換会に参加した回数が、

4回以上   B23回   C1回   D0

25回/16人≒1.6

C,Dの回答者を減少させるための方策を検討する。

学校関係者評価委員会の評価

具体的取組の継続、特に授業見学推進が求められる。

 

学校関係者評価委員会の評価結果を踏まえた今後の改善方策

研究授業および研究協議会、情報交換会への参加、並びに他教科の授業見学の回数を増加させて教師自身の意識改革と指導力向上を図る。

 

 

重点目標

具体的取組

実現状況の達成度判断基準

集計結果

分析(成果と課題)および次年度の扱い(改善策等)

特色ある教育活動の積極的な情報提供を行い、保護者や地域から信頼される学校づくりを図る

@

学校だよりを利用して積極的な情報発信に努める。

活動状況がよく分かると回答した割合が、

85%以上   B80%以上

70%以上   D70%未満

情報提供のアンケート結果は全体で89%(保護者78%、地域94%)である。

A

教育ウィーク期間を中心に、学校公開を推進する。

来校者アンケートで、本校の教育活動に対して満足しているか、

A満足している B不満はない C不満である

インフルエンザによる授業打切り、休校措置に一部重なったため、来校者がほとんどいなかった。

学校関係者評価委員会の評価

毎月発行する学校だよりは、学校の特徴であり、地元地域への情報発信の有効な手段としてはたらいている。

 

学校関係者評価委員会の評価結果を踏まえた今後の改善方策

学校だよりの発行頻度(毎月)を維持し、併せて内容の充実を図ることおよび、地域のケーブルTV等のマスメディアの利用を図る。

アンケート対象を増やして評価してもらう。

 

重点目標

具体的取組

実現状況の達成度判断基準

集計結果

分析(成果と課題)および次年度の扱い(改善策等)

農業教育の重要性に対する理解と農業の持つ教育力を発揮できるよう、農場設備の活用方法の工夫や農場経営の改革を図る。

@

栽培・飼育・加工などの農業実習を通して達成感を得るとともに健全な勤労観を養う。

農業(栽培・飼育・加工)を学習したことを良かったと思う生徒の割合が、

80%以上   B70%以上

70%以上   D70%未満

よく思う生徒12%、思う生徒58%、合計で70%

(3年生で88%と、学年が進むと増加傾向となる。)

A

農場教育施設を利用した体験学習の推進を図り、農場の開放の促進と農業への興味・関心の増加を図るため開放講座(県民大学校)を開講する。

指導に満足している割合が、

80%以上   B70%以上

70%以上   D70%未満

とても満足している23.8%、満足している71.4%、合計で95.2%

次年度も開催希望が80.9%である。

 

学校関係者評価委員会の評価

地域に開かれた農業教育としては農業に関した開放講座は有効である。

 

学校関係者評価委員会の評価結果を踏まえた今後の改善方策

開放講座の講座数を増やして農業への興味・関心・理解を高める。

 

重点目標

具体的取組

実現状況の達成度判断基準

集計結果

分析(成果と課題)および次年度の扱い(改善策等)

能登高校地域創造学科(農業系・福祉系)の学習と鳳柳寮運営の円滑な推進を図る。

@

能登高校地域創造科1年生(農業系・福祉系)の後期授業が能登青翔高校の校舎でスムーズに授業展開される

違和感なく授業が展開されたと思う生徒の割合が、

90%以上   B80%以上

70%以上   D60%以上

平均85%の生徒が違和感を持たなかった。(能登青翔高校生徒は94%、能登高校生徒は76%違和感を持たなかった。)

A

鳳柳寮のこれまでの寮日課と寮運営を生かした生活指導体制の確立を図る

寮日課、寮内規則を守れない生徒が1ヶ月につき、

1人以下   B2人以下

3人以下   D4人以上

8人の生徒が該当したが、軽微なものが多く、指導件数は1件であった。

学校関係者評価委員会の評価

2つの学校の生徒が同居している状態の寮において、問題なく進行していることは重要であり、今後発生する諸問題については、舎監会議等で素早い対応を継続する。

学校関係者評価委員会の評価結果を踏まえた今後の改善方策

本校の授業日課時間を検討し、2校が円滑にかつ同時間帯に授業を実施できるようにする。

寮の生活日課時間を検討し、2校共通の規律を設け、公平公正な対応ができるようにする。