〜農業クラブについて〜

 日本学校農業クラブ 通称FFJFuture Farmers of Japan)は、昭和25年に全国組織として結成されました。活動の概要は、農業に関する科目の学習や諸活動に積極的に参加し、農業に関する科目の各分野の向上・発展を図る能力と態度を身に付けさせることをめざして実践的な活動を行うものです。


平成20年度農業クラブ全国大会(開会式)

 日本学校農業クラブ

 
この日本学校農業クラブの活動をより高めるために、全国を9つのブロックに分けて活動しています。
 石川県は、富山県・福井県・新潟県・長野県と同じ
「北信越ブロック」に入ります。
 北信越ブロックで、毎年8月に「農業クラブ北信越大会」を開催しています。大会会場は5県持ち回りとなっており、5年に1度、石川県で開催されています。(平成20年度は石川県開催)


平成20年度 農業クラブ北信越大会
(この年、事務局を担当)

 石川県学校農業クラブ連盟は、翠星高校・能登青翔高校七尾東雲高校津幡高校の4校が加盟しています。この4校で石川県内の農業クラブ活動を運営しているのですが、現在、専門の農業高校は本校1校だけとなり、農業クラブ石川県連の事務局は、翠星高校が担当しています。


農業クラブ活動の目標

1 指導性を高める

集団活動の中で、互いの意見をまとめたり、各自の立場を理解しながら全体を運営する指導力を身につけます。
リーダー研修会などを通して、クラブ員の指導性を高めることをめざしています。


リーダー研修会


2 社会性を高める
社会の一員として意欲的に課題に取り組み、自主的に活動する実践力や協調性のある態度を身につけます。
さまざまなボランティア活動に参加し、社会性を高めています。


能登半島地震の被災者訪問活動


3 科学性を高める
科学的なものの見方を学び、新しい知識や技術を体得し、将来の農業を創造する力を身につけます。
プロジェクト発表などを通して、科学性を高める取り組みを行っています。


各種大会について

1 石川県学校農業クラブ県連大会

発表部門・技術競技部門があります。
発表部門は、意見発表・プロジェクト発表があり、それぞれ「食料区分」「環境区分」「文化生活区分」の3つに分かれています。
技術競技部門は、農業鑑定競技・平板測量競技・農業情報処理競技の3つに分かれています。
さらに、農業鑑定競技は、「園芸区分」「食品科学区分」「造園区分」の3つに分かれています。
上位入賞すると、全国大会へコマを進めることができます。


2 日本学校農業クラブ連盟全国大会
平成19年度 広島県、20年度 佐賀県で開催されました。
21年度は茨城県で開催されます。