茶道具の名称と点前の用語

1.床  

掛け軸   一行物・画賛・消息物・色紙などがある。
花入   竹・焼き物・銅・籠・塗り物
薄板   床が畳の場合、薄板を敷いて「花入」を置く
  季節のものを入れる。
飾り物   


2.茶道具  

風炉先屏風   炉用・風炉用がある。
風   炉   唐銅(からかね)・鉄・陶器で作らてれる。
  種類として、道安風炉・朝鮮風炉・琉球風炉・土風炉などがある。
  鋳鉄製:形や模様によって名前がつけられている。
  使う時、使わない時がある。
  大棚・小棚があり、塗り物・木地と多くの種類がある。  
水  指   焼き物(陶磁器)が多く、他に塗り物・金属・木地・ガラスなどがある。
茶  器   抹茶を入れる器(特に薄茶用)で、主に「棗(なつめ)」を使っている。
  ほとんどが塗り物で、蒔絵がしてあり、大棗、中棗、小棗、平棗などがある。
  棗のほかに、「中次」「吹雪」「金林寺」などの、茶器がある。
茶 入 れ   濃茶器とも言い、 濃茶用の抹茶を入れる器で、殆どが焼き物(陶磁器)である。
   国焼き:日本各地の窯で作られた物。
   渡来物:主に今の中国で焼かれた物がある。  
茶   碗   ほとんどが焼き物(陶磁器)である。
  国焼き:日本各地の窯で作られた物。
  渡来物:主に今の中国・韓国・朝鮮のほか、東南アジアなどで焼かれたもの。 
茶   杓   主に竹製で、木地・塗り物・象牙などがある。
蓋   置   竹・焼き物・金属(打ち出し物ともいう)で作られてる。
建   水   こぼしとも言う。金属・焼き物・木地・塗り物がある。
香   合   炉または風炉に焚く「香」をいれる器で、炉の場合は焼き物を風炉の場合は、木   地または塗り物を使う。
菓 子 器   主(おも)菓子用には、食籠(じきろう)・鉢・縁高などがある。千菓子用には、
  盆( 木製・金属製・焼き物・塗り物)や、皿(木地・金属・焼き物)などがある。
水次やかん   水指に水をつぎ足すのに使う「やかん」で、今クラブで使っているのは、「腰黒」と
  言う水次ぎやかんです。