ねっとりと濃く練り上げられた濃茶を飲むためには、饅頭、練物やきんとんなどの餡(あん)が主体になっている主菓子が調和します。主菓子は、縁高(ふちだか)【下写真】や、銘銘皿(めいめいざら)などに一人一つずつ出されます。
樹齢が最低でも三十年以上、主に七、八十年から百年以上の古木の若葉の芽先。
樹齢が三年から十五、六年程の若木の新芽。
茶入
陶製の小壷。薬味入、香料入などに使われていた容器の転用品。
棗
代表的な薄茶器。元来は唐物茶入の挽家で、薄茶器に転用して、形を整えたもの。
多め抹茶に湯を回数を分けて注ぎ、馴染ませるようによく混ぜ合わせ、練り上げる。
抹茶に湯を一度に注ぎ、よく混ぜながら空気を含ませ、泡立てるようにて点てる。