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学習指導案

対象生徒 普通科 1年生 40人
科目名 情報A
使用教科書 情報A(日本文教出版)

  • 1 単元名 情報を理解しよう(情報伝達の工夫)
  • 2 単元のねらい
    •  情報伝達の仕組みを「絵を言葉で伝える」実習によって体験的に理解させるとともに情報伝達手段の種類とそれぞれの特徴を理解させる。その上で,相手に分かりやすく情報を伝えるための活動として,プレゼンテーションソフトを使用しての実習を行わせる。
  • 3 単元の指導計画(総時数6時間)
    • 第1次(2時間) 情報の伝達とは
    • 第2次(4時間) プレゼンテーション制作実習
  • 4 本時の学習(第1次 第1時)
    • (1)題目    コミュニケーションの成立
    • (2)本時のねらい
      •  自分が描いた絵を言葉のみで伝える実習を通して,情報の記号化および情報の復号化を体験させ,情報の受け渡しにおけるプロセスを理解させる。また,言葉を使って情報を伝達する際に,情報の受け手が質問できるかどうかで,片方向通信と双方向通信の両方を体験し,それぞれの特徴を理解させる。
    • (3)準備・資料等 実習プリント
    • (4)本時の展開
時間 学習活動(学習内容) 学習指導上の留意点 評価規準【観点】(方法)
導入
5分
1.実習内容を把握し、二人一組となる ○プリントを配布し,実習内容を説明する
○前時に学習した情報の記号化と復号化について簡単に説明する

展開
40分
2.【実習A】片方向の情報伝達
・送り手は3分で絵を描く
・送り手は絵を言葉で伝える
(説明時間は2分間)
・受け手は言葉から絵を描く
(受け手は質問できない。)
・互いの絵を比較する

・役割を交替し繰り返す

・実習の体験を通して,情報の記号化と復号化の理解を深め,それぞれの意味を実習プリントに記入する

3.【実習B】双方向の情報伝達
・送り手は3分で絵を描く
・送り手は絵を言葉で伝える
(説明時間は2分間)
・受け手は言葉から絵を描く
(受け手は質問しながら)
・互いの絵を比較する

・役割を交替し繰り返す

・情報伝達における片方向と双方向の特徴を考え,実習プリントにまとめる

○実習A
・一斉に行い,制限時間を守らせる
・身振りや相槌等を禁止し,純粋に言葉のみの伝達を行うよう注意する
・絵の比較は絵の特徴が伝わったかどうかに注目させる


・実習結果を尋ねながら,記号化と復号化の意味を再確認させる


○実習B
・一斉に行い,制限時間を守らせる
・絵を説明する際に,質問と返答を行わせ,双方向の伝達であることを強調する




・実習AとBを比較させ,どちらが正確に情報が伝わるのかに着目させる










【知識・理解】
情報は,記号化と復号化を経て伝達されることを理解している
(実習プリント)











【知識・理解】
情報伝達における片方向通信と双方向通信のそれぞれの特徴を理解している
(実習プリント)
まとめ
5分
4.実習プリントをまとめ提出する ○実習プリントを回収する