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学習指導案

対象生徒   科  年生  
科目名 情報C
使用教科書 情報C(日本文教出版)

  • 1 単元名 ネットワークとコミュニケーション(ネットワークのしくみ)
  • 2 単元の目標
    •  ハブやルータなどネットワークを構築する上で必要な機器について知らせ,LANを仮想的に設計する実習を通してネットワークの仕組みについて理解させる。さらに,情報通信においては,ルールとしてプロトコルを共通にしなければならないこと,そうすることによって世界中のコンピュータ間で情報のやりとりが可能になることを理解させる。また,インターネットにおいては,Webページの閲覧や電子メールなど様々なサービスが存在しており,その仕組みについても実習を通して理解させる。
  • 3 単元の指導計画(総時数9時間)
    • 第1次(9時間) ネットワークのしくみ
  • 4 本時の学習(第1次 第3時)
    • (1)題目    ネットワークを支える技術
    • (2)本時のねらい
      •  コンピュータがネットワークを介して,データのやりとりをする際にプロトコルが必要であることを認識し,TCP/IP簡単な仕組みを理解する。
      • 【知識・理解】
      •  コマンドプロンプトからftpコマンド,getコマンドを実行しファイルサイズと伝送速度から,ダウンロードに要する時間を計算することができる。
      • 【技能・表現】
    • (3)準備・資料等 FTPサーバ(Q&A参照),説明ファイル実習ファイル
    • (4)本時の展開
時間 学習活動(学習内容) 学習指導上の留意点 評価規準【観点】(方法)
導入
5分
1.学習内容を把握する ・授業内容を説明する
展開
40分
2.説明を聞く

・モデムやルータのはたらきについて理解する

・IPアドレス(IPv4,IPv6),ドメインネームを利用して,ネットワーク上のコンピュータが区別されていることを理解する
・インターネットではTCP/IPというプロトコルで,データのやりとりが行われていることを理解する


・データ通信と,人間が行うコミュニケーションを対比させて,ネットワークを介したデータ通信の仕組みについてまとめる

3.実習
・サーバ上にあるファイルについて,LAN上で転送されるのに要する時間を,ファイルのサイズとネットワークの伝送速度から計算する



・サーバ上にあるファイルを実際に,自分のパソコンに転送し,実際の伝送速度を調べる
○説明ファイルのスライドを用いて以下の説明を行う
・ネットワーク接続に必要な機器の種類と働きについて説明する
・ネットワーク上でコンピュータを特定する仕組みについて説明する

・データ通信をする際にプロトコルが必要であることを,説明する
・TCP/IPの仕組みを簡単に説明する

・ネットワーク上のデータ通信が,日常生活で行われるコミュニケーションと似たしくみで行われていることを理解させる


○実習
・実習ファイルを配布する
・実習内容について説明する
・LANの伝送速度を100Mbpsとして計算させる
・ファイルサイズや伝送速度で使われるkやMについて理解していることを確認する

・スタートメニューのコマンドプロンプトを起動させる
・[ftp (教師機のIPアドレス)]と入力させる
・[get (ダウンロードするファイル名)]と入力させる
・ファイルのダウンロード完了後に表示される,経過した時間と転送速度を記録させる














【知識・理解】
データ通信の際,プロトコルが必要であることを認識し,TCP/IPの簡単な仕組みを理解している
(実習ファイル)















【技能・表現】
ファイルサイズと伝送速度から,ダウンロードに要する時間を計算することができる
(実習ファイル)
まとめ
5分
4.実習ファイルをまとめ提出する

○実習ファイルを回収する