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学習指導案

対象生徒 普通科 1年生 40人
科目名 情報A
使用教科書 情報A Welcome to 'IT'(実教出版)

  • 1 単元名 マルチメディアの活用(情報の統合)
  • 2 単元のねらい
    •  名刺の制作実習において,スキャナによる画像のディジタル化を行う。ディジタル化することにより,画像情報がコンピュータで編集・加工が可能となることを実習体験から理解させ,画像情報を加工する技能を身に付ける。あわせて,個人情報や著作権の保護についての理解を養う。
  • 3 単元の指導計画(総時数3時間)
    • 第1次(第1時) 画像のディジタル化と加工・編集
    • 第1次(第2時) 名刺の作成
    • 第1次(第3時) 著作権と個人情報の保護と作品の完成
  • 4 本時の学習(第1次第2時)
    • (1)題目     名刺の作成
    • (2)本時のねらい
      •  名刺作成ソフトを使用して,画像を取り入れた名刺を制作する。制作実習を通して,画像を適切に加工・編集する技能を身に付ける。また,名刺に記載する自分の個人情報の選択を考えることによって,個人情報を適切に管理する態度を養う。
    • (3)準備・資料等 名刺印刷用紙,名刺作成ソフト使用説明書,カラープリンター
    • (4)本時の展開
時間 学習活動(学習内容) 学習指導上の留意点 評価規準【観点】(方法)
導入
10分
1.名刺作成ソフトの機能を知る
○名刺作成の手順を説明する
・名刺サンプルの提示
・名刺作成ソフト説明書配布


展開
35分
2.名刺を作成する
 作成手順
・名刺に載せる情報の選定
・文字情報の入力
・フォントや色などの修飾
・作図機能によるデザイン
・スキャナで画像の取り込み  (生徒証の写真を利用)
・画像の加工・編集
・名刺への画像の挿入
・全体のデザイン


3.自分の作成した名刺をディスプレー上で表示させて,周囲の人の作品を見て回る


4.名刺の手直しを行う


5.名刺をカラープリンタで印刷する
○名刺作成上の注意点
・名刺としてどのような情報を掲載すべきか,個人情報の扱いという観点から考えるよう指示する

・作成実習中,必要に応じてソフトウェアや機器の使い方を指導する




○まわりの人の作品を見て,お互いに改善点を出し合うように指示する





○カラープリンターを印刷に必要な台数を準備しておき,プリンターへの出力方法を指示する
【関心・意欲・態度】
自分の個人情報の管理という点から名刺に盛り込む内容を選択できる
(観察・名刺)



【技能・表現】
ソフトウェアを使用して画像を適切に加工できる
(名刺)
まとめ
5分
6.ファイルの保存を確認し,名刺を1枚提出する ○ファイルを各自の個人フォルダに確実に保存させる