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学習指導案

対象生徒   科  年生  
科目名 情報C
使用教科書 情報C(日本文教出版)

  • 1 単元名 情報化の光と影(情報化が内包する問題)
  • 2 単元の目標
    •  情報化の進展に伴って,個人情報の漏洩や情報操作などの問題が生じていることを認識させ,個人情報の保護のため自分に関する情報の管理の義務や,情報の収集・発信には自分が責任をもつ必要があることを理解させる。さらに,ハイテク犯罪についてのビデオを視聴することによって,安全に情報社会に参画し,意思決定を行う態度を育成する。
    •  また,情報の活用においては,著作権保護の必要があることを,著作権法などの法律とともに理解させる。
    3 単元の指導計画(総時数5時間)
    • 第1次(1時間) 個人情報の漏洩と保護
    • 第2次(1時間) 情報操作(新聞の記事を比較する)
    • 第3次(1時間) 著作権の保護
    • 第4次(1時間) 現実性の喪失と情報依存
    • 第5次(1時間) ハイテク犯罪
  • 4 本時の学習(第2次 第1時)
    • (1)題目    情報操作(新聞の記事を比較する)
    • (2)本時のねらい
      •  新聞の紙面を比較し,同じ情報でも異なった印象を受けることに気づき,その原因をまとめることで,情報の発信に伴う個人の責任を自分の問題として捉える。
      • 【関心・意欲・態度】
    • (3)準備・資料等 同じ内容をあつかった複数の新聞記事,実習プリント
    • (4)本時の展開
時間 学習活動(学習内容) 学習指導上の留意点 評価規準【観点】(方法)
導入
5分
1.グループに分かれ,新聞記事を受け取るとともに,実習内容を把握する ○4人程度のグループをつくるよう指示する
○見出しを切り取った,同じ内容の新聞記事を,各班に2つずつ配布する
○実習内容を説明する


展開
40分
2.実習1
新聞記事にタイトルを付ける
・受け取った2つの記事にそれぞれタイトルを付ける。
・実際の新聞記事に付けられたタイトルと,自分で考えたタイトルを比較し,考察する

3.実習2
2つの新聞記事を比較する
・2つの記事を比較して,異なった印象を受けた点を挙げる
・印象が異なった理由を考え,まとめる


○新聞は,見出し→リード→本文の順に構成されており,本文→リード→見出しの順に,内容が凝縮していることを説明する。


○タイトルから受ける印象と,記事の内容から受ける印象に違いがないか意識するよう注意する


○情報収集する際の留意点も考えるよう指示する










【関心・意欲・態度】
記事の表現の仕方による,印象を違いの理由をまとめ,情報の発信に伴う個人の責任を自分の問題として捉えている
(実習プリント)
まとめ
5分
4.実習プリントをまとめ提出する

○実習プリントを回収する