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学習指導案

対象生徒   科  年生  
科目名 情報C
使用教科書 情報C(日本文教出版)

  • 1 単元名 情報機器の発達とディジタル化(情報のディジタル化)
  • 2 単元の目標
    •  アナログとディジタルの違いを理解させるとともに,アナログ情報である絵柄をディジタル情報にする原理を実習で体験させる。さらに,ディジタル化した情報には,元の情報の形態にかかわらず統合して容易に扱えること,コンピュータで編集したり,転送したりできることなどの利点があることを理解させる。その反面,複製などのディジタル化に関わる問題点の存在についても考えさせる。
  • 3 単元の指導計画(総時数5時間)
    • 第1次(2時間) アナログとディジタル
    • 第2次(1時間) 情報の単位
    • 第3次(1時間) ディジタル化の利点
    • 第4次(1時間) ディジタル化の問題点
  • 4 本時の学習(第1次 第2時)
    • (1)題目    ディジタル情報への変換2(実習「画像情報のディジタル化」)
    • (2)本時のねらい
      •  Excelのシートを使い,自分が描いた絵を2進数に,また2進数を絵に変換する実習を通して,画像情報のディジタル化の仕組みについて知ろうとする。
      • 【関心・意欲・態度】
      •  画像情報をディジタル化することにより,容易に正しく情報伝達できることを理解する。
      • 【知識・理解】
    • (3)準備・資料等 実習ファイル
    • (4)本時の展開
時間 学習活動(学習内容) 学習指導上の留意点 評価規準【観点】(方法)
導入
5分
1.実習内容を把握し、二人一組となる ○実習ファイルをダウンロードさせ,実習内容を説明する
○前時に学習した画像情報のディジタル化について簡単に説明する


展開
40分
2.実習1
 絵を2進数に変換しよう
・実習ファイルのシート[step1]の四角内(16×16マス)に0,1を使って絵を描く


・画面の右側には,描いた絵にあわせて,4桁ずつ区切られた16桁の0,1が正しく表示されていることを確認する。
・画面の左には,描いた絵が縮小されて表示されていることを確認する


3.実習2
2進数で表現された画像情報を伝達し,絵を再現しよう
・情報を伝える際は,実習ファイルのシート[step1]の16×16桁の0,1を友人に伝える
・情報を受ける際は,実習ファイルのシート[step2]に受け取った情報を入力する
・ディジタル化された情報をもとに,再現された絵が正しいことを確認する
・2人がともに絵を描き終えてから,互いに絵を見比べ同じ絵であることを確認する
○実習1
・一斉に行い,制限時間を守らせる
・半角で0,1を入力し,他の数字は使用しないよう注意する
・0は白,1は黒,他は青色に表示されることを説明する
・画面の右には,絵を書いた通りに,0,1が表示されていることを確認させる

・デコボコした絵も,縮小してみると,滑らかに見えることに注目させる


○実習2
・友人に伝える際,0,1は左から右へ,上から下へ順序よく伝えるよう指示する
・情報を相手に伝える際,互いに絵は見せないよう注意する
・もしも,2人の絵が違っていたら,間違えた原因を見つけ,手直しさせる
(絵をディジタル化する際のミスor情報伝達のミスorディジタル化された情報を復号化する際のミス等)











【関心・意欲・態度】
画像情報のディジタル化の仕組みについて知ろうとしている
(観察・実習ファイル)









【知識・理解】
画像情報をディジタル化することにより,容易に正しく情報伝達できることを理解している
(実習ファイル)

まとめ
5分
4.実習ファイルをまとめ提出する

○実習ファイルを回収する