【メニューへ戻る】

学習指導案

対象生徒   科  年生  
科目名 情報B
使用教科書 新版情報B Information & Solution(実教出版)

  • 1 単元名 情報技術と社会(社会を支える情報技術)
  • 2 単元の目標
    •  他教科(理科・化学)と連携した,過酸化水素の分解で発生する酸素による質量減少を電子天秤を使って測定し考察を行う実習に主体的に取り組むことで,実際の情報通信と計測・制御などの情報技術のしくみを理解する。さらに情報技術を積極的に活用しようとする態度を養うとともに問題点にも目をむけ,情報社会を主体的に生きる社会人としての素養を身につける。
  • 3 単元の指導計画(総時数5時間)
    • 第1次(2時間) 社会をささえる情報技術
    • 第2次(1時間) 人にやさしい情報技術
    • 第3次(2時間) ITが開く21世紀
  • 4 本時の学習(第1次 第1・2時)
    • (1)題目    コンピュータによる計測・制御
    • (2)本時のねらい
    •  電子天秤をコンピュータに接続・設定し,計測を行うことができる。
      【技能・表現】
    •  情報機器の動作・接続について理解し,その応用を考えることができる。
      【知識・理解】
      ※他教科(化学)と連携し,過酸化水素の分解で発生する酸素による質量減少を電子天秤で測定し,考察を行う。
    • (3)準備・資料等 パソコン,電子天秤,実験装置,試薬
    •           シリアル通信ケーブル(規格 RS232-C)
    •           実習プリント1 データ記入用ファイル
    •           実験説明用スライド資料 データ記入用ファイル(サンプルデータ) 
    • (4)本時の展開 (複数教員のチームティーチングで行うことが望ましい。)
時間 学習活動(学習内容) 学習指導上の留意点 評価規準【観点】(方法)
導入
5分
1.本時のねらいを確認する ○本時のねらいをプロジェクタを用いて説明する

展開
90分

途中休憩10分
【実習】
2.電子天秤とパソコンを接続する
3.電子天秤とパソコンの設定し,動作確認を行う
4.試薬と実験装置をセットし,計測を行う
5.より良い値が得られるよう実験装置を改良し,もう一度実験を行う
6.2つの実験結果をグラフで比較し,装置の改良の効果を判断する
7.得られた結果から,過酸化水素の分解反応を考える
8.このような計測装置を用いた応用事例を考える
9.得られたグラフから化学反応と数学の関わりについて考察する

○プロジェクタで写真を示し,説明する
○ワークシートに従って設定を行うよう指示する
○プロジェクタで写真を示し,説明する
○実験結果をプロジェクタに映して改良点を考えさせる

○あらかじめ計測結果が自動的にグラフになるような表計算ファイルを準備しておく
○少し時間をとって,話し合いが行われるように配慮する
○ワークシートに記入させる

○ワークシートの空欄を埋めることにより考察を進めさせる



【技能・表現】
電子天秤をコンピュータに接続・設定し,計測を行うことができる
(観察)









【知識・理解】
情報機器の動作・接続について理解し,その応用を考えることができる
(レポート)
まとめ
5分
10.実習の感想を書く ○ワークシートに感想を記入させる