11月2日(木)5、6限目に、本校格技場にて模擬選挙を行いました。これは2015年に選挙権年齢が18歳に引き下げられたことをうけて、高校生に主権者としての自覚を持たせることを目的としており、県選挙管理委員会・市選挙管理委員会に依頼して開催しています。
　5限目は、県選挙管理委員会の方から、選挙はなぜ大切なのか、どうして投票にいかなくてはならないのか、18歳になったらどのような選挙運動が可能なのかなど、有権者として必要不可欠な知識を、○×クイズを交えながら、楽しく、丁寧に教えていただきました。
　6限目は実際の投票です。受付や立会人なども生徒の中から選出し、市選挙管理委員会の方にお手伝いいただきながら、架空の候補での参議院議員選挙の投開票を行いました。この時、実際に用いられている投票箱や記載台、投票用紙に触れることができたことは、とても貴重な経験であったと思います。選挙管理委員会の方は、無効票が２票(多事記載１・白票１)出たことに驚いておられ、「政策に100％賛成できなくても、できるだけどちらかの候補者に投票し、意見を示してほしい」と感想を述べておられました。また生徒からは、「投票用紙が曲げても開くし、書き心地も良くて驚いた」「選挙がなぜ大切なのかわかった。有権者になったら責任を持って投票に行きたい」という声が聞かれました。
　1年生が主権者としての自覚を持って自分の意見を発信できる人になってくれることを願っています。