平成18年度学校経営計画に対する最終評価報告書
重点目標 |
具体的取組 |
実現状況の達成度判断基準 |
集計結果 |
分析(成果と課題)及び次年度の扱い(改善策等) |
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1 |
部活動の推進 |
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運動の習慣を定着させ、健康の増進と体力の向上を図るため週2回の部活動を実施する。 |
スポーツ部の活動に満足したのは A 9割以上が満足 B 8割以上9割未満が満足 C 7割以上8割未満が満足 D 満足したのは7割未満 |
評価 A A:44% B:56% C:0% D:0% |
【成果】週2回の部活動を始めて大半の保護者が満足している。 【課題】回数を増やしてほしいとの一部の要望があるが、スクールバスの関係もあり、週2回が限度であることが課題である。 |
スポーツ部の活動メニューは A 5種目以上用意できた B 4種目用意できた C 3種目用意できた D 2種目以下であった |
評価 A ストライクボード、和太鼓、フットベース、Tボール、卓球 5種目 |
【成果】活動メニューは季節や行事ごとに工夫し、5種目以上用意し、活動できた。 【課題】次年度も部活動の時間を有効に使っていくことが課題である。 |
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2 |
地域の資源を活用した教育活動の展開 |
A |
個別の教育支援計画及び個別移行支援計画に書かれたニーズについて支援機関との具体的連携を図りながら個別の指導計画に反映する。 |
児童生徒の教育的ニーズを個別の指導計画に反映させることができたのは A 全員に対してできた B 8割以上全員未満 C 7割以上8割未満 D 7割未満 |
評価 B A:7% B:93% C:0% D:0% |
【成果】個別の指導計画に教育的ニーズを反映させることができた。 【課題】反映できても、いかに実践し、成果はどうであったかという評価を明確にすることが課題である。 |
我が子の教育について保護者は A 全員が満足 B 8割以上全員未満が満足 C 7割以上8割未満が満足 D 7割未満が満足 |
評価 B A:40% B:60% C:0% D:0% |
【成果】アンケートの結果、8割以上の保護者が満足しているとの回答を得た。 【課題】十分に満足できていない保護者がいることに焦点を当て、さらなる効果的な指導をめざすことが課題である。 |
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3 |
地域や小・中・高等部のつながりを重視した教育活動の推進 |
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地域のひと・もの・こととの関わりを取り入れた学習活動の在り方を授業研究や随時行われる研究会で検証し、学校の特色を生かした年間指導計画を作成する。 |
分校の現状を踏まえた指導計画を 作成できた教員は A 全員 B 8割以上全員未満 C 6割以上8割未満 D 6割未満 |
評価 B A:13% B:60% C:20% D:0% |
【成果】研究課題として取り組み、次年度にも使える年間指導計画集を作成することができた。指導計画を検証するための授業研究会を年間14回開くことができた。 【課題】児童生徒の実態に応じた年間指導計画に従ってスモールステップの学習指導の積み重ねが課題である。 |
4 |
個々の生徒の適性にあった職場開拓と現場実習の実施 |
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・個の適性に合った現場実習を実施する・個の適性に応じた職種に就労する・ハローワークや関係施設、福祉協議会などの支援を受けて取り組む |
現場実習先の仕事内容に A 全員が満足 B 7割以上全員未満が満足 C 5割以上7割未満が満足 D 5割未満が満足 |
評価 A 実習生は6名 全員が満足している |
【成果】高等部2年生徒4名、3年生徒2名について現場実習を行うことができた。実習内容には全員満足している。 【課題】就職に結びつく実習先確保が課題である。 |
希望する進路先に決まったのは A 全員 B 7割以上全員未満 C 5割以上7割未満 D 5割未満 |
評価 A 卒業生は2名 |
【成果】1名は希望通り福祉就労、もう1名は福祉就労と必要に応じての一般就労に決まった。 【課題】進路先を地域に限定しないで広域での進路選択を可能にすることが課題である。 |
重点目標 |
具体的取組 |
実現状況の達成度判断基準 |
集計結果 |
分析(成果と課題)及び次年度の扱い(改善策等) |
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1 |
早期教育相談の実施 |
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医療や福祉、保育所及び総合養護学校と連携を図り幼児教育相談室での相談・支援体制を確立する。 |
幼児教育相談室での相談・支援内容に A 9割以上が満足 B 8割以上9割未満が満足 C 7割以上8割未満が満足 D 7割未満が満足 |
評価 A アンケートの結果 A とても満足 9 B やや満足 1 C あまり 0 D まったく 0 |
【成果】相談者は15名、来校相談は年間100回であった。アンケートの結果は9割以上が満足しているとの回答であった。 【課題】引き続き教育相談事業を展開する上で必要な専門性を高める校内研修計画を立てることが課題である。 |
2 |
重度・重複障害の児童に関する教材・教具の工夫と指導実践 |
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地域の小中学校教員を対象にした地域のプロを講師にした教材・教具制作研修会を開催する。 |
教材・教具研修会は教育指導上参考になったかのアンケートの結果 は A 9割以上 B 8割以上9割未満 C 7割以上8割未満 D 7割未満 が参考になった |
評価 A アンケートの結果は A とても参考 12 B やや参考 3 になった C あまり参考 0 D まったく参考 0 にならなかった |
【成果】木工によるおもちゃの作り方の研修では、木工ミシンやドリルの使い方などをプロから学ぶことができた。今後自作教材を作る上で参考になる。また、情報に関する研修会も行うことができた。 【課題】教材・教具制作研修会への参加を地域の学校に呼びかけたが参加はなかった。実施時期や呼びかけ方法に工夫が必要である。 |
3 |
特別支援教育講演会の開催 |
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石川教育の日に合わせて地域の学校に呼びかけ、特別支援教育講演会を開催し、理解啓発を図る。 |
教育講演会の内容に A 9割以上が満足 B 8割以上9割未満が満足 C 7割以上8割未満が満足 D 7割未満が満足 |
評価 A アンケートの結果 9割以上がおおいに満足との結果 |
【成果】学校公開及び教育講演会を実施することができた。 講演会には保護者のほか、ボランティア育成講座の受講生も参加していただいた。はじめて養護学校を訪れた方も子どもたちとふれあう中で理解を深めたとの声も聞けた。 【課題】次年度もこのような講演会を開くことが課題である。 |
4 |
地域における相談機能の充実 |
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障害に応じた教育相談体制を確立し、希望する小学校中学校等との連携を図る。 |
専門相談あるいは地域支援室での 相談内容に A 8割以上が満足 B 6割以上8割未満が満足 C 4割以上6割未満が満足 D 4割未満が満足 |
評価 A アンケートの結果は A とても満足 7 B やや満足 2 C あまり 0 D まったく 0 |
【成果】専門相談は28名、年間45回実施している。アンケートの結果半数の回収率でほぼ満足しているとの回答を得た。 【課題】今後、知的障害のみならず肢体不自由も専門相談の対象となるので、その部門の研修を積み、実績を積み上げることが課題である。 |
重点目標 |
具体的取組 |
実現状況の達成度判断基準 |
集計結果 |
分析(成果と課題)及び次年度の扱い(改善策等) |
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1 |
地域の資源を活用した教育活動の展開 |
@ |
地域のいろいろな人的資源の活用を図り講師に招いたりして交流を深める。 |
地域の人的資源を活用した作業学 習などの活動を A 年間10回以上実施できた B 年間8回以上10回未満 C 年間6回以上8回未満 D 年間6回未満 |
評価 B 郷土料理3 果樹剪定1 陶芸実習1、植木1 魚の調理1、清掃1 |
【成果】郷土料理講習会や果樹剪定講習、魚の裁き方講習などの作業学習を行うことができた。 【課題】今後もできる限り地域の人的資源を活用した学習を工夫展開することが課題である。 |
養護学校について A 8割以上が理解した B 7割以上8割未満が理解した C 6割以上7割未満が理解した D 6割未満が理解した |
アンケート実施せず |
【成果】講師の方々に養護学校についてのアンケートを実施しなかった。しかし、講師は生徒達と交わる中で十分満足されている印象を受けた。 【課題】このような活動を続けることで理解を深めていけるので、継続することが課題である。 |
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A |
地域へ積極的に出かけ奉仕活動を通して地域の一員であることの自覚を持たせる。 |
奉仕作業は生徒にとって役に立っ たかのアンケート結果は A 8割以上 B 7割以上8割未満 C 6割以上7割未満 D 6割未満 |
評価 A アンケートの結果生徒のほぼ全員が満足 |
【成果】柿収穫作業や筍掘り、読み聞かせの活動などの奉仕作業で生徒達はできることを精一杯成し遂げることができた。一人一人に変容が見られた。 【課題】奉仕先からまた来年もお願いしたいとの要望もあることから、継続することが課題である。 |
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生徒は自主的に活動し、内容に満 足したかのアンケート結果は A 8割以上が満足 B 7割以上8割未満が満足 C 6割以上7割未満が満足 D 6割未満が満足 |
評価 A 職員アンケートの結果ほぼ全員が満足したとの結果を得た。 |
【成果】自主性を待たせるために一人一人ができるところに着目し、活動を計画した。その結果それぞれが自信を持って活動することができた。 【課題】活動内容を常に見直しながら、生徒の実態に応じて工夫していくことが課題である。 |
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2 |
少人数を生かしたきめ細やかな指導と全校のつながりを生かした活 動の工夫 |
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地域で営まれているいろいろな産業や施設での体験活動を通し、教養を深める。 |
体験活動を通して地域の産業に A 8割以上が満足 B 7割以上8割未満が満足 C 6割以上7割未満が満足 D 6割未満が満足 |
評価 A 生徒アンケートの結果ほぼ全員が満足したとの結果を得た。 |
【成果】塩づくり体験やホースセラピー体験など地域ならではの体験学習を行うことができた。身近にいながら体験できなかったことを実現できたことに意義がある。 【課題】地域ならではの体験活動の発掘が課題である。 |
体験活動により児童生徒に変容が 見られたかの職員アンケート結果 A 8割以上に変容 B 7割以上8割未満に変容 C 6割以上7割未満に変容 D 6割未満に変容 が見られた |
評価 B 職員アンケート結果から A じゅうぶん 6 B すこし 6 C あまり 1 D まったく |
【成果】ホースセラピー体験では動物嫌いの子も馬に乗れるようになったという変容が見られた。 【課題】変容をしっかりとらえるには、体験実施前の実態把握をしっかりつかんでおくことが大事である。 |